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①オンライン、SNS、遠隔、広く浅く
②オフライン、リアル、対面、深く狭く

この二段階を行き来することが
SNS(例:リンクトイン)を使いこなすこと、
また「関係性の時代」とも言われる
これからの時代を過ごすのに必要なこと、
ではないかと思います。

それは、松本 淳 さんの著書
#LinkedIn活用大全 』の最後のあたり、
P233あたりにも書かれているところです↓

Amazon.co.jp - LinkedIn(リンクトイン)活用大全 情報発信、起業、転職、人脈…ビジネスで一番使えるSNS | 松本 淳 |本 | 通販

『SNSでのつながりは
リアルの出会いとも親和性が高い』

詳しくはそちらの記述をお読み頂ければですが
(1か月未満での増刷、おめでとうございます)
要するに、相乗効果がある、ということですね。

これは何人かの方も、投稿などを通して
述べられていることで、例えばあるイベントに
SNS経由で参加された方は、

『リンクトインで投稿などを
拝見していたので、人となりがよく分かり
初めて会う感じがしなかった』


という感想を抱いた方もいれば、

『リンクトインでの投稿との
ギャップに少なからず驚いた』


という感想を抱いた方もいるようです。

ただどちらの感想にも共通することは
「あらかじめ、SNS(リンクトイン)の
投稿を通じて、人となりが分かっている、
イメージと想像をしている」
ということ。

これは、大きいですよね!!
「仕込み」が終わった上で、会っているんです。
料理に例えて言えば、
「野菜を切る」ところからヨーイドンではなく
「はい、こちらが切った野菜です」と
あらかじめ準備してある素材を調理する。
三分クッキングですよ。
だからこそ、深い味わいが、手早く出せる。

ここが、運任せの要素が強い「名刺交換会」とは
異なるところかな、と思います。
野菜を切るところからヨーイドンですから。
その費用対効果は、雲泥の差。

奇しくも、L-base Tokyoの運営を
されている方のうち、
石垣 敦章(nobutaka)さんと
長嶺 将也 さんのお二人も
この話題に通じる投稿をされておられましたので
紹介したい、と思います。

まず、石垣さんの
【イベントで知り合った人と価値観を分かち合う】
という投稿から↓

要旨を私なりにまとめますと、
『SNSを通してイベントで出会うと、
価値観の似ている人と出会える確率が高い』

という投稿です。

これには私もおおいに共感しまして、
このようなコメントを投稿しました。
一部抜粋してコピペします。

(ここから引用)

『SNS、オンライン(広く浅いつながり)
からの
イベント、オフライン(深いつながり)
という、二段階濾過方式により、

「価値観の似た人に出会いやすい」
という、意外と今までやりにくかった
つながり構築の機会が
生まれているように思います。

今までの血縁、地縁、学縁、社縁とは
一味違う、広がりの可能性の高い、
組織をあくまで背景に留めた
『個と個のつながり』ですよね。』

(引用終わり)

というコメント。
まさに、これまでの「〇縁」とは異なる、
幅広いつながりからの
奥深いつながりへと移行のチャンスが
ごろごろあるな、と気づかされました。

続いて、長嶺さんの記事のご紹介です。
長嶺さんは
【自分は何者か。それを伝えることの重要性】
という記事を投稿されていました↓

要旨を私なりにまとめますと、
『「何をする人」「自分は何者か」を
伝えられることがより大事になる。そのため、
古民家×キャリアツーリズムというサービス
に加えて、近日(6/3)から
オンライン×キャリアツーリズムも始める!』

という投稿です。

私は、先ほどの石垣さんの投稿と、
浅く←→深くの矢印の向きは違えど
共通するものを感じ、コメントしてみました。

(ここより引用)

『①「(これから)何をする人?」
②「(いま)何をしている人?」
③「(これまで)何をしてきた人?」

この3つの質問、並べると確かに、
②③は答えやすいですが
①は答えにくいですね!

キャリアを道に例えますと、
②③は現在の立ち位置と
過去の道のりなので
たどりやすく、わかりやすいですが、

①はこれからの道なので
何が待っているかわからない
その道が合っているかわからない
そもそも道が探せない、など
視界が不明瞭なことが多い。

なのに、②③の延長で
あまり深く考えずに
①を惰性で行こうとするので、
色んなズレが生じてしまう…
そんなことを、記事を拝読して
感じました。』

(引用終わり)

では、このお二人の二つの記事、そして
それにつけたコメントを分析する形で
本記事のまとめにしたいと思います。

石垣さんは、
「SNS(オンライン)→イベント(オフライン)」
の有用性を書いておられます。
いわば「広く浅く、からの、深く狭く」です。

長嶺さんは、
「古民家(オフライン)→オンラインサービス」
の開発に至る道を書いておられます。
いわば「深く狭く、からの、広く浅く」ですね。

これが、「浅く←→深く」の
矢印の向きは違えど共通する、と
書いたことにつながります。
つまりお二人とも、この二段階を行き来することで
相乗効果が上がる、ということを
説いておられ、実践されておられる
のです。
それは最初に挙げた
松本さんの記述にも通じます。

どちらかだけだと効果は上がりにくい。

いつも一から野菜を切っていては
深い味付けまでには、たどりつきにくい。
深い味付けばかりをやっていては
広がりに欠け、マニアックになっていく。


その良いとこどり、相乗効果をこそ、
考えていくべきではないでしょうか。

「〇〇フォロワー達成、わーい」
これ「だけ」で終わっていては
野菜を切るだけ切って調理しないのと同じ。

「〇〇さんと会えた、わーい」
これ「だけ」で終わっていては
個人的に自炊するだけに終わって
レストランや販売加工などのビジネスに
結びついていないのと同じ。


両方をやって初めて、ようやく、
望ましい効果が上がるのではないでしょうか?
この両岸、両段階を意識して行き来することで、
「自分が何をする人」かが
明確になるのではないでしょうか?
もちろん、手段であって目的ではありませんが。

…と、偉そうに書いた私も、
つい「〇〇フォロワー達成、わーい」と
野菜を切って終わることが多いので
自戒を込めて書きました。

最後に、『LinkedIn活用大全』の著者
松本さんの【組織よりも「個」がパワーを持つ時代】
という記事から一言引用を。
森本 千賀子 さんとの対談を
安積 津友香 さんが素晴らしいグラレコにまとめた、
その中央下に書かれている言葉です↓

(ここより引用)

『やっぱりDMが本丸!!』

(引用終わり)

「投稿」が「広く浅く」、
「リアル対面」が「深く狭く」とするならば、

その二つを結び付ける
「唯一のあなた(たち)への」DM機能
こそが本丸
だと思うのです。
うまく、活用していきたいですね。

読者の皆様は、いかがですか?
この両岸を、うまく行き来していますか?
本丸たるDMを、うまく活用していますか?

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