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2019年7月の記事一覧
7月16日。成瀬映山「私は一筆耕として、字を書く側の人間ですから。生活のすべてが手習いで、一日中、字をどう書こうかという考えが頭からはなれることがありません」
成瀬 映山(なるせ えいざん、1920年3月1日 - 2007年7月16日)は、日本の書家。 20代前半は中国で転戦。帰国後28歳で東横百貨店(現在の東急百貨店)の宣伝部に入る。商品のビラなどを描く。指示していた青山杉雨先生が忙しくなり代わりに担当することになって、52歳で退職し、本格的に、心を映す画、つまり心画である「書」の世界に入る。 中国では文字が発生し、まず殷の時代に甲骨文字が案出される。それから3000年かけて材質の発達と書体の発明が続く。4世紀の初めの六朝時代