ゲームブックに翼を授ける
『あなたは南北に続く通路の途中にいる。
足元にカギが落ちているのを見つけ
立ち止まったところだ。
あなたはカギを拾うか?
拾わずに北へ進んでもいいし、
南へ進んでもいい』
…いわゆる『ゲームブック』と
呼ばれるものの記述です。
冒頭の文章は国産ゲームブックの
名作と名高い鈴木直人さんの
『ドルアーガ三部作』の1作目
『悪魔に魅せられし者』の一節から
引用しました↓
「ゲームブック」とは、
ふつうの小説のように
ずっと話が続いていくのではなく、
読者が主人公に成り代わって