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「尖」という漢字は、小と大から成る。
「尖る(とがる)」、と読む。

『この乱世、尖ってなんぼ、でしょ?』
『尖って刺さらなきゃ、埋もれるよ!』

そう思うのは自由。
奇抜な言動や画像などで、
耳目を引こうとするのも、自由。

しかし、もし頭でっかちだけで
「足で稼ぐ」行動や積み重ねがなければ、
大と小が逆になり、ちっとも尖れない。
足元がふらつき、尖れない。

決して「尖る」とは、
頭で考えただけでできることでは、ないのだ。
相手を口でビビらせればいいわけでは、ない。

頭で考えた上で、日々の「自分」の行動。
しっかりとした基本、フットワーク、
泥にまみれた反復練習、太い大腿筋…。
そういうものがあって初めて
存分に尖れるのではないか
、と思う。

「唯一無二のエンターテイナー」として
近頃騒がれている「新庄ビッグボス」
見てもわかるではないか。
彼の足腰は、50歳前後にして、強靭だ。
だからこそ尖り、ファンの心に刺さる。
だからこそ尖り、選手の心を打ち、
行動変容を促すのである。

話を少し、変えよう。

「トンガ」という国がある。
ポリネシアの島だ。民はみな大きい。
足が30センチ以上の人も、ざらにいるそうだ。

足が、大だ。
足元が大きいからこそ、トンガ。
…名前からして、トンガっている。
トンガの方は奥ゆかしく
謙遜するかもしれないが、
その島を訪れる者は誰しもが、
しっかりと大地を踏みしめ生きている彼らに
個性を感じ、トンガらしさを思い、
リスペクトを抱く、と思う。

個性を出す、「尖る」ためには、
まず、自分の足腰を鍛え、足元を見直す。
過ごしてきた大地を、踏みしめる。

これが、大事。

さて、読者の皆様はいかがですか?
『尖』っていますか?

…私もまだまだです。
「とんがりコーン」食べて、頑張ります。

◆こちらの記事のリライトです↓

◆新庄ビッグボスの就任記者会見はこちら↓

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