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HHKB Studioに見る時代の変化

PFUがなんと、27年ぶりに、HHKBの完全リニューアルを行ったというニュースが飛び込んできた。

HHKBの哲学に惚れ、HHKB Pro2を15年近く使い、リアルフォースも平行して使い込み、それらキーボードの欠点と限界を感じはじめ、そして最終的に、System76のLaunchキーボードに行き着いた私です。なのでこのニュースは食いつかずにはいられません。

私の読み=「時代はメカニカル」は正しかった

今回のニュースで私が一番驚いたのは、HHKBがなんと伝統の静電容量無接点をやめ、Launchキーボードと同じKailhのメカニカルスイッチに終着したところ。

ホットスワップにも対応、キーマップを自由に設定設定も出来る。まさに私がLaunchキーボードに求め、惚れ込んだ点を全て盛り込んで来た。

「時代はメカニカル」と書き綴ってきた私の読みは正しかった、と嬉しくなった。HHKBのフィロソフィーの本質は独自仕様の静電容量無接点スイッチではない、という私が思ってきた事を、HHKB本家が自ら証明してきたことが嬉しいですね。

動画を見る限りでは、打鍵音は従来のHHKBにとてもよく似ているように感じます。

スイッチ変更の他にも、デザインや仕様など、賛否両論出そうな製品です。でも、PFU、攻めてきたな、と思わせる事が嬉しいですね。

ジェスチャーパッド、ポインティングディバイスの採用など、「キーボードで全てをコントロールする」をさらに推し進めて進化してる感があります。

正直、メカニカルスイッチの、静電容量無接点スイッチを凌駕する耐久性と使い心地の良さ、カスタマイズ性の高さを知り、HHKBのブルートゥースモデルを見てHHKB熱が冷めてしまった私にしたら、目を覚ませるくらいにはインパクトあります。

あまりトンガッたハードウェアを産まない日本からこれだけトンガッたのが出てくるのが面白い。

今後出てくるであろうレビュー動画や記事が楽しみです。

ちなみに私は、今のところは買う予定はありません。ここまで書いておいてなんですが、

「Launchキーボードが私にとっては世界最高峰」

と思ってるからですね。新型HHKBのニュースが出てもそれは未だに揺るがず。むしろHHKBが同じスイッチを採用してきたことで我ながら自分の先見の明(誰も言ってくれないので自分で言ってしまおう)に自信を持ちつつLaunchを惚れ直す事にもなった形です。

実機を触ったら「やっぱ欲しい〜」「やっぱHHKB最高〜」となるかもですけどね。(笑)

ではまた。

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