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フクフクのデカフェで珈琲を楽しめるようになったこと

私は昔から、珈琲の香りが好きだ。
しかし、珈琲を飲むとかなりの確率で、胃が痛くなってしまうという悲しい体質だった。

家族のカップからいい香りがしてきたら、私も珈琲を飲みたくなる。そんな時は、ミルクに、ほんのちょっぴり珈琲を入れて飲んでいた。それも、胃の調子が良いときを見計らって。

ところが、ある日、デカフェというものを知った。試しに飲むと、胃が痛くならなかった。しかも、美味しい。これにより、私の珈琲街道は一気に開けた。

そんな恩人であるデカフェにも、ひとつだけ気になることがあった。
私は、珈琲を淹れる時に、豆がフクフクと膨らんでくるのが大好きだ。豆が膨らむと私の心も膨らむ。
なのに、デカフェだと、フクフクしにくいのだ。どうにかフクフク出来ないものかと、お湯の注ぎかたを変えてみたりしたのだが、私の腕では無理だった。デカフェとはそういうものだと諦めかけていたとき、フクフクするデカフェに出会った。21世紀コーヒーのカフェインレスコーヒーだ。何故かこの豆はフクフクするのだ。フクフクで福々。おかげで、心も体もポカポカになる。

今では、デカフェをメインに、カフェインありの珈琲も楽しめるようになった。相変わらずミルクは多めだが、いつでも珈琲とフクフクを楽しめるなんて。大袈裟だが、人生の幅が広がった気がする。
21世紀コーヒーのこの豆を開発してくださった方々や、この出会いをくださった方々に感謝だ。

私と同じように、珈琲を楽しみたいのに胃が痛くなる方や、デカフェのフクフクに物足りなさを感じている方にも、素敵な豆との出会いがありますように。少しでもお役に立てれば幸いです。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

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