ロンドンぶらり(笑)大英博物館の巻
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ロンドン旅行の最大のお目当ては、大英博物館。
1995年に夫婦で訪れた時には、ちょっと覗いた程度だったので、今回はじっくり拝見しようということ。あの時はまだいなかった息子(中学生)も伴っての再訪です。館内完全制覇(見るだけだけど)が、彼の目標。まあ、なんでも見聞を広めるのはいいことですからね。おかげで、たっぷり歩かされたけど。
とはいえ、やはり私の興味は超自然方面に(笑)
まずは、ドーンと構えているこいつ。
モアイです。本物らしいです。なにしろ大英博物館ですから、本物に決まってます。最近はあんまりミステリアスではなくなりましたが、かつては超古代文明の象徴でした。
それよりなにより、こんなでかくて重たいシロモノを、はるばる地球の裏側から運んで来ようと思いつく英国人の心根の方がよっぽど謎ですね。
もうひとつは、こちら。
おお、オーパーツだ、クリスタルスカル(水晶ドクロ)だ!
かつてはこれも「世界の謎」の主役でしたが、今ではだいぶメッキが剥がれてきた感じ。大英博物館でも、今はまがい物あつかいされてて、入口近くのホールにちょこんと展示されてました。
そういえば、UMAから脱落したダイオウイカの模型も、かつて大英博物館で見た記憶があったのですが、今回は見当たらず。この後で訪問した自然史博物館の方に移されていました。気のせいか、安っぽくなったような気もしましたね(笑)
もうひとつ、これは超自然ではありませんが、こいつが私のお気に入りです。
北米のトーテムポールは、子供のころにユネスコ村で見て以来のお気に入り。
前に来た時には、使われなくなって物置にしまわれてるゴルフバッグみたいに、階段の吹き抜けでホコリまみれになっていたんですが、博物館の改装後は出世したのか、中庭の飲食コーナーに屹立しています。憧れのトーテムポールを見上げながらちょっと一服とか、最高です。
ところで、この大英博物館、もともとは個人のコレクションからスタートしたって、知ってますか?
自らの厖大なコレクションを寄贈し、大英博物館の基礎を築いたのは、ハンス・スローン博士です。医師として大成功して金持ちになり、準男爵とかにもなり、ジャマイカなどに赴任したのをきっかけに、博物標本から文化財まで、なんでも収集しまくった大人物です。われわれコレクターの神さまみたいな存在です。いつかは、その域に達したいものです。
というわけで、館内にあった偉大なる先達・スローン博士の肖像に、敬礼!
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