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「ドン底を知る明日を待つ大根葉」ヒスイの春俳句

今日は「人間ってどん底でこそ変われるよね!」という話です。

あっ、それから
昨日は皆様のおかげで
なんとか仕事を乗り切れました!
もう、みなさまが神さまに見えました(笑)
ありがとうございますーーー!

まずは、ヒスイ宅の大根葉について(笑)

よくもまあ、切り落とした大根の葉っぱで
これだけ記事が書けるなって思うでしょ?
ヒスイ自身もおどろいておりますが(笑)
だってほら、
こうなっちゃったら
書かずにいられないでしょー!?

花が咲いた、ついに(笑)
ぎゅおおーーんとのびた大根の葉っぱに
つぼみがついて、
花が咲いたんですよ!!

このがんばりを、評価せずにいられようか(笑)

アップ写真もあります。

白地に薄い紫の上品で愛らしい花です。
ヒスイ、不勉強なので
大根の花がこんなにかわいいなんて、知りませんでした!
見飽きませんね……
しかも、つぼみはまだまだたくさんあるんです。
これからも咲くかなあと思ったら
仕事が忙しくて カラッカラになったヒスイの心が
ちょっと潤う気がします(笑)

ありがとう大根!
1本150円、鍋で食べ、皮は千六本にしてお味噌汁の具に、
のびた葉っぱは刻んで菜飯に入れ、
ついには花まで咲かせるという……

150円の大根、すごいですね!
そこまで大根を使いつくす
ヒスイもすごいわ(笑)!

お鍋も味噌汁も菜飯も、
美味しうございました💛


そんで、思ったんですよね。
この大根、水と気温だけで
ちゃんと育ったんだなって

言ってみれば、
生育環境的には
かなりズンドコですよ(笑)。
部屋の中だから、陽もあまり当たらず
栄養はヒスイが切りのこした身の部分だけ。
水だけをもらって
ちゃんと生き伸びた。
えらいんですよ、この大根葉。

ヒスイも、そんなふうに生きたいと思います。
すごい肥料なんか、いらないの。
ただ毎日少しずつ
水を得て育っていく。
ミリ以下の単位で、育っていく。
それは「春の力」だと思うんです。

春の力は、生きていく力です。
天然自然の生きていく力です。
ネットを見ると、じつにいろんなハック
技的なものがのっていて、
そのどれを読んでも
ヒスイみたいなやつは「ほほうう」と感心するばかり。

こないだなんて
「SNSのフォロワーを買う方法」なんていう
地獄の黙示録的な記事を読み
もう驚いた。

これはヒスイがあまりSNSをやってないから、という
理由もあるんでしょうが。
それ以上に
SNSにおける数字の力に
驚かされました。

いろいろな裏技(でもないのか(笑))をつかって
上手にSNSを使っている人も
いるんだなあって
感心したんですよ(笑)。

そして思うの。
「生きていく力、生き抜いていく力はお金じゃ買えない」って。



いま、澄のようなJKを見ていると
ふと感じることがあります。
何かあった時に、生き抜ける子と
心が折れちゃうだろうなって
心配になる子です。

その違いが何か、というのは
明快には言えないですが、
たとえば春、
風をうけ、日を浴びて、
干しシイタケのようになっている子供は
割と大丈夫な気がします。

ヒスイの大根葉のように
水だけでも生き抜ける。
それは、今はズンドコでもいつか春が来ると
信じているからでしょう。

未来を信じる力がある。
自分の未来を信じる力があるんです。
そして
時間は自分の味方だと
分かっている。
だから辛抱強く春を待てるし、
春が来たら
思い切り花を咲かせることができるんです。

どうやったら、そういう子供が増えるのか、
それはもうヒスイにはわかりませんが
小さな頃から大事に守り、
守りに守って
どんな風にも当てない、というふうに育てると
けっこうヤバい気がします。

小さな傷は
子どもを育てます。
たぶん、そうだと思う。
ヒスイも子供の頃から
いっぱい傷を負ってきました。

学校では勉強できなかったし、
要領が悪かったし、
かけっこも早くなかったし、
家に帰れば
いるのかいないのか、よくわからないような
中間子だし(笑)。

自分とまわりとの間に
壁を作ることすらできなくて、
ザカザカの壁にこすられて
いっぱい傷を作ってきました。

それでもやってこられたのは、
家族がいたし
なによりも
絵と本があったからです。

リアルにいる場所、だけが世界じゃないって
ヒスイは早い時から知っていました。
つねに
逃げる場所が必要だったからです。

そうやって傷を作り、直し、
まあだいたいのことはクリアしたわ、と
油断していると
また大けがをする、の繰り返しで(笑)

そうやってヒスイは
時間を味方につけた、と思います。

未来はけっして暗いものじゃない。
時間は何かを救う、
すくなくとも
ヒスイは救われる。

「あしたは、今日よりぜったいに良い」
そう信じられるのは、
ヒスイがどん底を経験してきたからです。

誰にも顧みられず、
誰にも褒められず。
でもおひさまだけはヒスイの味方でした。

この先はただ、
春に身をゆだねて
生きていこうと思います。

大根の花のように。

ちょっと角度が違う。マクロレンズを使うの、わすれました(笑)

そんなかんじの、ヒスイです。
今日もまだ仕事が残っているので
がんばります。

「ドン底を知る明日を待つ大根葉」ヒスイ春の俳句

ヘッダーはUnsplashJose Figueroaが撮影

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