ワールドカップで遊ぼう2015(6)

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参加12ヶ国が1試合ずつを闘い終え、第1節が終了しました。今回の大会では、まだあまり波乱は起きていないですね。ランキング上位と下位の実力差が大きいということでしょうか。

細かくて見づらいのはご勘弁(笑)

グループAとBはまったく順当にランキング上位の国が勝ちました。

ただし実力差接近のグループAはいずれもスコアが1-0の僅差。ここはJ1が4チーム揃っているので、モンテディオ山形/大砂嵐(中国)に勝ったサガン鳥栖/妙義龍(カナダ)、清水エスパルス/千代鳳(ニュージーランド)を下したヴィッセル神戸/栃ノ心(オランダ)、ともに油断はできません。昨年は大河ドラマ「軍師官兵衛」の最中で注目株だった筑前・福岡藩(カナダ)、今回はどうでしょうか?

逆にグループBは、浦和レッズ(ドイツ)がJFLの栃木ウーヴァ(コートジボアール)に10-0という、サッカーにあるまじき大差で勝利。大人げないぞ、レッズ。まあ、横綱・白鵬と新十両の阿炎では仕方ないか。もう1試合もJ1のベガルタ仙台(ノルウェー)がJ2のファジアーノ岡山(タイ)に4-0の圧勝。ここは、なんとなく勝ち抜け組が見えた気がします。

ガンバ大阪(日本)が辛うじて大宮アルディージャ(スイス)を1-0で下したグループC。大関・稀勢の里と実力者の北太樹ですから、辛勝も仕方ないのか。J3同士の顔合わせで、Jリーグ・アンダー22選抜(カメルーン)がブラウブリッツ秋田(エクアドル)相手に6-0だったので、グループ首位は十両の玉飛鳥です。

グループDではJ1の横浜Fマリノス(スウェーデン)がJ2のカマタマーレ讃岐(ナイジェリア)に3-3のドロー。大関・琴奨菊、銀星配給ですかね。もう1試合は横綱・日馬富士(アメリカ)が小結・逸ノ城(オーストラリア)を3-1で破っています。加賀百万石が長州藩を撃破したわけです。

グループEでもミニ番狂わせ。J1のヴァンフォーレ甲府(スペイン)がJ2のFC岐阜(コスタリカ)と1-1のドロー。岐阜のラモス監督狂喜(?)来場所新大関の照ノ富士(ブラジル)は、順当に平幕の徳勝龍(韓国)を下しています。

グループFは初戦から上位同士の対戦。横綱・鶴竜(フランス)が大関・豪栄道(イングランド)を1-0で破りました。頑張れ(フランスの)川崎フロンターレ。そして豪風(メキシコ)と遠藤(コロンビア)の実力者同士は1-1のドローでした。ここは、まだまだ先が見えません。

早ければ次節にもグループリーグ勝ち抜けを確定させる国が出そうな雰囲気。とはいえ、何が起るかわからないのがフットボールの面白さ。1日の休みをはさんで始まる第2節も見逃せません。

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