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『さくら、もゆ。』は”大切な人があなたに残した手紙”~再走を強く勧める理由~

想像してみてください。



今は亡き

あなたの家族、もしくは愛する人が、

あなただけのことを想い、

あなたの幸せだけを願って

最後に書き残した手紙を、

一度読んだら、

もう読み返すことはないんですか??





少し極端な例かもしれませんが(笑)


『さくら、もゆ。』は
大切な人があなたに残した手紙のようなものです。
(もゆを最後まで読んだ人は、きっとあれのことを言ってるんだなと理解できるでしょう。)


それはあなたへの想いにあふれており、

これからも生きていくあなたに
どうしても伝えたかったメッセージが綴られているわけです。


そりゃ

文章の言い回しなんて気にする余裕はなかったのかもしれない。

誤字脱字だってあるかもしれない。
(伏線回収)

でも、そんなの気にならないですよね。
(気になるけど、気にすべきところではない。)



もちろんこれは単なる比喩であり、
『さくら、もゆ。』は手紙ではない。



けれど。

そういう意図が込められ、

登場人物たちの”想い”に触れて
自分のことのように感じてほしいという、

それはそれは強い気持ちから生まれた物語(作品)なのは明白です。





実際にプレイするとき、

一周目は内容の理解にどうしても
脳のリソースのほとんどが割かれます。

物語の展開、その理解に気を取られてしまい、
一文一文にたくさんの想いが込められていたことに、
どうしても気づけない。
もしくは気づいたつもりになっている。


この時点(1周目)では、
手紙を読んでいるというより、
手紙を解読する作業に近いです。



私自身、1周目では
良い話だったな。面白かったな。
くらいの感想でした。

その後、他の方の考察を読むと、
涙が止まりませんでした。

そして、
理解を深めた後に再走してみると、
こんなに変わるものなのか
というほどに感動しました。


とにかく私が言いたいのは、
1周だけではさくらもゆの
本当の良さ(本質)に気づけないので
必ず2周目をやれ!
ということです。


理解を深めるために考察を読むのもオススメ
(↓こちらがわかりやすくて良いです)


あと、完全年表は絶対に見てはいけない。
混乱するだけだし、そもそも不必要。

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