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「寂しみを、背骨に落とし込め。クリスマス直前・落下中のヒスイ」

「最近よく頑張っていると思うよ。もう独立できるね」
先日、仕事上の先輩から、こう言われました。
『……やだな、そういう言い方』
と思いましたが、とりあえず、笑って帰ってきました。

ヒスイはその人を非常に尊敬していて、人間としてもとても好きで。
なんというか。
その人の下で、その人を見上げているポジションが大好きなのです。

下にある、ということは。
庇護下にある、ということ。
具体的に仕事の面で庇護下にある、というわけではなくても
メンタル的に頼れる、甘えられる、信用できるのです。
そういう人がいると、ヒスイは安心できます。

「独立できるね」という意味が仕事のことなら
ヒスイは独立しております、すでに。
しかしメンタル的にそう言われたのなら
ヒスイは絶望します。

それは。
ヒスイを認める形でありながら
非常に柔らかい
やわらかい
しかし厳然とした
距離感だから。

拒否、といってもいい。と。ヒスイは感じました。


もちろん。言った人はそんなつもりはなく、
おそらくシンプルに褒めてくれただけなのでしょう。
けれどもヒスイは、そこに
ヒスイから手をのばせない、埋めようのない拒否を感じました。

へこみました。
いまも、へこんでおります。

すいません、小説であれエッセイであれ、何らかの問題を提起したら
決着をつけて終わらねばならぬことは
よくわかっております。

でも今日は。
ヒスイの感情の決着は、まだついていません。
これからゆっくりと、言葉の意味をかみしめて。
背骨の芯に、落とし込もうと思います。

悲しさは、女を強くする。
寂しみは、女を柔らかくする。
今日はうつむいても、ヒスイはまた、顔を上げていく所存です。
ほかに、できることは何もないから。



さて。明日はクリスマスイブ。
ヒスイちゃん、1日お休みです。
姉宅で姉がケーキを焼くところを見て、姉がチキンを焼くところを見て
澄(姪)とともに
よだれを垂らしてまいります(笑)

25日にお会いしましょう💛
一足お先に、メリークリスマス💛

本日のトップ画像は「Angelica VaihelによるPixabayから」

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