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「まず、手の中のものを宝石にせよ」ヒスイの映画感想文

今日は「ヒスイのおすすめ映画」です。

世界一のバーテンダー大会に密着した
「Spirit: 世界最高のバーテンダーになる」

映画は、国際的なカクテルコンテストに出場する3人のバーテンダーに密着したものです。
それぞれの大会前の準備や、仕事に対する姿勢をじっくり撮影したあと、
緊迫の大会場面に移ります。

みているだけで
飲みたくなる映画です(笑)。

注目したいのは、撮影対象に選ばれた3人が、

①日本女性
②フィンランド女性
③インド男性

だということ。
3人のうち2人が女性で、
2人はアジア系ですね。

なんか、バーテンダー世界大会っていうと
欧米の男性ばっかりが出てきそうなイメージがありますが、
世界から集まった50人は性別、国籍がかなり多彩です。

へええ、
今のトップクラスのバーテンダーって
こんなに多種多様なんだ、って
それだけでももうびっくりでした。


3人はそれぞれ、
カクテルを作るための特別な食材を準備し、
大会に臨みます。

が。
そのなかで、インドの男性バーテンダーが
思わぬトラブルに見舞われます。

時間をかけて準備した食材を勤務先のバーに置いておいたら
大会の2日前になっていきなり、

「バーの地主がいきなり閉店だ、っていいだして
 スタッフも誰も、店内に入れない!」

……なんてこったい。
店には、地元ゴアでとれたスパイスを
念入りに調合したものがあったのです。

しかし地主の態度は強硬らしく、
どんな理由であっても、店へ入れません。

こまった男性に、
師匠にあたる老バーテンダーが
言いました。

「自分を哀れむ時間があったら、
 手の中にあるものを、宝石にしろ」


……かっこいい。
この店、行きたいわ、ゴアだけど(笑)。
ゴアって、インドのどこにあるのか、知らんけど(笑)。

こうして彼は地元のマーケットで
あらためてスパイスを購入しなおし、
まったく新しい配合で準備を終えて
大会の行われるオーストラリア、シドニーへ飛び立ちました。

世界各国からの参加者50人におよぶ大会の結果は、
ここでは言いませんが、
大会後に審査員が言った事も
しみた。

「優勝できなかた49人にとっては
 過酷な経験だと思うが
 大会の前と後では
 自分が変わっていることに気がつくはずだ。
 参加すること、行動すること、仲間に会うこと
 それが、大事なんだ」


ヒスイ、このところちょっと落ち込んでいまして。
だからよけいに、この言葉が身に沁みました。

なぜ落ち込んでいたかというと、
またしても最近、ヒスイの仲間が
仕事で大きく評価された。
このところ、
仲間の多くに
運気が来ているんですよ。

……ヒスイには来ないのね。
実力の差もあるんだけど
くやちい。


だけどこの映画をみて
二つの言葉に出会って、
耳が、洗われました。



そうだよ、人と比べている場合じゃない。
まず、いま手にしているものを、宝石に変えなきゃ。

ヒスイはヒスイのペースでしか
ものを作れませんが、
グズなので
だいたいにおいて
応募期間 ギリッギリに
投稿する、ということになりますが(笑)

手にしているものを宝石にすべく努力することで
幸せになれます。

書く前、作る前の自分とは
違う自分が
いる。

だからこそひとは、
くやしさに歯噛みしながらも
チャレンジを続けるんでしょう。


結果がどうであれ
戦うこと、
行動することに意味がある、と
教えてくれる映画です。




「Spirit: 世界最高のバーテンダーになる」

ちょっと、心がモヤモヤするとき
世界じゅうが輝いているのに
自分だけが
ハツカネズミだと感じる時に、
おすすめです。

なお、お酒を扱った映画なので
YouTubeで検索すると、こんなドキドキする表示が(笑)

だいじょうぶです!
電車の中で見ても
問題がある予告動画ではありません(笑)
どぞ、ご安心を(笑)。


では、明日こそはヒスイ日記、お休みします(笑)。
土曜日の410字で
お会いしましょう。

ヘッダーは、UnsplashDushawn Jovicが撮影


※※ 注目うう!
インドのゴアについて
Gokuさんが調べてくださいました!

海沿いなんですねー、リゾートなんですね!
画像で見せた頂いたので
すごくよく、わかりました!!

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