6月24日。美空ひばり 「生まれし時に この道 知らずとも この道を歩み 幾年月ぞ 今日涙して 明日又 笑おうぞ」

美空 ひばり(みそら ひばり、1937年(昭和12年)5月29日 - 1989年(平成元年)6月24日)は、日本の歌手、女優。横浜市磯子区滝頭出身。横浜市立滝頭小学校、精華学園高等部卒業。

天才歌手・ひばり(本名・加藤和枝)は1937年5月29日に横浜で誕生。9歳で歌手デビュー。戦後の1952年の15歳の時には「リンゴ追分」を歌い、ひばりブームを起こした。歌を主として、その後は映画、そしてエテビ、舞台へと活躍していき、昭和を代表する大スターになっていく。肝臓の病で療養していたが、1988年(51歳)には東京ドームのこけら落しという大舞台で、5万5千人のファンを集めた復活コンサートを成功させた。当日は体調の悪い中、40曲を歌った。翌1989年6月24日に永眠。享年は52歳であった。女性初の国民栄誉賞が贈られた。

東京目黒青葉台の美空ひばり記念館には国民栄誉賞の賞が飾ってある。「あなたは戦後の歌謡界にあって真摯な精進を重ね数多くの歌謡曲によって人生の哀歓をうたいあげ歌謡界の発展に著しく貢献されるとともに国民の心に夢と希望と愛を与えました」が受賞理由であった。

美空ひばりは、歌は1931曲。映画170本に主演。芝居の座長公演は4600回。コンサート興業では8000万人を集客。気の遠くなるような怒濤の仕事ぶりだ。

冒頭の言葉には、歌一筋に生きた人の、人生への対処の知恵が込められている。

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