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「梅雨まえの薄く差し込む陽を浴びてーー」ヒスイのちょっと傷・夏短歌

今日のお話は「ものって、傷がついて、はじめて『もの』になるんだな」というお話です。

先日ですね、名古屋でやっていたクラフトフェアへ行きました。


「東別院 暮らしの朝市」

この写真だとちょっとしか写っていませんが、
これは、山門『前』(笑)。
ここから入ると、ひろいお寺の境内いっぱいに
オシャレな食べ物のブースや、手作りのお洋服やバッグ、アクセサリーを打っているお店がいっぱい並んでいるのです。

たのしい。
すげえたのしい。

ネボスケのヒスイでありますが、この日は早く起き、
10時からのスタートに、まにあうよう……には、いかなかったけどさ(笑)
まあ11時ごろには参戦した!と思ってくださいよ。

楽しかった…おいしいコーヒーを飲んだり、手作りおやつを食べたり、
可愛いグッズのブースを覗いたり。

そして買ったのが、チェコガラスのイヤリング。


薄い茶色のスクウェアガラスがつながっている、シンプルなイヤリングです。
長さがあって、ゆらゆら動く。

陽に透かすと、うすーい色が皮膚に落ちて、
なんとも情緒的な色になり、
東欧っぽいニュアンスになり、
なるほど『チェコっぽいな』って思いました。
チェコ、行ったことないけど(笑)

もとはピアス金具がついていましたが、
ヒスイはピアスを開けていないので、
頼んだらすぐに、イヤリングに変えてくれました。

こういう柔軟性も、クラフトフェアで買い物をする楽しみですね!

で、すぐにつけた。
喜んで歩いていたら、ぽちっ、とおちちゃって。
まだ金具がゆるかったみたいでね。
(ヒスイは福耳なので(笑)、分厚い耳たぶに合わせて、イヤリングの金具はいつも、限界いっぱいまでゆるめてあるのです)

スグに拾ったのはいいけど、
うちに帰ってまじまじとみたら、

やべ、ひびが入っちゃった・・・

だけどですねえ・・・
日を追うにつれて、だんだんこのヒビが、
良くなってきました(笑)

なんていうのか、
ヒビが入ったことで、
イヤリングが完成したって言うか。

ちょっとした傷が、
ちょっとした痛みが、
ちょっとした欠損が、

このイヤリングを完璧にしたという感じがして。

まるでイヤリングに
「所有者:ヒスイ」のはんこが、押されたみたいで。

なんだかかえってうれしくなって、
最近は、ちょいちょいつけてます。

楽しいです。
毎日って、こうやって楽しくなるんですね。


「梅雨まえの薄く差し込む陽を受けて
ささやかな傷わが名を帯びる」ヒスイ

あら、短歌になっちゃった(笑)

#ひとり66日ライラン
#出戻りライラン・笑
#23日目

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