大学間合併に我思う
私の母校が合併してからはや26日。
新型コロナウイルスの件でそれどころではなくなりましたね。
一刻も早くコロナウイルスが
宇宙上から消滅することを祈るだけです。
ということで、早速本題に。
ネガティブなというより、これからへの期待を込めて記します。
母校合併のしらせ
神戸新聞2019年3月23日付の記事で初めて知りました。
※ということにしておきます。
事実を知った時には、喪失感というよりも、
「やっぱりか」という思いの方が強かったです。
同級生とかに聞いてみても、
驚く反応こそみせたが、それ以上ではなかった。
大学の統廃合のながれ
そもそも文科省としては、大学の統廃合を進めたいようで、
国公立大学を中心に今、合併の動きが進みつつある。
〇大阪府立大学と大阪市立大学(2022年開学)
https://www.osakafu-u.ac.jp/info/new_univ/
引用:大阪府立大学ホームページ
〇兵庫医科大学と兵庫医療大学(2022年予定)
https://univ-journal.jp/29926/
引用:大学ジャーナルONLINE
〇大阪医科大学と大阪薬科大学(2021年開学)
https://univ-journal.jp/26428/
引用:大学ジャーナルONLINE
大学職員としてどう思うか
先ほどはあくまで一部を記載しましたが、まだ他にも動きはある。
少子化などの影響により受験生獲得競争が激化する中で、
お互いが生き残りを懸けて合併する。
傍から見ていると平成時代の銀行合併劇と同じく見えるが、
当事者として立つ側からすると危機感しか感じない。
そして今回のコロナの件で、
色々と揺れ動くことが想定(既に始まっているか)される。
・保証人(保護者)の経済事情悪化
・学年暦変更の可能性(9月入学)
そうしたことを踏まえると今後、
進学者数が想定している以上に減じるだろうなと…
神戸山手と関西国際について思うこと
これはTwitter上でも何回か記しましたが、
あえて非があるとするならば、
神戸山手側の対応じゃないのかなと。
卒業生、関係者に対してのお詫びが一切なかった。
この1点だけです。ホンマに。
発表してから今日に至るまで一言も無かったですからね。
感情論になりますが、
大学って社会に出る前最後の学生生活なので
「思い出」が一番強く残るんですよね。
人によっては「学歴」ってことで、
誇りに思う部分でもあるわけで。
上で書いたことと矛盾しますが、
今回、大学・短大の歴史をあっさりと消され、
私は少しだけ喪失感を持っていました。
最後に
一部の方が関西国際大学に対して怒りをぶつけていましたが、
それは筋違いの話です。
もし、怒りをぶつけるとするならば、
合併に際し、保護者や卒業生に対しての説明を蔑ろにした
神戸山手の経営陣に対してでしょう。
と、怒りはここまでにしておいて、
今後さらに大学間の合併は進むと思います。
こうした大学間合併に際し、
感情論が爆発し表層化するのを避けるために、
まずは水面下でしっかりと話し合いをし、
明確な方向性を語れるようにするべきでしょう。
そして未来を「熱く」語れるようになって欲しいです。
以上
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