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「ひまわりと大根葉、で自由に💛」ヒスイの生け花日記

今日は、お花、生花について書いてみます。

意外に思われるでしょうが(笑)、ヒスイはお花が大好きです。
いわゆる「生け花」的なものは、
子供の頃に習ったんですが、
とにかくもう、池の底をさらっても銭亀すら出てこない、というくらいに
絶望的に才能がない(笑)。

それについては、かつてエッセイに書いたこともあります。

もうね、どうしようもない。
でもお花は大好きですから、いまも
週に2本だけ買います。

2本というのが絶妙でしょ(笑)。
2本と決めているのは、組み合わせを楽しめるからです。
いまはいろんな種類のお花が、通年、花屋さんに出ています。
その中から、意外性のある組み合わせをしてみたり、
王道だな、と思う組み合わせをしてみたり、
いろいろやってます。

ケンカしそうな花を合わすのが面白いんですね。
そして生花は、非常に懐が深いアイテムなので、
どんな組み合わせでも
まあ、何とかなるんです。

そこへ最近は、
「枯れそうな花、以前なら捨ててしまっていた花も
 使ってみようじゃないか!」
と思うようになったんです。

理由はこのかた。
秋峰さんです。


<゜)))彡 <゜)))彡 <゜)))彡

秋峰さんとは、てるとマイスターの
「ミニチュア生花の会」で知り合いました。会員仲間なんです💛
お花の先生でいらして、
記事を拝見すると、いろいろなお花がでています。
ときにはヒスイがびっくりするようなものも使われていて、

「えー、こんなのありなの? コレOkですか!?」と
眼からうろこがボロンボロンとおちてくるんです。

生け花って、もっと自由でいいんだ、と
さりげなく
かろやかに教えてくれます。

ああ、お教室が近くにあれば
ヒスイももう一度 習いなおしたいくらいです。

さて、その秋峰さんが、
「枯れかけた花も、処分するような花材も
使ってみると面白いよ」
という記事を書かれていました。
(ごめんなさい、どの記事か、忘れました(笑)!)

そこでヒスイも、いっちょやってみようと。
これです。

お花は、ひまわりの花弁を全部ちぎったもの(笑) と
大根の葉っぱ、後ろにある葉っぱは、近所の神社で拾ったナニカです(笑)。

画像、もいっちょ。
角度を変えて……。


できあがったとき、おもわず
「おおおおおっ!?」
って叫んじゃった。

ひまわりって、普段は花弁がしおれたら捨てちゃうんですよね。
捨てちゃう。
ところがこうやって合わせて見たら
大根の葉っぱと合うじゃないですか(笑)!

なんという自由な発想 ⇐自分で言うかよ、ヒスイ(笑)。
なんという斜め上を行く発想(笑)!
ああ、お花って、こんなに自由でいいんだって
びっくりしたのです。

そして気づいた。

ヒスイは、なにかに凝り固まっていた。
お花については
「ちゃんと、型通りにやらなきゃ」
「お手本できなきゃ成功じゃない」
「成功していないものは、ダメだ」

からの、

「ヒスイは型通りにできないから、お花なんてやっちゃダメだ」

というところまで、行ってしまっていたのでした。
これぞまさに、自分で自分を縛っていたってことですね。

びっくりしたのです。

ついでに言うと、お花を挿しているものは、
陶器の、お茶容器です(笑)

これ、画像をアップにしてもらうとよくわかるんですが、
型押しで、SLの正面が刻印してあるんですよね。
アイボリー色の陶器で、釉薬がかかっているので
半透明の感じがあって、ほんのりと温かいイメージ。
ちいさいながらも、ふた付き💛。

ヒスイはこれを、花器として非常に愛用しております(笑)
背の低いものを放り込むのにちょうどいいんですよ(笑)

これもまた、
自由なり。

自由であるということは
ヒトやモノの可能性をぐうううっと広げることだなと
タネ部分だけになったひまわりをみて
つくづくと思ったのでした。

<゜)))彡 <゜)))彡 <゜)))彡
このところ、ヒスイは珍しく忙しくて、
ちょっと心にゆとりを失いつつありました。

でも、この小さなお花たちは
うるおいをくれる。
花は生きているし、
咲いているし、
どんな形でも、最後まで精いっぱい生きている。

『生け花は、花の命を切り取ること。
だから最後まできっちり使い切らなきゃだめだ』
みたいなことを言っていたのは、
たしか前衛華道家の中川幸雄さんだった。
(ちがっていたら、ごめんなさい)。

本当にそうだなー、でもそんなん言われても
ヒスイには、よう使い切らんわー、などなど
他人事のように思っていました。

でも秋峰さんに出会って、
もっと気軽に、自由に、かろやかに
お花を遊んでもいいんだって
教えていただきました。

ミニチュア生花の会もそうですが、
自分の思い込みから自由になるには
ひまわりの種部分と大根の葉っぱ程度のキッカケがあれば
十分なようです。

だって、凝り固まっているのは、ヒスイ自身なのだから。

なお、ひまわりの中央部分は「管状花(かんじょうか・筒状花ともいう)」そうです。周りの花びらみたいなのは「舌状花(ぜつじょうか)」。
中央の管状花があまり開いていない花を選ぶと
長持ちするそうです!

……いやあ、ヒスイ日記。
役に立ちますね(笑)。

そんなこんなで、今日はおしまいです!!
また明日、元気にお会いしましょう。

中川幸雄さんについては……

ヒスイと生け花に関するエッセイ。

https://note.com/hisuijade/n/nf6ff75c3196b?magazine_key=md5d8c11d2e22


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