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Pythonの基礎#5「break文とcontinue文」

前回、「繰り返し文」で紹介したwhile文の繰りかえり処理の中で、繰り返しを抜ける方法は、「while 条件式:」で条件式がfalseに評価されること、そして、break文を実行することです。

sum = 0
while True:
   print('足しこむ数字を入力してください。終了するときはqを入力してください。') 
   num = input()   # ---> キーボードから入力されたものをnumに代入
   if num == 'q':    # ---> qが入力されたら、この条件を満たし、Trueとなる
       break         # ---> ループを抜ける
   else:
       sum = sum + int(num)
print('入力した数字の合計は',sum)    

上のコードだと、whileの中でキーボード入力待ちは、input()、Enterが入力された時に変数numに入力されたものが代入されますね。それをif文で'q'と等しいか評価した結果、Trueの場合、break文を実行し、ループを抜けます。

また、continue文を繰り返しの中で使うと、先頭のwhile文に戻ります。そして条件式で評価します。

while True:
   print('IDを入力してください')  
   id = input()         # ---> キーボードから入力したものを変数idに保存する
   if id != 'Joe':       # ---> idが’Joe’と等しくない場合
       continue         # ---> while文の先頭にいく
   print('パスワードを入力してください')
   pw = input()
   if pw == '12345':
       break
       
print('認証しました!!!') 

また、while文やif文で用いられる条件式で、「0」(数値のゼロ)「0.0」(浮動小数点のゼロ)''(空文字)が用いられた時は、Falseと評価されます。

条件式とは評価すると「True」(条件に合っている)か「False」(条件にあっていない)になるものです。



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