オスカーって、「セサミストリート」のキャラクターだよね?

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毎年、アカデミー賞発表の時期になると、ツイッターでこんなギャグを飛ばすんですが、誰も気づいてくれない(笑)

これまでのココでの私の文章をお読みのかたはお察しの通り、私にとって、アカデミー賞っていうのは「ああ、そう」くらいの重みしかないモノです。作品賞の映画なんか、じつはあんまり見ていなかったりするし。

けっこうな数を持っているビデオ、LD、DVD、ブルーレイのタイトルを見ても、アカデミー作品賞を獲得している映画は、ほとんど持ってないはず。そう思って、ちょっとリストアップしてみたら、こんな具合。

 1957年(第30回)「戦場にかける橋」

 1965年(第38回)「サウンド・オブ・ミュージック」

 1967年(第40回)「夜の大捜査線」

 1971年(第44回)「フレンチ・コネクション」

 1973年(第46回)「スティング」

 1976年(第49回)「ロッキー」

たったこれだけ。今年で87回を数えるアカデミー賞の作品賞受賞作87本の、1割にも満たないや。もちろんこのほかにも、見たり、感動したりした受賞作はあるんですけどね。まあ概して、まじめな映画、芸術的な映画には興味のないほうなので、当然といえば当然。

いや私的にはむしろ、「夜の大捜査線」とか「フレンチ・コネクション」とか「スティング」とか、ホントにアカデミー作品賞なの? と、疑問を投げかけたいくらいですよ。2012年(第85回)に「007/スカイフォール」が主題歌賞などを受賞した時にも、なんか違うよなぁ感が拭えなかったもんです。

まあ、私が自分で「アカデミー賞キライ」的な壁を作っているせいもあるかもしれないし、そもそもアカデミー賞を選ぶ会員たちが、私の好きなアクション映画やホラー映画に冷淡なせいもあるだろう。オレとアカデミー賞の間の溝は、深くて暗いのだ(笑)

ただ、いちおう矜持っぽいことを言っておくと、私は好きな映画、見たい映画を選ぶときには、他人の評価はまったく参考にはいたしません。私自身の鼻と勘で、面白そうな映画を嗅ぎあてるようにしています。だから、どんなに批評が良かろうと(悪かろうと)、大ヒットしてようと(コケていようと)、みんなが口ぐちに誉めようと(けなそうと)、自分の感覚を信じていっさい揺らがない(ようにしている)のであります。

映画のおもしろさ(映画に限りませんが)は、その映画を受け取る側の感覚に左右される部分が大きいもの。だから、自分の感覚を信じずに他人の感覚に委ねるのは、そのほうが邪道だと思うんですがね。

そうはいっても、見る前にそこらへんを判断するのは、危険といえば危険。たしかにその結果、トンデモナイものを見ることのほうが多い(笑)

なので、私はあえて危険を冒しますが、そうするのが正しいとも言い切りませんよ。そのへんは、各自のご自由に。

自分が見た「結果」に関しては、揺るがぬ自信を持っていきたいと思ってますが、その「結果」を共有できるかどうかも、また別な話。だから私は人にあんまり「この映画おススメ」的なことは言わないようにしています。

万が一、あなたが、私が血迷っておススメした映画を見ようと思ったときは、眉にツバをつけて見てくださいね。

映画評論家には、なれない体質だな(笑)

【本文はこれで全部です。もしもお気に召しましたらご寄進下さい(笑)】

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