ロンドンぶらり(笑)テレビ小僧編

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終わりそうで終わらない「ロンドンぶらり」。今回は写真なしですが。

旅行中はどこへ行ってもそうなんですが、ホテルにいる間はたいがいテレビがつけっぱなしになります。いや家にいてもそうなんですが。

まあ、あえて言いわけすれば、その土地でしか見られないローカルな番組を見ることで、その土地をより深く知ることが出来ますから、なんてね。この夏の初めにつくばへ行った時も、地元ケーブルTVの超ローカル番組をけっこう楽しく見てました。その素質は、息子にも脈々と受け継がれております。

なので今回も、アールズコートのホテルにチェックインするなりテレビを探した息子。真剣な顔で、「テレビがない!」

いやいや、机の上にリモコンが置いてあるじゃないか。ないはずないだろう。そういって見回すが、よくありがちなデスクやクロゼットの中にも隠されていない。あれれ?

正解は、頭上。

壁の天井に近い位置にマウントされていたので、自分の目線より下ばかりを見ていた父子の目に入らなかっただけでした。

さらに、デフォルトで地上波アナログにチャンネルがセットされていたせいで「映らない!」という一幕もありましたが(イギリスも地デジに移行済)なんとか無事にテレビを見ることが出来ました。

英語が危なっかしくても、中学生レベルでも、地デジの字幕放送を入れておけばなんとか理解できるのが、テレビというメディアのスゴイ所ですね。おかげで、テレビ視聴時間は家にいる時と大して変わらなかったんではないかな。ちなみに私はちょうど開催中だった陸上競技の欧州選手権を毎日見てました。

息子がいちばん気に入ったのが、「The 21st Question」というクイズ番組。毎日夕方に帯でやってましたが、旅行後半にはこれを見るために一度ホテルに帰ると言いだすほどハマってた(笑)

視聴者から選ばれた10人の出場者が勝ち抜き式でクイズに答え、21問めの時点で回答権を持っていた人がビッグチャンスに挑戦できるという、なかなかゲーム性の高いクイズ番組。わが国ではマンネリ化して、もはやプライムタイムではほとんど見られなくなった一般視聴者参加のクイズ番組ですが、まだまだ工夫しだいで面白いものが作れるんじゃないかと思いましたよ。

で、たまたま見ていた回の最後の21st Questionで出たのが「007映画の最初の10本のうちの6本のタイトルを答えろ」という、私的には超楽勝問題だったのは笑えた。苦しみつつもなんとか正解した出場者が数千ポンドを獲得していきましたが、ちょっとうらやましくて悔しかったぞ(笑)

帰国してから調べたら、今年8月からはじまったばかりの新番組でした。いつになるか知りませんが、次にイギリスを訪問した時もまだやっているような、長寿番組となることを祈ります。

【本文はこれで全部です。もしもお気に召しましたらご寄進下さい(笑)】

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