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Pop!_OS:他のOSで類を見ない至高のキーボード・マルチウィンドウ操作

キーボードだけでマルチウィンドウ操作


Pop!_OSの良さを一言で言ったら?と聞かれたら私は
「軽い・早い・使いやすい」と挙げます。
それらには色々な意味が含まれています。
この3つの要素を含んだPop!_OSらしさを一番表しているのが
「キーボードでのマルチウィンドウ操作」
です。

ブラウザやアプリなど沢山のウィンドウを開いて操作する人は一度慣れるともう他のOSのウィンドウ操作はイライラしてしょうがなくなります。
他のOSでは類をみないこの操作はPop!_OS最大のアドバンテージと言っても過言ではないくらいです↓。

簡単に言うとマルチウィンドウをキーボードだけで自由自在に操れるわけです。
「このウィンドウとあのウィンドウを入れ替えたい
とか、
「あのウィンドウをちょっとだけフルスクリーンにしてパッとしまいたい」とか、
「このウィンドウちょっとだけ大きくしたい」
とか、
「あの隅っこのウィンドウをメインのポジションに移動したい」
とか。
そういう事がキーボード操作だけで出来てしまいます↓。


デメリットは、良さが伝わりづらいこと

この機能の最大のデメリットは、

実際に自分で使ってみないと良さが伝わりづらい

ということです。動画やこういう文字での解説だけではうまく伝えきれないのです。

正直私も、System76の機能紹介動画を最初観たときは

「ふーーん・・・」

でした。使ってみて初めてじわじわ来る良さなのですね。

マウス操作が好きだったり、せいぜい1画面2スプリットくらいしか使わない人の場合はあまり良さが伝わりづらいのです。

しかし、マルチディスプレイを使うようになったりウィンドウを開きまくってとっちらかる人になればなるほど良さが分かってきます。

とにかく、アプリやウィンドウを行ったり来たりする作業をパッパとこなしたい!

という事がキーボードだけで出来てしまう事に一度慣れると、もう以前には戻れないくらい最高です。

まとめ

未だに昔のイメージでLinuxデスクトップを語る意見をよく目にします(特にちょっとPCに詳しかったり歴の長い人たちの意見がタチが悪い)。
このマルチウィンドウ操作に見るように、
Linuxデスクトップは新時代に入っています。

こう言ったら怒られるのを承知であえて言わせて頂くと、
コマンドばかり羅列するエンジニア系ブログやそれ系の人たちのアドバイスやコメントなんか最初は一切読まなくても良い、とすら思います。

Linuxはトラブルに遭遇したらコマンドで解決出来る事が多いため、そういうときだけググって活用すれば良い、程度のものです。

今のLinuxはSteam DeckやBlenderのパフォーマンスに見て取れるように、
ゲームやコンテンツクリエイションの分野で高いポテンシャルを秘めています。

なので、
コマンドの話ばっかじゃなくその方向性で活用する時代に移っていくべき
と私は思っていて、このnoteで発信を続けています。

いつまでも「最低覚えるべき〇〇なコマンド」とか「GUIの操作性がーー」とか「MacやWindowsのパチもん」扱いのままマインドセットされている古い人たちの言うことはスルーして、先入観を持たずに使うユーザーが増えて欲しいと願っています。

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