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Pop!_OS:「CapsLock」で日本語・英数切り替え(その2)

Xmodmapを使わない方法

前回の記事でXmodmapを使って「Caps  Lock」キーを日本語・英語切り替えキーに割り当てる方法を解説しました。↓

Xmodmapは伝統的なLinuxでのキーマッピング方法ですが、今回はマッピングファイルを編集せず標準GUI設定だけでこれを実現するちょっと裏技的なTipsです。

(STEP1)TweaksでCaps LockをEscにする

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この設定後再ログインするとCaps Lockが「Esc」に変更されます。↓

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(STEP2) Mozc設定でIME関係を「Esc」に設定

Mozcの設定を開きます。

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IME関連(4箇所)のキー割り当てを全て「Escape」にします。↓

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(STEP3) 「ESC」は「Ctrl + Esc」で対応

このままだとEscキーが「キャンセル」用途として使えなくなってしまいますので、「Ctrl + Escape」など、他のキーコンビネーションで対応することにします。この辺は好みで。

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以上。再ログインして適用。

メリット:
「Caps Lock」が「日本語・英数切り替え(全角・半角)」としてワンタッチで切り替えられるようになります。

デメリット:
「Esc」キーを多用する人には向かない。

まとめ

「Caps Lock」はホント、要らないキーです。「A」の左側に鎮座している割に使用頻度が少ない。さらにうっかり触ってうっかり大文字になったりします。今回のように「日本語・英数」に割り当てなくても、Escキーに割り当てるだけでも使い心地が良くなると思います。
(※あくまでも個人の感想です)


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