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「たとえそいつが、未払いでも」ヒスイのフリーランス日記

日はちょっと、ヒスイの仕事の話を。
フリーランスの立場ですが、企業にお勤めの方にも共通してるんじゃないかなって思います。


何度も書いておりますが、ヒスイは超弱小フリーランスです。
個人的に付き合いのあるクライアント様から、ちょびちょびと絵と文章の仕事を頂き、
なんとか生き延びております。

とはいえ、時には苦手な仕事というのもありまして。
某クライアント様。
金払いはひじょーにいいが(デカい企業からのダイレクト発注なのです)、
仕様がころころ変わる。

ええっ、前回の打ち合わせの時、○○のケースは『××』っていう定型文を使ってねって、言ってたじゃん! 違うの??
絵の雰囲気は○○ふう(まあ、売れ筋の絵と思ってください)がいいねって、言ってたよね?? ××ふうだと、真逆なんすけど??


みたいなことが頻発してて。
発注は、合計で6回、半年で受けているので、あと2回ほどあるんです。
で、そのあとどうするか。
客先は、継続したい、みたいなことを言ってくれている。

こっちは弱小フリーランスです。
仕事を断るなんて、なんたるちーや笑。
わかってる、わかってます。

だけど、どーーーしても、気が乗らないのです。
客先に返事をしなきゃいけないので、ついにヒスイ、同居人のケロリンに相談しました。ケロは別業種ですが、やっぱりフリーなので、こういう時は役に立つ笑


「あのね。どーしよう。キッツいんだけど、あの仕事を受ければ次の上半期、確実に金が入ってくるんだよね」
「ふーん」
「でもさ、キッツいのんさ。どうしようかな」

ここでケロ、食べていたスルメを口からポヨッと出したまま答えたね。

「あのな、ヒスイ。
そういう時は
『この客が、もし未払いを起こしても一緒に働きたいか?』って考えるんだ』
「……みばらい」
「そうだ。どうしても迷う仕事ってのはな、金勘定で考えるな。
その客が好きかどうか、個人的な感情だけで決めるんだ。
そうするとな、後から何があっても、あきらめがつく」



ちょっと、びっくりした。
ヒスイはこれまで、そんな視点でお客さんを考えたことがなかったから。

フリーランスって、稼ぎと仕事量と直結してます。
だからちょっとくらいイヤなお客さんでも 金、と思えば目をつぶって仕事できるんです。
だけど、どうしても迷うときは。

『もし未払いになっても、その人と働きたいか』

この視点、大事かもしれないなと思いました。
ケロリンに感謝しつつ、
ケロがスルメをぜんぶ食べちゃったので
ついでに言えば、ヒスイの「池月 超辛口」を飲んじゃったので
得意技「腕挫十字固(うでひしぎじゅうじがため)」をかけときました笑。

まあ、そんな感じで。
どうしようかまだ、迷っています笑



皆様はどうぞ、島根のチョーおいしい日本酒、「池月」をお楽しみくださいね!

あっ、昨日の140字筋肉コメディに
方言バージョン
③広島弁
④阿波弁

が追加されています。 どっちも抱腹絶倒。みょんちゃん、ありがとう 笑。
どうぞー!


ではまた明日! 「毎週ショートショート」でお会いしましょう。

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