Pythonの基礎#9「リストの操作」

リスト型のデータ操作について、今日はお話ししましょう。

要素の追加
リストに要素を追加して行くときに使うメソッドです。
append()：末尾に要素を追加していきます。

num_list = [1,2,3,4,5]
num_list.append(6);
print(num_list)

insert()：指定の位置に追加します。第1引数で追加したい値、第2引数で挿入したい位置のインデクス値を渡します。インデックスが0で先頭に追加、末尾を超えてしまう値を指定すると末尾に追加します。

num_list.insert(10,3)
print(num_list)

・要素の削除
remove()：削除したい値を指定して削除します。引数で与えた値をリストの中でサーチしてそれを削除します。

num_list.append(5)
print(num_list)
num_list.remove(5) # --->指定した値が複数ある場合は、最初の値を削除する
print(num_list)

del文：リストで指定した位置の要素を削除します。末尾を超えて指定すると、エラーになります。

del num_list[2]
print(num_list)

pop()：インデックスを指定して取得後、要素を削除します。引数を指定しないと末尾を取り出し、末尾の要素を削除します。

num = num_list.pop(3)
print(num)
print(num_list)

clear()：全ての要素を削除します。

num_list.clear()
print(num_list)

・要素を探す
index()：引数の値をリストの中から探して、そのインデックスを返します。もし、複数同じ値があった場合には最初にあるインデックスを返します。また、引数の値がなければ、エラーとなります。

print(num_list)
num = num_list.index(7)
print(num)

・要素の並び替え
sort()：リストの値を昇順に並び替えます。

num_list.sort()
print(num_list)

reverse()：リストの値を降順に並び替えます。

num_list.reverse()
print(num_list)

・要素の連結
＋演算子：リストを連結させます。

num_list = [1,2,3,4,5]
num_list = num_list + [6,7]
print(num_list)

・要素の繰り返し
＊演算子：リストを繰り返します。

num_list = num_list * 3
print(num_list)