アストロな小説 再度





野球の強豪校!!崖龍鬼(がいりゅうき)高校!!
西田智之(にしだとしゆき)は日本に名だたる崖龍鬼高校の一年!野球部!!
母一人子一人の彼は実の叔父から殺害を企てられ、母親と二人、これまで叔父に見つからないよう日本中を逃げ隠れて生きていた!
叔父はプロ野球リーグ連盟会長、前浜進(まえはましん)!
彼らには伝説の投手、キング・三郎の血が流れている!
戦後の打ちひしがれた日本を明るくした野球の神様!日系二世!キング・三郎!
キング三郎の血を引く人間はこの世に俺だけでいい!前浜進は西田智之の生命を潰そうとした!

深夜の公園。バットをスイングさせながらバッティングの練習に励む西田智之。
(おふくろは逃げながら俺を育てるため、酔客の相手をしながら家では内職の毎日だった……。おふくろの指はいつも針でついた血豆の瘡蓋の跡だらけだった……)※時代設定が謎

(前浜め!)ブンッ

(そんな俺でも何とか野球のエリート高に潜り込めた……。……お前を殺る為にな!)ブンッ

(……次の試合こそは前浜が理事を勤める亜亜左亜(ああさあ)学園!そこには、「人体破砕」の魔投手、末広がいる!)

……人体破砕!!
末広は恐るべき投手だった……。
彼の狙った球は必ず打者の側頭部に当たる!!
側頭に当たる球は高速でドリル回転し、毛髪を焼き頭蓋骨にめり込み、内部から骨を粉微塵に破砕する!!!


(……次の試合で死ぬ訳には行かない……!)
ブンッ


(略)

「なっ……!俺がキング・三郎のクローン……!?」

研究所内で驚愕する西山。

女科学者多岐山は、両ポケットに手を突っ込みながら頷く。

「紛れもなくあなたとあなたの叔父前浜進は、キング三郎のクローン……!遺伝子複製の末に生まれた生命よ。自分は自分自身を殺そうとする……!自己の生存の為にね」



(略)

「あいつは……アメリカからの帰国子女、ヒロ・仲谷!!」

コーチ、山川海之助がグラウンドの一点を見てサングラス越しの目を見晴らせる。

「ヒロ、なかたに!?」

野球部の面々が問い返す。

「手強い……。彼奴の操るボールは「幻魔弾」!奴のボールは必ず頭部にヒットし、脳深部の視覚野の領域を正確に捉え撃つ!奴のボールに当てられた人間は、恐ろしいことに三ヶ月間幻覚を見っ放しになる!」

金髪米国人ハーフのヒロ・仲谷を崖龍鬼野球部の全員が注視する……!

(略)


「ウチ(崖龍鬼)に勝ち目はあるのか……!?」

固唾を飲んで見守る緊迫試合の行方!!

だが何故かコーチ山川は余裕のよっちゃんな顔色をしながら腕を組んでいる。
サングラスの下の口元は笑っている。
「フフッ、……野球といえばアメリカのスポーツだと知っているかね。原形はイギリスだが……現在の形に成形したのは大国、アメリカ!……この勝負、アメリカン・スピリッツを有しているかどうかが勝負の分け目を決める……」

そう言って山川は、ポケットからアメリカン・スピリットの煙草を取り出し、口に加え火を点け煙を吐き出す。※生徒の前で煙草を吸う教師!

「アメリカン・スピリッツ!?」
「何だって!?それならじゃあ……ヒロ・仲谷が有利じゃないか……どうすんだよ、西田……」

彼らは知らない。西田智之が、キング・三郎の複製だと言うことを!!

「行くぞ……」仲谷が握りしめたフォークの手つき。球をぎゅっと握り込む。
「幻魔弾!!」
だがその軌道は……フォークボールのそれでは無い!!!!

凶々しい投殺の魔球は牙を向き打者に向かう!!
西田に!!


(略)

「フンフンフ~ン♪」

トイレの便器の前に立ち用を足す山川海之介。
後ろから急に誰かに口元を押さえられる。
スプレーからガスがかかった!


(略)


「まさか、俺の幻魔弾が……破られた……」

ヒロ・仲谷は険しく目を見張る。

「そこまでだ!!」

電光掲示板がテレビモニターにパッと切り替わった。

「前浜!!」

そして隣には……磔に鎖で吊るされた、コーチの山川海之助!

「お……っ!俺のことはっ……!!気にするな……っ!!お前らはお前らの……っ…………野球をやれ!ぐわぁ!!」

「コーチっ!!!」


(略)

奥の手の魔人、亜亜左亜の大岳!!

大岳の投球は「爆轟弾」!!!

大岳は得意体質により体から流す汗が人並みより激しく、しかも一瞬体温を高温に沸き立たせることができる!

球を通して水と高温物質の一時的な接触をすることにより、球は投げられた先で水蒸気爆発を起こす。
球の周囲は摂氏700度の高温状態となり、
当たった人間は、瞬時に熱流に巻かれ、骨が破砕され、10分と経たないうちに脳髄液や軟組織は完全に沸騰し蒸発!頭骨の爆発を引き起こす!


「ワシの球、避けれるもんなら避けてみんかい!!」

西田は動じず。
バットを構える。
そして……。

「野球はな……最後までグラウンドに立ち続けていたもんが勝ちだああああああああっ!!!!!」


……試合終了後、グラウンドに倒れていたのは大岳だった。



(略)


「コーチの仇だ……」

西田はピッチャーヒロ・仲谷に向けてバットの先をむける。


「……ニュー・幻魔弾」


(略)


……打つが早し!

勝負はついた。


「う゛お゛お゛ォォッ……」


ドサッ

足を抑え地に倒れるヒロ・仲谷。

「お……っ俺はっ……間違っていたのか……!?スラムから……這いあがってくるために、如何なる手段も行使してここまで来た……っ俺が……っ」※時代設定が謎

悲痛の叫びをあげ地を殴りつける。
その目には失った両親と仲間たちへの涙が!!
西田は目を細める。
ヒロ・仲谷を倒すまでに、これまで部員三名の命がグラウンドに散った。前浜までの道のりは長い。

地を殴り涙を土に落とすそんなヒロ・仲谷の肩を西田がポンと掴む。


「ヒロ・仲谷……お前が改心をするというのなら、これからラブホに行こうぜ……」




(略)


嫌がるヒロ・仲谷を救護室(ラブホ)に連れ込むと、人払いをし、鍵をかけ西田はかれを裸に剝き、抱いた。


「……ッアアアア~!!」

救護室の外まで響く哭き。

「……ッあアアアア~!!」

みっちりしたヒロ・仲谷の筋肉を撫でさすり、下腹の草むらをかきわけ、淫茎の下に守られている肉穴をグサグサ刺す!!

足の動かないヒロ・仲谷は自分の腹を肉棒が掻き回す度、苦の顔に歪む。
だがそれは、段々色合いが変わってきた。
呼気に浮かび始める淫!!


(し…………知らない………………)

どこかここではない景色を見ているヒロ・仲谷の薄目。

(スラムんなかで……雨の日も……雪の日も……残飯を漁りながらっ…………野良犬の目をし暮らしていた人生にも…………生き別れの母親に殺されかかり誤って自分が殺してしまった時にも………親父を見捨て…仲間を裏切ったときにも…………高額の援助を申し出られ日本に渡ってきたときにも……
俺の人生でっ……こんな太長いチ◯ポっ……知らない……っ!!こんなふと長いチ◯ポにかき回される俺の姿なんて……っ今まで知らなかった……っ……!!)

既にびょんびょんとヒロ・仲谷の淫茎は上を向き、肉穴の快感に喜んでいる。


野球のハードトレーニングと食事メニューによって構築された逞しい大臀筋はもうそれ自体が大きな性器扱いをされ、肉棒を突き入れられる度、西田の手のひらに、大臀筋もグパグパと左右に開かれている。

「まずいな……イイ体だ……ヒロ・仲谷…………」

西田はその筋肉に肉棒を突撃させ、肛門回りの細かい筋繊維をブチブチと引き裂いていく。

ヒロ・仲谷の尻を掴みながら西田は囁く。

「本気で……好きになりそうだ……」

「……ッアアアアああ~!!」




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