見出し画像

ADHD傾向の母の負担を減らす


厚かましながら、たくさんのお母さんの
相談に乗らせてもらってきた。
その中でこれだけは共通して言えるということを紹介させて欲しい。

全部を1人でしないで!と言うことだ

とにかく、全部を1人でしないで欲しい
お子さんは4歳以上だと
自分でできる事は自分でさせることを
おすすめする。

4歳だと実はかなりできるのだ。
幼稚園、小学生に入りたてでも
大概の自分のことはできる。

ただし仕組みが整っておれば。

私が提案したいのは
とにかくセルフサービスの仕組みを作って
家族全員が練習し、慣れることだ。

1つやり方を紹介すると
洗濯物の家事をするとする。

3兄弟だとする。

それぞれ
🟥長男
🟢次男
🩷長女

のように三色のカゴを用意し色を決める。
洗濯物を干した後は

畳まずにカゴに放り込む
※たたみたい人はセルフサービスだ。
着る時はその中から取り出すのだ。
※色決めは子どもによったら重要なのでしっかり話し合うこと

なんと手抜きな家事だと
思った人もいるかもしれない。

洗濯を畳む作業が好きなら
やればいい。

洗濯を畳まず山積みになったり
着る直前に山からひっぱり出したり
朝からバタバタと探し回るよりも

たとえ完璧じゃなくても
「家庭が回っている」
この感覚のほうが大切だと考える。

毎日洗濯を畳まないといけない、
と思うだけでストレスではないか。
洗濯物を畳むことに
毎日どれくらいの時間と労力を費やしている?

私が母になったら何がなんでも畳まない。笑

なぜなら苦手な上に
自分のことを責めるのも嫌だし
時間が勿体無いからだ。

私は人生にやりたいことがたくさんで
洗濯を畳む時間などは1秒たりともない。

洗濯を畳んでいると人生でやりたいことは
絶対にやりきれないと思うし
自分が家事に割ける注意力のリソースも
時間のリソースもないことを私はわかっている。

なぜここまでいうかというと
私が教師の時に意識したことは
「とにかく60%でいいからそれなりに管理できていること」
を目指すことで余裕ができ、本質に目を向けることができた経験があるからだ。

みんなと一緒を目指す必要もないし
私はできない。そこの部分を皆と一緒を目指してやってしまうと、別のことができなくなるのだ。

私たちの注意力と時間のリソースは
限られている。

それをわかっているのは自分自身だけ。

これは甘えでもなんでもない。
サバイブするための手段である。

もし気を悪くされたひとがいれば申し訳ない。
しかしこれは私の考えであり、
解決策の一つである。

さらに残念なことに、

家事とは洗濯だけではないのである。

家事に悩む、毎日頑張るスーパーお母ちゃんな
みなさんの力に少しでもなれますように。
少し勇気を出して家事をサボってみてほしい。
家族に話して見てほしい。

ADHD専門コーチ/Tommy

#adhdコーチ
#adhdライフハッカー
#注意欠如多動性障害
#大人の発達
#adhaお母さん


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?