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Pythonの基礎#22「文字列操作1」
文字の並びを文字列リテラルと言います。リテラルとは実際の値のことをさします。文字列リテラルは、例えば「Hello」という文字の並びなどをさしますね。
Pythonでは、これらの文字列リテラルをシングルクォーテーション(')かダブルクォーテーション(")で括ります。
str = "こんばんは"
print(str)
str = 'こんにちは'
print(str)
また、ダブルクォーテーションを文字として扱いたいときはその文字列をシングルクォーテーションで括ります。逆にシングルクォーテーションを文字として扱いたいときはダブルクォーテーションでその文字列を括ります。
両方、文字として扱いたいときは、エスケープ文字を使います。
エスケープ文字とは、\(バックスラッシュ)と文字の組み合わせで、特殊文字を表します。シングルクォーテーションやダブルクォーテーションだけでなく、改行なども表現できます。私のMac環境ではバックスラッシュを使いますが他の環境では半角の¥になる場合もあります。
msg = "This is Taro's Pen"
print(msg)
msg = 'ダブルクォーテーションは、「"」です'
print(msg)
msg = 'ダブルクォーテーションは、「"」で、\nシングルクォーテーションは、「\'」です'
print(msg)
主なエスケープ文字は以下の通り。
・\’ シングルクォーテーション
・\" ダブルクォーテーション
・\t タブ
・\n 改行
・\\ バックスラッシュ
pythonでは、文字列リテラルの前にrまたはRをつけることでエスケープ文字を無視してしまいます。これをraw文字列と言います。
msg = r'ダブルクォーテーションは、「"」で、\nシングルクォーテーションは、「\'」です'
print(msg)
また、pythonでは、シングルクォーテーションやダブルクォーテーションを3つ連ねて使うことで複数行の文字列を扱うことができます。
msg = '''明日の献立表は
・カレー
・オムライス
です'''
print(msg)
このとき、pythonの字下げルールは適用されません。
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