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「才能を買いにゆきたし」かたつむりヒスイの夏は行く

「才能を買ひに行きたし蝸牛」ヒスイ
(さいのうをかいにゆきたしかたつむり)


ちょこっと
へこんでいるヒスイです(笑)。

先日、かたつむりの俳句を出しました。
自分に絶望する日々なんですよ(笑)

実は6月末までに
書き上げたいものがあります。
大好きな作家さんにちなんだ
コンテストが開催されてて
6月末が
締め切りなんですね。

これに合わせようって
4月からずっと
考えてますが
いちおうの準備はできていますが

まだ一行も書けない。

シャレじゃなく
一語も書けないわけですよ(笑)。

見えないんですよね。
お話の風景が。

とりあえず書き出しちゃえ、って
はじめたんですが

なんか、
ちがうの。

あー、これじゃないなあって
書いては捨て
書いては捨てて

今日が
6/16でしょう(笑)。

もうね
間に合わないわけですよ。
3万字書く予定なので。

でね、
買いにいきたくなるわけですよ。
才能を(笑)



書けない、書けない―――って
1週間ほど、グズグズしてて
昨日の夜くらいに
ふっと思った。

才能がない、っていうのは
ラクチンで
便利な逃げ道だなって。



絵や文章、そのほか諸々のクリエイター、だけじゃなく
会社にお勤めのひとだって
自分に絶望するときがあるでしょ。
そういうとき

『ま、自分には才能がないからな』って
いっちゃえば
それで全部、収まりがつくんです(笑)。


あの仕事、あいつに持っていかれたな。ま、自分、才能がないからさ。
営業成績が上がらんな。才能ないからか。
人間関係がうまくいかん。あー、才能がないから。


ぜんぶ、
『才能がない』で終わっちゃう。
何もかもを才能のせいにしておけば
楽なんですよ(笑)。

でもさ

才能って
なによ(笑)??


いわゆる『才能があるひと』は
比較的早く、世に出ます。
注目されますし、
作ったものや実績は評価されやすいです。

ヒスイは羨ましかったです、ずっと(笑)


だけどさ
才能があるからって
幸せなわけじゃないし。
才能がないから
全然ダメとも言えない。

ダメなのは
なにもかもを『才能のなさ』のせいにして
とりあえず
何もしないヒスイ自身じゃないか。

そういうことですよ(笑)。


ヒスイの大好きな言葉に
『才能がない、という一点に賭ける』というのがあります。
かっこいいでしょ。

これ、実は
あの岡本太郎の言葉なんです。

歩くだけで
アートになっているみたいな岡本太郎でさえ
こういう。

ヒスイごときが
才能がなくて…などと
泣いている場合じゃない。
かたつむりに、
なっている場合じゃないんです(笑)

あの岡本太郎だって
才能がない一点に賭けろって
言うんだから!

大事なのは才能の有無、濃度じゃない。
作るか、作らないかって事なんです。




ヒスイは、
誰かに褒めてもらえば
純粋にうれしいし
作ったものが売れれば
ありがたい(笑)

だけど本当に幸せなのは
なにかを作っているとき、そのものなのです。
それが売れればいいけど、
売れなくても
やっぱり、作っているときが
唯一の幸せな時、ですね。


問題は、
作っていない時間をどうやって過ごすか、っていうこと。

いや、ヒスイだって、何もしてないわけじゃないですよ。
身体的には
何もしていなくても
頭の中では
いろんなものがぐるぐるしてます。

色や形や
物語の破片が
ぐるぐるしてる。

それがスッと出る人もいれば
ヒスイみたいに
出てくるまでに
時間がかかる人もいるわけです。
それはもう
道順の違いに過ぎなくて。

最終的には同じ場所へ行けるんだから
もう気にしないほうがいい(笑)。

そういうことです。



今日 書けなくても
明日はきっと書ける。
明日のために

ヒスイは今、かたつむりになっている。

そんな気がします。

……まにあわせたい、3万字。

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