〝メイドイン俺〟でミニゲームを死ぬ程作ってみた!
ㅤ〝メイドインワリオ〟をご存知だろうか。
ㅤ現在も続くゲームの人気シリーズだ。
ㅤ一応説明すると、ランダムに現れる短いミニゲームを熟していくというもの。
ㅤどれも個性的で、同じものでも進むにつれスピードが上がるので難しくなってゆく。
ㅤ楽しく遊べるのだが、
ㅤグラフィックはお世辞にも質が高いと言えず、
ㅤその上短いので、ぶっちゃけ個人でも作れるレベル。
『なら作ればいいじゃん』というコンセプト?で登場したのがこちら↓
ㅤミニゲームを自分で作ったり、
ㅤ他人が作ったものを遊ぶことが出来る。
ㅤ勿論プログラミングから初めなきゃいけないなんて事はなく、
ㅤ作り易いフォーマットにされている。
ㅤやることは
ㅤ画像作り、画像の差分、アニメ再生、移動、
ㅤスイッチON/OFFの組み合わせ、
ㅤゲームクリア,失敗条件の設定
ㅤタッチ操作や時間経過等で、
ㅤこれのタイミングを設定するだけだ。
ㅤ後は効果音や軽い演出設定。
ㅤ分かり易く一つ例を挙げると、
ㅤ❤マークのトランプと、
ㅤ♠マークのトランプがそれぞれ二つある。
ㅤ両方のペアを揃えればクリアという真剣衰弱を作る場合、
ㅤ先ずトランプ裏面の画像4つを、ゲーム開始時ランダムな位置に瞬間移動するよう設定。
ㅤ画像①は裏面の画像と❤の差分画像を内包する。
ㅤタッチされれば画像が裏面から❤に切り替わり、スイッチがオンになる。
ㅤ画像②も同じで、
ㅤ画像①と画像②のスイッチがオンの場合、
ㅤどちらもスイッチはオンのままになる。
ㅤ画像③④は裏面の画像と♠の差分画像を内包する。
ㅤこちらもタッチされれば画像が裏面から♠に切り替わり、スイッチがオンになる。
ㅤ①か②のスイッチが片方オンで、
ㅤ③か④のスイッチが片方オンの時、
ㅤ❤と♠がめくられてる状況なので、
ㅤその時はどちらのスイッチをオフにし、画像を裏面に戻す。
ㅤこれで『めくったマークがペアの時はそのまま』で、
ㅤ『めくったマークが違った時は裏面に戻す』というシステムができる。
ㅤそしてゲームのクリア条件を『画像①②③④のスイッチがオンの時』
ㅤつまり❤も♠もペアがめくられている時、
ㅤにすれば完成だ。
ㅤ失敗条件は制限時間以内にクリア出来ないこと、
ㅤまたは複数回ミスする事等でいいだろう。
ㅤあと裏面の画像をタッチした時はそれらしい音が鳴り、
ㅤクリアした時は歓声とフラッシュと紙吹雪の演出。
ㅤ当時小学生だった自分でもできたので、
ㅤ誰でも出来ると思う。
ㅤその時はこのゲームに夢中になった
ㅤというか、ネットが使えなかったから娯楽が限られていて、
ㅤ持ってるゲームは骨の髄までやり込んだ。
ㅤこのゲームは90個?くらい作ったゲームを保存出来る。
ㅤ自分はそれが埋まるまで·····埋まってもどれか消して更に新しく作ったりしてた。
ㅤ主に当時好きだった漫画のワンシーンを切り取ったようなミニゲームを作っていた。
ㅤ流石に画力はなかったけど、
ㅤ画質がドット絵に近いくらいなので、
ㅤ割とそれらしく描けていた。
ㅤ作ったゲームはコンテストにWiFi経由で投稿できた。
(投稿ゲーム一覧みたいなのはなかった·····気がする·····)
ㅤコンテストで受賞したゲームもそこそこやった。
ㅤその中で·····ゲーム性はあまり凝りようがないが、
ㅤ勇者が龍を倒すゲームは演出が良かった。
ㅤゲーム開始時に幾重の雲が上がってゆき、
ㅤカメラを下に持って来てるよう演出。BGMもラスボスっぽかった。
ㅤ~このゲームの不満点~
・容量少な過ぎて、大きい画像があまり用意出来ず。アニメーションも作り難い。
・タッチ操作のみで、ボタン操作による設定が出来ない。
・一つの画像に5個しか命令を設定出来ない。
ㅤこのゲームはコンセプトとしては、
ㅤシリーズ最高傑作だと思う。
ㅤ数が正義。
ㅤただ当時は今程家庭用ゲーム機がWiFiで遊ばれてなくて、
ㅤDSのスペック的に5秒ゲームでさえ満足に作れなかった。
ㅤゲーム性とユーザー投稿型は強くマッチしているが、
ㅤ家庭用ゲーム機的にはミスマッチ。
ㅤこういうゲームがただ一つのソフトとして終わるのは違うと思う。
ㅤマリオメーカーとか、
ㅤ作られた膨大なステージがいずれ来るサ終で一気に遊べなくなるの、
ㅤネットゲームではなくゲーム機としての悪い面が出てる。
ㅤアーカイブ性が無い。
ㅤ~良かった点~
ㅤゲーム制作は、ちゃんとやろうとすれば死ぬ程大変で、心が折れる。
ㅤでもこのゲームで気軽にそれっぽい事をやって、自己満する事ができる。
ㅤ自分のように自己満したい!
ㅤという方にお勧め
ㅤあとこういう、プログラムを簡素化する仕組み作りは何事においても重要と思う
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