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モジュールを読み込むとき

Pythonは組み込み関数以外に標準のモジュールがあり、それを使うときにはそのモジュールを読み込む必要があります。
モジュールを読み込むときには、以下のように読み込みます。

import モジュール名
import モジュール名 as 別名

読み込んだモジュールの関数を使う場合は

モジュール名.関数名()
別名をつけた場合は
別名.関数名()

このように使っていきます。
また、使う関数を指定して読み込むこともできます。

from モジュール名 import 関数名
関数名に別名をつけた場合は
from モジュール名 import 関数名 as 別名

読み込んだ関数を使い場合

関数名()
別名をつけた場合は
別名()

よく使うmathモジュールは、小数点を切り上げたり切り下げたり、三角関数などがあります。
・ceil(a):小数点以下を切り上げ、整数を返す。
・copysign(x, y):xの大きさでyと同じ正負の値を返す。
・fabs(x):x の絶対値を返す。
・factorial(x):x の階乗を整数で返す。
・floor(x):小数点以下を切り捨てた整数を返す。
・fmod(x, y):xをyで割った余りを返す。
・fsum(iterable):タプル、リスト、辞書、集合などの値の不動小数点数の和
・gcd(a, b):整数aとbの最大公約数を返す。
・exp(x):自然対数の底 e = 2.718281 における e の x 乗を返す。 
・log(x):x の (e を底とする)自然対数を返す。
・log2(x):2を底とする x の対数を返す。
・log10(x):10を底とする x の対数を返す。
・pow(x, y):xのy乗を返す。
・sqrt(x):xの平方根を返す。

三角関数も使えますね。
・acos(x):逆余弦をラジアンで返す。cos(θ)がxになるθを返す。
・asin(x):逆正弦をラジアンで返す。sin(θ)がxになるθを返す。
・atan(x):逆正接をラジアンで返す。tan(θ)がxになるθを返す。
・atan2(y, x):原点から点(x、y)へのベクトルの角度
・cos(x):xラジアンの余弦
・sin(x):xラジアンの正弦
・tan(x):xラジアンの正接

その他、角度の変換も使えますね。
・degrees(x): x をラジアンから度に変換して返す。
・radians(x): x をラジアンに変換して返す。

その他、定数も使えますよ。
・pi:円周率
・e:自然対数
・inf:不動小数点の無限大
・nan:浮動小数の非数

などありますね。





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