私にとって海のほねなしは「自由」の象徴です
久々すぎる投稿ですが、大事なことなので書き残しておきます。
私は海のほねなし(海産無脊椎動物)の魅力を伝えたい!とあれやこれやと色々やっております。
もちろん好きだから♡なんだけど,その根底には「自然を守りたい」という想いがあって,生き物や地球について知ることが自然を守る第一歩になると信じているからです。
でも,もっともっと根本的な海のほねなしが私に与えてくれた大きなメッセージを思い出したのでシェアします!
先日,活動の一環で「ウミウシ」についてのお話をさせてもらいました。
ウミウシは食べたものの器官を取り込んで使うことができる!(例:海藻から得た葉緑体で光合成をする)というビックリ能力を紹介したところ,みなさん良い反応で私は大変ご満悦でした(笑)
すごいでしょ?ありえないと思っていたことを普通にやっている!それがほねなしです。
私がその洗礼を受けたのは中学生の頃。
テレビでクラゲの特集番組を見た時です。
番組の中でクラゲの一生の紹介がありました。そしたらなんと,クラゲはまず分裂で増える!それだけならまだしも,横に分裂していたと思ったら今度は縦分裂を始める!!!!!!そして縦分裂した一つ一つが泳ぎ出す・・・はぁぁ。
横分裂はまだわかる!でも縦にもいくの!?というのが第一ショック。
さらに,テレビでやっていたパラオのタコクラゲとやらは光合成をする褐虫藻と共生していて自分でご飯を食べなくてもいいらしいじゃないか。日光を浴びていればいいらしい。昼間にぷかぷか日光浴をする優雅なクラゲさんたち。
ちょっと自由すぎやしないかい?と戸惑いながらも受けた衝撃は凄かった。
中学生,超思春期!家庭でも学校でも窮屈さを感じていた私にはあまりにも自由すぎるそのクラゲがとても羨ましく思えました。
そして海の生き物は知れば知るほど形も生態も奇想天外,ありえない!のオンパレード。宇宙人より宇宙人なのが海のほねなし。
でも,同じ生き物じゃないか。同じ祖先から進化してきたらしいじゃないか。
生き物って人間って私ってもっと自由でいいんだ!とまで飛躍するのは私だけですか?笑
常識や思い込みに囚われていたのがバカみたいに思えてくる。どう生きるか自分で選んでいいんだ。それを教えてくれた海のほねなし。
「自由」の象徴。
そして知れば知るほどその無限の可能性を見せてくれる。
彼らの存在や声を伝えていくこと。それが使命だと思っています。
そんな人生を私は選ぶ。
魅惑のほねなしワールドへ皆様をご招待します。乞うご期待!
地球レーベルの活動資金として「自然を守る」ために使わせてもらいます!ぜひサポートよろしくお願いします。