2月23日。
田村義也「装丁・造本という仕事は、編集者の仕事の中でその最後の仕上げであり、まとめである」
田村 義也(たむら よしや、1923年 - 2003年2月23日)は、日本の編集者、装幀家。
岩波書店に入社し、『世界』、『文学』などの編集長をつとめた。また書籍の装幀も手がけたことで知られる。田村の装幀は独特の書体と風合いを持つ特徴的なもので、多くのファンをもつ。第13回講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。
「ある距離をおいて介在し、全体を按配するのが編集者の仕事である。もとより、編集者は表に出るべきでないから、いわゆる『黒衣』のごとく、『縁の下の力持ち』として立ち回