6月29日。内田魯庵 「日本の政治家という奴は、政治で飯を食おうというのじゃから、良心の切り売りをするのが公然の商売となりおる」

内田 魯庵(うちだ ろあん、1868年4月27日(慶応4年4月5日) - 1929年(昭和4年)6月29日)は、明治期の評論家、翻訳家、小説家、エッセイスト。丸善の書籍部門顧問なども務めた。ドストエフスキーやトルストイの翻訳も行った。明治時代の文豪たちの人物評伝が今なお高い評価を受けている。6月29日、死去。享年62才。

毒舌家として有名。辛辣で骨を刺す批判、社会風刺の舌鋒鋭く、人気者をつぎつぎとやり玉に挙げた。読む方は痛快であるが、悪く書かれた方は一生覚えていて、生涯の敵となる。しがたって敵が多かった。そしてだんだん世間が狭くなっていく。

政治で飯を食おうという政治屋は昔からいたことがわかるが、そもそも政治で飯を食えるというシステムがおかしいのではないか。やはり政治に金をかけすぎである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?