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運良し君
感謝とお褒めの言葉の連鎖
仕事柄、患者さんが何を求めているのか分かる瞬間がある。抽象的だと分かりづらいので、1つ事例を上げる。
眠前薬を渡す際に、
思考(確かこの患者さんは視力弱かったな。暗いし見辛いだろうな)
言動「お口に直接お薬を入れましょうか」
思考(お水が欲しいだろうな。気を使う人だから急かさないようにしよう)
言動「お水、こちらです。ゆっくりで構いませんよ」
思考(あ、お水が口から少し溢れたな。。ティッシュ用意しよう)
言動「ティッシュどうぞ」
思考(ティッシュは捨てたいだろうからゴミ箱っと)
言動「ゴミ箱にティッシュ捨てますね」
患者さん「あなた声若いのに、しっかりしてるのね。お年はいくつ?」
私「今年29になりました。もう若いとも言えないかもしれません。」
患者さん「とても気が利くのね。ありがとう。なんだか気持ちよく眠れそうだわ」
夜勤明け師長から、
あの患者さんがあなたのことをスゴいと言っていたわと伝えられ、やっぱり誉められたり感謝される瞬間は嬉しく、ぽかぽかした気持ちになる。
別に私が偉い訳でなく運が良い人生にしたい
上のような患者さんの気持ちや行動に寄り添って、先読みしたアプローチをかけること自体はほとんどの看護師はできているかもしれないし、看護師に限らずとも対人・社会において先読みしたアプローチができる人はたくさんいる。
何が言いたいかと言うと、私は自分自身については常に運が良いと思い込んでいる。
そのおかげで、運がいいのに失敗した時は「認知の面なのか思考なのか、行動なのか」どこに間違いがあったのか考える癖がついた。
人の行動を先読みして動けることは成長なのかもしれないし、まだまだ課題はあるなと思うから楽しい。
健康に気を使える、人と会うときは身なりを整えれる、部屋は整理整頓できている、(出不精だし引きこもり体質だけど)好きな物事ができる。
運がいいと思い込むことができている今の自分はけっこう好き。ナルシー君でごめんなさい。
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