見出し画像

「フリーの仕事に一発逆転は、ない。ぜったいに」ヒスイ、相談にうまく答えられなかった件…

きょうはちょっと、
落ち込んでいるヒスイです。

話は、ヒスイと後輩とのあいだで
繰り広げられたと
思ってください。

ヒスイの後輩、
イラストレイター志望ですが
なかなか仕事がなくて。
本業の会社員とかねて
フリーで仕事を受けている、って感じです。

後輩とはいうものの、
年齢的には、
40代。
職歴は
ヒスイのほうが長いですけどね。


先日、後輩さんから相談されました。
「会社、辞めようと思うんです。
 やめて、絵にしぼりたいんです」

その時ヒスイは
何も言えませんでした。

『あー、いいね、やってみたらどうかな!?』と
気軽に言うには、
あまりにも
現実はきびしい。

ヒスイが黙っているので、
後輩さんは、

「フリーの仕事が厳しいのもわかっていますし、
 だから、
 退職金でまた、学校に行きなおそうと思って」

……アカンアカンアカン。
それ、ますますドツボにハマるパターンやん!!!

とは、
気の弱い、八方美人のヒスイには言えず。
やはりしばらく黙ってから、

「……賛成も、反対も、できないな。
 自分で決めることだしね……」と
非常に歯切れ悪く、後輩さんと別れたのでした。



以来
モヤモヤってます。


フリーランスの先輩としては
びしっと、

「ダメダメ! 売れるひとは本業がある間から、
 ちゃんと売れてる。
 むしろ、売れすぎて時間が足りなくなったから
 本業をやめるの。

 売れないうちは、収入源の仕事をやめるのは
 ぜっっったいに NGです!!」

って言うべきなんです。

だけどねえ……いいにくくて。
本人だって
うすうすわかっているはずだし。
だいたいこういう時って、
本業の仕事にも煮詰まってるから
やめたくなるのですよ。

だから、
一発逆転!を狙って
本業をやめようって
思うんでしょうけどね。


フリーランスの仕事に
一発逆転は、
ない。
ぜったいに、
ない。

着実に、確実に、
一個一個、小さな実績を積み上げたあとにしか、
仕事は回ってきません。

そして、
小さな仕事では、
食っていけない。

だから、本業が必要なんです。


こんなヒスイではありますが、
フリーランス一本になる時、
さすがに、金の計算をしました。
(まあ、ヒスイは『会社員!!』などという
 光り輝く職業についたことはありませんが(笑))

実家暮らしで、
食費も家賃も光熱費もかからず、
画材代やPCなどハード機材は
かりるか、バイト代でなんとかクリアできそうだ。

いつまでも、実家暮らしをしていると
さすがにママが怒るから(当たり前だ(笑))
2年たって、仕事が全くなければ、
諦めて、誰か知り合いに雇ってもらおう。

そして仕事をチョボチョボともらえるようになった後も
実家から出た先は、
親族の持っているマンション(笑)。
家賃激安(笑)、厳しい時は払わなくてもイイ、という
確約を取ったうえで、
引っ越しました(笑)

どこまでもスネカジリ、
他人頼りですが、
いちおう、食える計算をしたうえで
フリーになったわけです。


いっぽうの後輩さんは、
仕事をやめちゃうと、たよりは退職金のみ。
そのうえ退職金の大半をつかって
イラストレーター学校へ入りなおそう、というもの。

プランとしては
リスクがありすぎる。
というか、
退職金がおわったら、
確実にくいっぱぐれまっせ、という
計画なのです。


すすめられん。
圧倒的に
絶対的に
すすめられん(笑)


結局、あれからヒスイへの連絡は来ませんが、
あの勢いなら、
たぶん、仕事をやめちゃったと思う。


ビビりのヒスイは
他人事ながら怖くて怖くて
状況を確認することすら
できません。


もっと、びしっと
言うべきだったのかなあ。

言ったって、
聞かなかっただろうしなあ……。

というわけで、
ちょっとモゴモゴと
へこんでいるヒスイでした。


今日はただの愚痴です(笑)
また、明日。

ヒスイをサポートしよう、と思ってくださってありがとうございます。 サポートしていただいたご支援は、そのままnoteでの作品購入やサポートにまわします。 ヒスイに愛と支援をくださるなら。純粋に。うれしい💛