個人勢Vtuberはこの曲を聴け。

※ただしVtuberとして本気で収益化・生計を立てる事を目指す者に限る。

「伸びしろ ~Beyond the World~」BEYOOOOONDS

まずは歌詞を読んでほしい。

「伸びしろ～Beyond the World～/BEYOOOOONDS」の歌詞 って「イイネ！」

楽曲自体はサブスクで聴くも良し、購入して聴くも良し。
とにかく聴いてほしい。

この楽曲は、令和になってハロー！プロジェクトからデビューした「BEYOOOOONDS」というグループの１ｓｔアルバムに収録されている楽曲だ。

楽曲タイトルにもある通り、テーマは「伸びしろ」

「君にも、私にも、伸びしろがあるよ」

そういう物語。

BEYOOOOONDSというグループは楽曲内に「寸劇」を挟むという個性的なパフォーマンスが売りなのだが、この「伸びしろ ~Beyond the World~」にはそれがない（ので安心して聴いてほしい）。

さて、何故この楽曲を「個人勢Vtuberに聴いてほしい」のか。

それは、何より私にぶっ刺さったからだ。

「私に刺さったからみんなにも刺さるだろ」くらいの気持ちなのだが、しっかりと根拠もあるから聞いてほしい。

まず、個人勢Vtuberは少ないフォロワー・少ないチャンネル登録者数で燻っている者が多い。
もちろん、フォロワー数千人（何なら五桁）・チャンネル登録者数もそれ以上、なんて者もいるが、それは指折りの実力者なので知らん、おめでとう。

一つ言いたいのは、伸びてない個人勢Vtuberはそれぞれ「めちゃくちゃ伸びる要素を持っている」ということだ。
何かきっかけさえあれば伸びて然るべき、そんな素晴らしい逸材だらけなのだ。

にも拘らず、その多くが誤差のような加速度で少しずつしか伸びていかず、活動を始める前に夢見たステージまで登り切れず消えていく。

もう消えちゃった人達は、もういいや。

まだ走り出したばかり、走り続けている真っ最中の君。

君には「伸びしろ」がある。

まあ、それはそれとして「伸びしろ~Beyond the World~」の魅力について語る。

この楽曲は「走り出して少し経った頃」が描写されている歌詞だ。

登り詰めたわけでもなく、まだ、「伸びしろ」を信じて走り続けている、そんな頃なのだ。

実際、この楽曲が挿入されているアルバムのリリースもBEYOOOOONDSがデビューして１年経っていないくらいのタイミングであり、このグループのファンである私としては「BEYOOOOONDSの今」を見つつ、私自身にも投影してしまう、そんな絶妙なバランスだった。

聴いてほしい歌詞をいくつか紹介しよう。

「まだ何も終わっちゃいない　今始まったのさ」

これが、この楽曲の歌詞における「時間」という概念を最も感じさせるシーン。
Vtuber活動に限らず、どんな活動でも「小さな挫折」の積み重ねだ。
その度にどん底まで落ち込み、やっぱり辞めてしまおう、なんて思いも浮かんで仕方ないことだ。
もちろん、私にもあった。
それでも“こういうこと”なのだ。
ここから、今後続く長い活動の中ではまだスタート地点から１歩２歩の地点でしかない。
それを今一度思い返させる、私たちにドンピシャの歌詞だ。

「私が思う私　あなたが思う私　自分じゃ気付けない個性や魅力」

こんなんVtuberそのものやんけ。
Vtuber活動を始めるにあたって、自分で思い描いたイメージを推しても必ずしもウケるとは限らない。
しかし、活動を続けていくうちに視聴者や同志から見出される「私」が見つかることがある。
キャラを保つのは大事だが、守破離もまた、成長に繋がるのだ。

**「振り返れば遠くに、あの日の私がいる」

「止まらなかった涙も、いつかは笑顔に変わるのね」
「大丈夫。きっとこの道は、未来に伸びている」**

“まだ”だ。

また、“私”と“あなた”の伸びしろが活かされた未来。
もう一度「伸びしろ~Beyond the World~」を聴いてみてほしい。

化ける。

ここまで歌詞について話したが、実際にこの楽曲を聴いてみると音楽そのものが“楽しい”作りになっている。
是非、個人勢Vtuberに限らず、何かの活動に全力を注いで走り続けている・走り出した君には「伸びしろ~Beyond the World~」を聴いてほしい。

あわよくばそのままBEYOOOOONDSオタクになってくれ。

改めて
うっす、超頂点から見下ろす系Vtuber日頂ミヤビだ。
個人Vtuberグループ「アミュジック」に所属している。
主な活動はゲーム配信、動画制作（MV・企画動画・ゲーム実況）、文章執筆（noteで思考を整理したり、他所で小説を書いたり）
配信・動画投稿・文章執筆の更新情報はその都度Twitterで報告している。
少しでも興味を持ってくれたのなら、TwitterやYouTubeをチェックしてくれると嬉しい。

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