見出し画像

「売れなくても、勝手に作ってんだよ(笑)」職人ヒスイのひとりごと&のんちゃ賞だーー💛

今日の話は「売れなくても平気な人になりたい」です(笑)

先日、友人のMちゃんと話していて、
「アンタ最近、がつがつしたところが、なくなったわよ。
 だいじょうぶ?」

と聞かれました。
「あたし達みたいな商売、ガンガン売り込まなきゃダメじゃないの?」
とも。

あー。
わかる(笑)。
自分でも、いっときほどのガツンガツン! という焦燥感が
無くなっているのが分かるんです。

焦燥感、というと、語感があれなんですけど(笑)
つまりクリエイターとしての
ハングリー精神、みたいなものが
薄れてきているんじゃないか、という事です。

ぬぬぬ。
さすがMちゃん。付き合いが長いだけある(笑)。
Mちゃんとは駆け出し時代からの友人ですが、
彼女がまた、
売れているにもかかわらず、
ガンガン行くタイプ(笑)。

仲間内では一番先に売れ始め、
安定的に売れ、
さらにその上を目指して、営業もおこたらないというタイプ。

いやもう。
爪のあかでも飲めよ、ヒスイ(笑)
と思うんですが。

同時に、
「あたしはMちゃんとは違うタイプ。
 『ヒスイスタイル』で行けばいい」とも
思うようになってきました。

『ヒスイスタイル』とは、
広く営業に回らず、
ちんまりと小さな直径のなかで
刺さる人に、刺さるものを作っていく、ということ。
まんべんなく、広い層にウケなくてもいい。
ヒスイの作るものがアンテナに引っかかるヒトだけにむかって
発信し続けていけばいい、ということです。



これは、ラクなよーに見えて
案外ラクじゃない(笑)
なぜなら、ヒスイ本来の作風は、
非常に限定的で、
ある意味では先鋭的で
やわらかくも美しくもなく、
だから
ウケない事のほうが多いからです。

その代わり、
ウケる人にはガッツリ、支持してもらえる。
これまでに仕事をくれたクライアント様について思う時、
「ああ、この人は『ヒスイマニア』でいてくれるんだな」と
感じることが多いからです。

いったん気に入っていただけると、
長く長く、仕事を回してくれる。

こういう方が5人ほどいらっしゃるので
ヒスイのような弱小フリーランスは
何とか食べていけるのです。


ただし、非常に残念ながら
ヒスイマニアの人数は
多くない(笑)。
それこそ『マニア』のような方々なのです(笑)

だからこそ、ヒスイは
職人のごとく
毎日作り続け、発信し続けなきゃいけません。

作ったものを気に入ってくださる方を
一人でも多くするために、
ひたすら毎日、出しつづける。

いま、お仕事と
noteのような、ヒスイの個人的な発信も含めると
複数のSNS、プラットフォームで
毎日連載しています。

そんなすごいことを発信しているわけじゃないです(笑)。
このヒスイ日記を見ていただければ
よくわかると思う(笑)。

だけど、毎日出し続けることだけが
見て下さる方への御礼だと
思うのです。



かつて、モノを作る目的を
『手段』か『目的』か、と聞かれたことがあります。
その時は上手に説明できなかったんですが、
ヒスイの場合は、手段でも目的でもなく
『職人』なんだと
思います。

毎日だしつづけていても
全然反応がない事のほうが
おおい。
1日に1PVとかフツーにある(笑)

それでも毎日出しつづけます。

なぜならヒスイは『職人』であって、
手持ちの品をずらりとショーケースに並べて、
その中から、少しでも気に入ったものを
持って帰っていただくのが
仕事だからです。

持って帰っていただく=刺さるということ。

自分が作るもののレベルを上げることは当然ですが、
たとえ売れなくても
淡々と作り、
淡々と出し続けることで
ちょっとでも、先へ行けると思うんです。




Mちゃんと話す前日に、
ヒスイは、ある有名人のインタビュー記事を読みました。

そのひとは『夢がかなうかどうか』について、
『これまでに同じジャンルで成功した人が
 何歳からはじめて
 何歳ごろにブレイクしたか
 調べてみるといい。
 それでだいたい、諦めるべきか続けるべきか
 分かると思うから』

と言っていました。

ああ、なるほどなあ、って思いました。
同時に、
ヒスイはこのスタイルじゃないなあとも
思ったわけです。

たしかに、統計的に調べてみれば、
夢がかなうかどうか、判断がつきやすいかもしれない。
だけど
統計上、どういう結果が出ていても、
自分は物を作ることを、やめられないわけです(笑)。

どうせ諦めないんだから、
統計を調べるだけ、むだ(笑)。
売れようが売れなかろうが、
ヒスイは作ってんです(笑)。

それを「プロ的な視点ではない」と言われれば
同意します(笑)。
プロとは作ったものを金にして、食っていくことですから、
ヒスイの考え方は
プロ的ではないんでしょう。

だけど。

それがどうした(笑)


売れなくても、勝手に作ってんだよ(笑)。
それでもわずかながら、作ったものが誰かに刺されば、
双方とも
喜べばいい(笑)。

どうもそれが『ヒスイのスタイル』のようです。

Mちゃんの言うように
売れたい、当たりたい、バズりたいという
がつがつした感じが薄れてきたのは
自分の立ち位置が分かってきて、
その場所を、とても気に入っているからでしょう。

売れなくても当たらなくても、バズらなくても
毎日つづける。
職人のように淡々と。

ごくわずかな、だけどヒスイのつくるものに
感情を揺らしてくれる方がいる限り、
毎日つくって出しつづけます。

結局、毎日連載に勝つ方法論を
ヒスイは知らないから。


そういう意味では、
今いる場所が、ヒスイの立ちたかった場所です。

明日ヒスイがいる場所は、この先に進んでいきたい場所です。
この『ヒスイスタイル』を突き詰めていくのが
これからレベルアップしたいことですね。


だから明日も、
ここでお会いしましょう。
ヒスイ、書いてますから(笑)


【了】


#レベルアップしたいこと


さて、今日はハッピーなお知らせもありますのよーん💛
ヒスイのライラック杯俳句、『のんちゃ賞』をいただきましたー!
ぱふぱふぱふー🎉

「唇に言葉あふれて桜貝」ヒスイ

記事内でのんちゃさんは、

「唇という言葉を見ると、まず赤系の色を思い浮かべるのですが、そこからあふれてくる想い。
そしてあとに続く、桜貝。
桜色。
あぁ、春らしい。春だなぁ!と思いました。」

と書いてくださってて。すなおに、嬉しい。

さらに
「ヒスイさんらしい一句だなと思いました^ ^」で
ガッツポーズをしたのは
内緒です(笑)

ありがたいですね。
ほんと嬉しいです。
こういうことがあるから、続けられるんだよねー。

ありがとうございました💛

では、また明日、お会いしましょう。
売れても売れなくても、
めげずに頑張るヒスイでしたー(笑)。

しかしまあ。
ちょっとは、売れたほうがいいか(笑)


ヘッダーはUnsplashMegan Ruthが撮影

ヒスイをサポートしよう、と思ってくださってありがとうございます。 サポートしていただいたご支援は、そのままnoteでの作品購入やサポートにまわします。 ヒスイに愛と支援をくださるなら。純粋に。うれしい💛