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突然始まるバトル

宿舎掃除のパートをしています。
この宿舎での仕事を全て終えてどうやら地元に帰る会社のおじさんに掃除中にバッタリ遭遇。(普段は宿舎の人とは会わないことが多い)今までお世話になりました〜などの社交辞令を話した後おじさんはどこか別の部屋へ向かった。

怒鳴り声が聞こえてきた。どうやら部下(ここではAとする)に怒っているらしい。聞こえてきた内容からすると10時までに準備して集合だったらしい。他の人達はさっさと支度を済ませてそのフロアにすら居なかったが、部下Aは9時半にお風呂に入って今9:40ぐらいだと思うけどまだ部屋で準備中。それに上司がキレている。

1番下っ端(と思われる)Aが他の人や自分を待たせているのはおかしい!何様だ!って事らしい。私も昭和を駆け抜けてきた世代だからその気持ちわからなくもない。先輩より先にコレしてアレして準備してって感じだったもんなぁ。

Aからしてみれば約束の10時までまだ時間がある。何故怒られる!?状態。それももっともだと思う。遅刻して怒られるならわかるけど間違ったことはしていない。自分のペースで準備しているだけだもんね。

はじめはAが昭和感丸出しの上司にあたって可哀想だなぁって思っていた。だけど掃除しながら考える。この2人だから一緒にいるのかもしれない。凸凹がぴったり合う。正反対の価値観、行動。広い意味ではそれぞれの何か学びなのかもしれないなって思い直す。

そしてその喧嘩劇場を見ることになった私。私がコレを見ることになったのはどうしてなのだろう。偶然、いつもの時間より別のフロアが早く終わってそこにいた。だから普段だったら喧嘩劇場見ない時間帯にそこに行っているはずだった。見る事が必然だったって事?
私の中にある相反する意識の現れ?
ここはまだ答えが出ない。


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