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買い物は手段であって目的ではない

初めまして、ひとありです。
Twitterでは主に趣味の事を呟いていますが、たまに酔った勢いとかで語りたくなる事があって、そんな時に使ってみようかとnoteを始めてみました。
感覚的にはTwitterの延長線上に近いかも?
ブログでは色々な趣味をやってきて思った事を書こうと思うのですが、今回は買い物の話。

買い物って遊ぶ上で避けては通れないし、趣味の醍醐味みたいな所もあると思います。
ただ、買い物するのが楽しいが故に、僕らはいらない物も沢山買います。
キャンプなんかは特にそうみたいで、私みたいな初心者キャンパーから年期の入ったベテランキャンパーまで、常に何かしら新しい情報を仕入れては、買うか買うまいかと頭を悩ませています。
私もそんなキャンパーの1人なのですが、ある先輩キャンパーさんから貰ったアドバイスが私の買い物観をがらっと変えたので、今回はそんな話をしようかと思います。

その買い物に信念はあるのか

私はキャンプ始めたての頃、キャンパーさん達のオープンチャットに入り、色々な質問をしていました。
キャンプ道具を一式買い揃えてから一通り使っていると、何かしら買い替えたい物って出てくるもので、私の場合はそれが焚き火台でした。
私が初めて買った焚き火台はコールマンのファイヤーディスクという焚き火台で、デカくて豪快な焚き火ができる分、小さくならないのが欠点というか、デカさを割り切った焚き火台です。

Coleman ファイヤーディスク

私は仕事柄連休が少ないので、キャンプに行くと言っても仕事終わりの弾丸か、デイキャンプに限られます。
時間があまりないので、今よりサクっと焚き火できるコンパクトな焚き火台が欲しい!というのが当時の私の要望でした。
それを聞いたキャンパーさん達からは、ピコグリルとか、ファイヤーストーブとか、とにかく色々な焚き火台を紹介されました。
中には自分のやつ買う?なんて話も出だした頃に、ある先輩が一石を投じたのです。
「いやいや、君が買うべきなのは焚き火台じゃないでしょう」


実は「目的」を見失っていた自分

自分と他のキャンパーさんが、時間の無い中で焚き火する為の焚き火台を模索する中、あるキャンパーさんが放ったひと言。

「君が買うべきなのは焚き火台じゃない」

流石にこの言葉は気になったので、つまりどういう事なのか聞いてみた所、その回答は以下の通りでした。

  • 小さい焚き火台は薪割りが大変だから、鎮火は早くても時短にはならない

  • 君の焚き火台はデカいから薪割りがいらない

  • 火の始末を早くしたいなら、買うべきなのは火消し壺

目的が「時短」なら買うべきなのは「火消し壺」である。というのがその先輩の結論でした。
短時間で焚き火ができる「小さな焚き火台が欲しい!」  と、焚き火台が目的になっていた私に、「短時間で焚き火を楽しみたい」というそもそもの目的を思い出させてくれた回答でした。

目的を持って買い物する楽しさ


結局、私は火消し壺も新しい焚き火台も買いませんでした。
ただ、この出来事以降買い物の時にはその目的はなんなのか、そもそも今ある道具で解決できないかを考えるようになって、無駄な買い物もだいぶ減ったんじゃないかな? と思います。
頭を整理して買い物する事で、物を増やす事と同じくらい物が少ない事も楽しいと思えるようになったのは、多分キャンプしてなかったら得られなかった感覚なようにも思います。
と言っても、部屋の中はガチャガチャしていますが…。

今、私の目の前にあるのは「目的」か

買い物以外でも色んな所で色んな選択を求められます。
遊びで言ったらそもそもキャンプに行くのか? の段階から選択だし、キャンプ場で焚き火をするのかしないのかも選択です。
私は経験者の方に散々意見を聞いて、結局何も買いませんでしたが、それはそもそも「焚き火の目的は何か?」を考えたからです。
「焚き火」も「キャンプ」も手段であって、目的は多分楽しむ事。
それならせかせかと消火しなきゃ行けないような状況で焚き火する事自体なんか違わねぇか?となって火消し壺を買うのも辞めました。
歩いて公園行ってハンモック張って飲んで寝て帰るだけ、みたいな遊びの方が私は充実するなぁ、と思ったからです。

今回は趣味の範囲で語りましたが、目の前にある「手段」がいつの間にか「目的」になってはいないだろうか? と考える場面は色々あるし、その考え方をキャンプを通して学べたのは個人的に大きな学びでした。

書きながら、じゃあブログ書く目的ってなんだろうとまた頭の中がグルグルしだしそうなので、今日はここら辺でやめときたいと思います。
ブログの締め方ってよう分からんw
今後もぼちぼち、趣味を通して学んだ事、日頃考えた事なんかを中心に書いていきたいと思います。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
ひとありでした!


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