【Histoire活動報告vol.1】石巻の方々との繋がり

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こんにちは。Histoireのスタッフです。

本日は、【Histoireの活動報告】石巻の方々との繋がりについて書こうと思います。

Histoireの理念は「すべての人が共に、幸福のもの語りの主人公であるために」。
このように、人と人との繋がりを大切にしてきたHistoireで生まれた幸福もの語りは、店舗でお客さまとスタッフとの会話の中で生まれてきたものだけではありません。


決して忘れることのない東日本大震災。



震災後、心に傷を負った被災者の方々にHistoireは何ができるのか。
メンバーで考え実践してきました。

そして今では、私たちHistoireと石巻の方々との関係は
今年で10年目になり、大切で欠かせない友人のような関係となりました。
今に至るまでの、10年間の歩みと想いを発信していきたいと思います。

被災者の方々の現状

忘れもしない、2011年3月11日。東日本大震災の発生。
震災が起こり、映像等を見たときに
「これは現場に行き、自分で感じないといけない。
そこから、自分・Histoireのメンバーができることを考えないといけない」
と社長は思いました。
そして実際に被災地に行き、集会所や仮設住宅を見て回ると、特に女性の方々が気になりました。
女性の方々にお話をいろいろとお伺いさせていただくと、
「本当に大変な目に会ったし、今後のことを考えたら、住む家もなく、
仕事もどうなるかわからない」と、非常に落胆されて未来を感じられない様子でした。

自分たちが出来ることは、特に女性に対してお仕事をしていただくこと

よし、実践。

被災者の方々とともにできること

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「絆」をテーマに、2つをくっつけるとハートになるポーチをデザインしました。

ポーチの裏側には、被災地の子どもたちの笑顔をプリント。

そして、このポーチを実際に被災地の女性の方々に手縫いで作っていただくことにしました。
出来上がったハートポーチは、HistoireのSHOPで販売し、
その売上は石巻復興支援「やっぺす」というNPO法人へ寄付させていただきました。

このハートポーチはマスコミにも多数取り上げていただき、想像以上に売れ行きが好調となりました。


一番大切にしたいこと

ハートポーチの次は、どんな新作アイテムを一緒に作り出せるのか。
次は、Histoireのデザイナーや、他の女性スタッフも被災地に同行させていただくことに。

そこで見た光景や実際の声が、今後の大きな歩みとなりました。

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ちょうど、ハートポーチの作成をしていた女性の方々。
皆さんお子さんを連れて、集会所でお仕事をされていました。

「あれ、おうちでされないのですか?
お好きな時間でご自身のペースでやってくださればいいのに」
と不思議に思い、やっぺすの方に質問をしました。

「いえ、これが大事なのです。このコミュニティこそが大切なのです。」

一人でいると、いろんなことを思い出しますし、子どもたちはその中でも走り回っている。
お母さんからすれば非常にストレスになってきます。
かといって、強制的に来た仮設住宅なので、知らない人も多く
1人で色んなことを抱えてしまうんです。
内職仕事というきっかけで、集会所に行くことによりママ友が増え、
共感したり、励まし合ったりすることが出来ます。

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生きるということは、もちろん仕事も大事ですが、まず最初は
やはりコミュニティが大切なんだということに気づかせていただきました。

お仕事をしていただき、できるだけ孤独を感じさせないようにしたい。
一番大切なことは、お仕事を通して女性の方々がコミュニティをもつことだと考えました。

コミュニティーが大切であれば、手段はもっとある。いや、何でもある。
今度は、より永続的にかかわることのできるお仕事を考えよう。

よし、実践。

Histoireのヘアーアクセサリーやアクセサリーの値札付け作業や検品作業を
お願いすることに。

今、SHOPに並んでいるアクセサリーの一部も
実際に石巻の方々に値札付け・検品をしていただいたものたちが並んでいます。

これからも、Histoireのアイテムがお客さまに喜んでいただけることで、
石巻の方々との繋がりも永くなっていくことを大変うれしく思いながら
日々、Histoireスタッフも頑張っていきたいと思います。

石巻の方々との新たな取り組み


こうして現在までの10年間、石巻の方々とHistoireは共に歩んでまいりました。

そして今回Histoireが新たなプロジェクト「Makuake」でのクラウドファンディングに挑戦したときも、ノベルティでお渡しする水引チャームを
石巻の方々に1つ1つ手作りで作っていただき、ともに活動することができました。

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石巻の方々、今回もお力添えいただき本当にありがとうございます!

これからも、Histoireの歩みを活動報告として投稿してまいります。
想いを文章にすると、ついつい長くなってしまいました。
お読みいただきありがとうございました。


ファッションマガジン「イストワール マグ」でも
makuakeプロジェクトについて記載しております。
https://histoire.tokyo/mag/?p=5693

Histoire Online Store
https://histoire.tokyo/

※“セレブマスク”は売り上げの一部を、新型コロナウィルス対策支援の為、公益財団法人日本財団を通して寄付させていただいています。※

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