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みんながいつも優しい気持ちでありますように|無条件の愛 ~人類生命学~ 

無条件の愛という言葉があります。言葉そのままで表せば、条件付きではない愛。何かが出来たから、何かの条件に沿ったから、ではない、無条件の愛。言葉ですべて表すのはおそらくできないものであり、体験しないと分からない、意識レベル540の地点です。喜び、静穏、(神)変身も意識レベル540です。

一番身近な家族間での見えないしがらみは、それぞれが気づくために、起こっているのだと思います。お年寄りに優しくしたり、子供に優しくする。男の子は、女の子に優しくし、女の子は男の子に優しくする。お友達に優しくする。旦那さんは奥さんに優しくし、奥さんは旦那さんに優しくする。姑さんは、お嫁さんに優しくし、お嫁さんは姑さんに優しくする。親は子供に優しくし、子供は親に優しくする。本当は優しくありたいと思っている自分自身にも優しくする。困っている人が入れば、出来る事で手を差し伸べる。愛が基盤の気づいている心の立ち位置にいることが出来れば、いつでもそうできるのでしょうが、実際は、そうできない時もあるでしょう。そうできない時は、本当の自分ではない動物脳(本能)が無意識に同一化して、優しくしないことを選択しています。動物脳(本能)=自我(エゴ)は、怖れが基盤の選択をします。これは、人類全ての人が持っている共通の驚くべき、おかしな機能です。人類生命学は、驚くべきおかしな機能を持っていることを、みんなで共有して自覚するための学問です。動物脳(本能)=自我(エゴ)の最大の特質は、執着です。

パワーかフォースか 意識のマップ

このリストの中には、無条件の愛はでてきませんが、デヴィッドRホーキンズ著、三作目の『I<わたし>真実と主観性』の中には、無条件の愛は、意識レベル540と出てきます。意識レベル500の愛からの、意識レベル540の無条件の愛に到達するには、更に、気づきが必要であることが書かれています。

【Q:霊的探究者として、最も価値のある資質は何でしょうか?】

A:まず安心感と確信をもって始めることです。自分を疑ったり、臆病になったりすることをやめましょう。躊躇することなく、自分が探究するに値する人間であることを受け入れ、神の真理に対して、完全に自らを明け渡す決心をしてください。

無制限に受け入れるべき事実は、シンプルながらとても強力です。明け渡すことで、飛躍的な霊的進歩がもたらされます。

1.神があなたを愛し慈しんでいる何よりの証は、あなたが存在しているこということです。

2.自分自身を他者と比較する必要はありません。”神聖さ”、徳分、善良さ、資格、純潔さなど、すべて比較基準にはなりません。これらはすべて人間的な概念であり、神とは無関係です。

3.”神を恐れること”は無知のなせる業であることを受け入れましょう。神は、愛と平和以外の何ものでもありません。

4.”審判を下す”神は、自我(エゴ)がつくりあげた幻想であり、幼少時代に体験したお仕置にまつわる罪悪感から生じています。神は、両親とは違います。

5.キリストの教えの本質は、ネガティブ性(レベル200以下)を回避するというごくシンプルなもので、最終的には弟子たちを「無条件の愛」(測定値540)まで引き上げることが目的でした。キリストは、魂のレベルが「無条件の愛」を超えれば、死後の行き先は約束され、魂が救済されることを知っていたのです。それは、仏教の「極楽浄土」のように、世界の偉大な宗教で教えられていたことと本質的に同じです。

6.救済と覚醒は、いささか異なるゴールであることを認識しましょう。救済されるためには、自我(エゴ)を浄化しなければなりません。しかし、覚醒するためには、自我(エゴ)を完全に抹消しなければならないのです。覚醒に至る道のほうが、より困難で徹底的であると言えるでしょう。

7.覚醒を求めるのは、個人的な”あなた”ではありません。意識の内の非個人的な特性が突き動かしているのです。霊的な直観と献身が、あなたを後押ししてくれます。

8.最も重要な目標をすでに達成していることに気づいたとき、不安や焦りは消え去り、ようやくあなたは安心し、心地よさを回復します。その目標とは、あなたが霊的な献身の道の上にいるということです。霊的な成長は、成就するものではありません。それはあなたがどのように生きるかということです。そして、その道を歩むこと自体が報酬となります。ですから、動機をどこに向けるかが重要になってきます。

9.あなたが一歩進むたびに、すべての人に恩恵があることを喜びとしましょう。一人の人が行う霊的な献身と活動は、人類全体の生命と愛への贈りものとなります。

10.神へ至る道に、時刻表も処方箋もありません。一人一人のたどるルーレットはユニークですが、克服すべき課題は比較的万人に共通しています。それは、人間が犯しがちな誤りを超越するということであり、この誤りは、生得的[生まれつき]に自我(エゴ)の構造の中に組み込まれているものです。あなたは自分が個人であると思いたいでしょう。しかし、自我(エゴ)は個人的なものではありません。それは、人間として生を受けるときに受け継がれたもので、過去のカルマにより違いが出てきます。

11.熱心に祈り続けることによって、献身やインスピレーションの度合いを深め、成長を促進することができます。

12.「神の恩寵」は万人に降り注いでいます。また、献身的な求道者は、過去の”聖者の恩寵”にあずかることができます。自我(エゴ)は強い威力を持つので、より高次元の霊的な存在の援助なくしては、自我(エゴ)は自力では自らを超越することができません。幸運なことに、かつて存在したあらゆる覚者とアバターの意識の力は地上に残っており、アクセスが可能です。瞑想によって、覚者の意識や教えに集中することで、そのエネルギーを吸収することができます。真に覚醒に至った聖人は、すべての求道者が無事にゴールに達することを願っています。一部のグループや特定のメンバーに限られてはいません。霊的な成長を求める一人の探究者が人類全体に影響を与えるように、教師の覚醒は求道者に恩恵を与えるのです。そのパワー、エネルギーは、あなたが求めれば手に入ります。そのための必須条件や義務はありません。

デヴィッドRホーキンズ箸 『I<わたし>真実と主観性』P156~159

けん‐しん【献身】 の解説
[名](スル)
1 他人やある物事のために、わが身を犠牲にして尽くすこと。「国家の発展に―する」
2 キリスト教で、神のために、生涯をささげること。

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おん‐ちょう【恩×寵】 の解説
1 神や主君から受ける恵み。慈しみ。
2 キリスト教で、人類に対する神の恵み。

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上の文章は、第6章悟りに書かれています。

人類生命学がたくさんの人に知られて、良いことになりますように。

すべてが良いことになるように無条件の愛で発信しています。すべて無償の情報です。今回の記事が130記事目です。思う存分ご活用ください。


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