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打撃のカギパート3


皆さんこんにちは!!


現役時代


大事な公式戦で


当時、自分が好きだった女友達の前で特大ホームランを打って


そのホームランボールをその女の子にプレゼントし


想いを伝えるべく告白をしたら




見事にフラられた


ヒットマンです!!!!!!



いやー


カッコ悪いですね!笑


まあ、こればっかりはしゃーないですね。


野球に集中しようと、その日からがむしゃらに野球に打ち込んだ現役時代のお話でした。



さて


前回もバッティングに関しての重要なお話をさせて頂きました。


ホームランバッターへの第一歩と言うことで


バットの芯でボールを捉える事、打球を自由自在に操る事に関して話をさせて頂いたかと思います。


その中で「ホームランはヒットの延長ではない」と私はお伝えしました。


この事について少し深堀して行きたいと思います。


ホームランを打てるスイングこそがヒットを量産する


私が思う理想のバッティングは


完璧にボールをジャストミート出来ればホームラン


打ち損じてヒット


これが理想だと思います


それを求めてバッティングをしている人は多いかと思いますが


そのスイングが出来ていない選手が多いと私は見えています。


少年野球を観ていたら、なおさら感じます。


体の小さい選手が最初から大きい当たりを諦めて


ゴロを転がす様に上から地面に向かって叩く


これって


最高の結果がヒットで、打ち損じたら凡ゴロ、凡フライにしかならないんですね。


このバッティングをずっと続けたとします


特に子供は体がどんどん成長していきますし、それに伴って力がすぐに付きます。


せっかく力が付いてきたのに、いつまでもゴロを打って野手を間を抜くバッティングを続けていたのでは、自分から本塁打、長打を拒否している事と同じです。


指導者の方々がその選手に力が付いてきた事に気が付いて


「大きく振っていけ」と


その時に言った所で、本人にはもうゴロを打つスイングが体に染みついてしまって、切り替えることは難しくなってきます。


熱心に家での素振りや、バッティングセンターで自主練習をたくさん積み重ねてきた選手ほど難しくなるでしょう。


練習とは「癖」をつける為にやる訳ですから


私も過去に「首元から地面に向かって最短距離でダウンスイングをしろ」


と教えられ


それが間違っている事に自分で気付き、その癖を直すのに大変苦労しました。


選手にパワーが無いと思っているのは指導者がほとんど


過去に知り合いの方に、リトルリーグ(硬式)で野球を頑張ってる息子さんがいらっしゃいまして


私にバッティングを見てほしいと頼まれた事がありました


その子は身長は普通ぐらいですが体が細く、一見力が無さそうに見えました。


スイングを見た所


やっぱりダウンスイングをしていたんです


下半身も上手く使えていませんでした


すぐさまその子に下半身の使い方と


バットを下から振るように教えました


その子のお父さんに聞いたんですが


翌週の試合で生まれて初めてホームランを打ったそうです。


結果、その日は4打数3安打と素晴らしい成績を残したそうです。


今まで8番か9番しか打たせてもらえなかったそうですが


その日から徐々に打順が格上げされて行き


最終的にはクリーンナップを任されるまで成長したそうです。



他にもあります



私が監督をしているチームに、小学校4年生の子が他校から転校してきてチームを移籍してきました。


体は小さいですが、足がとても速く肩も強いし守備も上手い


しかしバッティングは


バットのグリップの一番上まで短く持ち


ゴロを打つようにダウンスイング


フリーバッティングをさせてもボテボテのゴロが多く


良い当たりをしても低い当たりしか出ない



そりゃーそうだわな。



すぐにグリップエンドいっぱいまで長く持たせ、同じようにしたから振り回す様に指導しました。


数試合後に、外野の頭を深々と超すランニングホームランを放ちました。


少年野球はほとんど外野フェンスが無いので多くがランニングホームランです。


本人曰く、初ホームランだったそうです。



前のチームではホームランどころかヒットもなかなか打てなかったそうです。



彼は素晴らしい打撃成績を残し続け、クリーンナップ、時には4番も務める成長を遂げました。



彼らは力が無かったのではなく


ゴロを打って、自分からアウトのなりに行ってたんです。


打球の角度をほんの少し上にあげるだけで結果がガラリと変わったんです。



今回も長々とお話をしてしまいましたが


次回は


打球の角度を上げる重要性についてお話して行きたいと思います。



長文にお付き合い頂きありがとうございました。












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