Pythonの基礎#4「プログラムの流れ」
プログラムは、大抵の場合、上から順に書かれた命令文を実行していきます。これを「順次処理」って言いますね。
num = 10
print(num)
でも、条件によっては、処理を分岐させないといけない場合があります。それが、「分岐処理」です。
簡単な分岐処理は、if文を使います。ifの次に書かれた条件にあった場合は次の行の字下げされた命令文を実行します。「if 条件式:」と書きますね。それ以外は、「else:」と書かれたところの次の字下げされた命令文を実行します。
age = 30
if age >= 20:
print('成人です')
print('成人ですよね')
else:
print('未成年です')
pythonでは、字下げされたところから書かれた命令文を1つのブロックととらえます。
ifの次の行は、字下げされて書かれています。ifの条件にあった時、この字下げの位置から書いている命令文を実行していくのです。命令文の書き始める位置が元の位置に戻るまで、実行します。
上のコードを実行すると、以下のようになります。
分岐は、いろんな条件で分岐する場合は、「多分岐処理」と言われます。コードは以下のような場合。
age = 30
if age < 20:
print('未成年です')
elif age < 40:
print('中年です')
elif age < 60:
print('壮年です')
else:
print('老年です')
実行すると以下の通り。
また、10回、同じ処理を繰り返したいとか、この状態になるまで繰り返したいなどの場合の処理を「繰り返し処理」と言います。
i = 1
while(i<11):
print(i)
i = i + 1
結果は以下の通り。
どんなプログラムもこの3つの構造から構成されているんです。
繰り返し文の書き方や条件式で使われる演算子についてはまた後日。
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