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自由季俳句五七五遊び:その1

ぐったりとしてから気付く我が齢(よわい) :ひさほたる20170707
太古から丸く輝く月元気 :ひさほたる20170706
さわやかな空気をまとい歩く朝 :ひさほたる20170706
大雨が去って穏やか朝の空 :ひさほたる20170706
痛いほど反省してもぼくはぼく :ひさほたる20170703
半世紀半近く生きてきた。反省期迎えないまま生き終わりそう。 :ひさほたる20170703
権力を振りかざすほど徳薄れ :ひさほたる20170702
早朝の風涼しくて生き返る :ひさほたる20170702
いろいろな世代が出会い語り合う :ひさほたる20170702
眠い目に粉糠雨粒降りかかる :ひさほたる20170701
六月は無かったように七月へ :ひさほたる20170630
寝不足が病気を呼ぶと言われても人それぞれに生活がある :ひさほたる20170630
ほっと一息つく間もなしの前のめり :ひさほた20170630
むしのねがくさむらにわく夜の道 :ひさほたる20170629
このぼくは人との出会いで生かされる :ひさほたる20170628
起きるたび眼鏡探して一巡り :ひさほたる20170626
手を伸べて優しく撫でて抱き合う :ひさほたる20170626
赤と黄のおしろい花が濡れる夜 :ひさほたる20170625
日が暮れて木々の葉揺らす風涼し :ひさほたる20170622
国会で嘘つき通して何を得る :ひさほたる20170622
候補者に立つ気はさらさらないけれど、この一票は行使する :ひさほたる20170621
国政のチェック・アンド・バランスよみがえれ :ひさほたる20170622
特別な友だけ得する特区かな? :ひさほたる20170621
時に泣くのは心の目薬 :ひさほたる20170621
出る言葉言えないことのひとしずく :ひさほたる20170621
五七五に完璧は無いひとかけら :ひさほたる20170621
寝て起きて炊事洗濯掃除する :ひさほたる20170621
きょうも一つ仕事ができた :ひさほたる20170619
悪代官には面従し腹で背いて義を守る :ひさほたる20170619
晴れも曇りも雨風もみなそれぞれにありがたい :ひさほたる20170619
明け方の梅雨(つゆ)の晴れ間の肌寒さ :ひさほたる20170619
ふらふらになっているのになぜか満足 :ひさほたる20170618
偶然は宇宙的には必然である :ひさほたる20170617
逆光の富士の頭が雲に浮く :ひさほたる20170617
あちこちとぶつかってきていまもなお :ひさほたる20170617
きょうもまたあたらしいひがはじまった :ひさほたる20160617
よがあけてあれやこれやがうごきだす :ひさほたる20170617
やってみてやりそこなってやりなおす :ひさほたる20170617
強欲は破滅への道ご用心 :ひさほたる20170617
湯を浴びて眉山から来る風涼し :20170616
気が付くと燃えて咆えてる我がいたずっこけまくりでいやはやなんとも :ひさほたる20170616
阿波の宵 響く太鼓と 笛の音 踊りを習う 人々と会う :ひさほたる20170615
寝て起きてできることしてまた眠る :ひさほたる20170614
しずしずとやっと空気が梅雨めいて :ひさほたる20170613
薄雲に丸くぼんやり霞む月 :ひさほたる20170612
日光を浴びればやはり今は夏 :ひさほたる20170612
日が暮れて耳にかすかに鐘の音 :ひさほたる20170611
週末の講演資料仕上がった :ひさほたる20170611
見上げると雲に霞んだ丸い月 :ひさほたる20170610
ぎりぎりで一つ仕上げてまた一つ :ひさほたる20170610
ゴールして次のゴールがまた見える :ひさほたる20170610
腹痛く頭ぼんやり寝て復活 :ひさほたる20170610
やり過ぎた少し休んでまたやろう :ひさほたる20170609
飲んで出し食べて出しして日々生きる :ひさほたる20170609
まるい月かくしあらわし雲走る :ひさほたる20170608
葉も枝も一つ一つに個性あり :ひさほたる20170608
悩むより机に着こうと独りごつ :ひさほたる20170606
突発的興奮多動して七十年 :ひさほたる20170606
五七五を作ろうとして脳眠る :ひさほたる20170604
苦労して五七五作る義理は無い :ひさほたる20170604
知らぬ間に五七五ポエム降って来る :ひさほたる20170604
受けねらいねらって受けたことがない :ひさほたる20170604
死ぬまでと言ってもそんなに長くない :ひさほたる20170604
強烈と人に言われてそう思う :ひさほたる20170604
偏っているのが僕のいいところ :ひさほたる20170604
絶叫のあとの寂しさ抱きとめる :ひさほたる20170604
風のあと澄み渡る夜月冴える :ひさほたる20170602
街燈に照らされて道闇に浮く :ひさほたる20170601
サボテンが初夏の光に輝いてあでやかな花開き始める :ひさほたる20170527
書き終えてまた書き変える欲やまず :ひさほたる201170527
書き終えて恥かく覚悟で書きやめる :ひさほたる20170527
ぎりぎりの苦し紛れに突き抜ける :ひさほたる20170527
ちりちりと人差し指の先痛む :ひさほたる20170526
今日中の仕上げめざして一歩ずつ :ひさほたる20170526
行き詰まりなりふりかまわず再挑戦 :ひさほたる20170525
講演の準備に凝ってまとまらず切羽詰まって心失う :ひさほたる20170525
軽はずみけっこうやらかす光る君 :ひさほたる20170519
降る晴れる人の都合に無関心 :ひさほたる20170519
紫の操り人形光る君 :ひさほたる20170519
空の下食う寝る息する交じり合う :ひさほたる20170515
ヒトというケモノが息を吸うて吐く :ひさほたる20170515
悪いことたまにしないと毒たまる ひさほたる20170514
雨後の森青い匂いにむせかえる ひさほたる20170514
森の中ツピーツピーツピーチと鳴き交わす :ひさほたる20170512
花々は天から地への贈り物 :ひさほたる20170512
空めざし手さぐり進む蔓(つる)の先 :ひさほたる20170512
ここで見る月もまあるいおぼろ月 :ひさほたる2017051
ふと遠出してみたくなる朝まだき :ひさほたる20170511
やっと今居間にくつろぐ味を知る :ひさほたる20170511
しくじりをしつつなんとか生き延びる :ひさほたる20170509
制御不能のむき出しのエレベーターに乗ってる気分 :ひさほたる20170509
かたよってあっちにもこっちにもぶつかって :ひさほたる20170509
かたよってゆれてふらふらきょうもまた :ひさほたる20170508
野の花が色々に咲く名は知らず :ひさほたる20170507
新暦の五月の風のさわやかさ :ひさほたる20170506
空を背に無限種類の緑色 :ひさほたる20170429
黄緑をかき分けて咲く紅ツツジ :ひさほたる20170429
陽を浴びてきらめく若葉風抜ける :ひさほたる20170426
太陽の光求めて葉が並ぶ :ひさほたる20170425
言い過ぎてしまった思い数知れず :ひさほたる20170422
言い過ぎと言われて過ぎた半世紀 :ひさほたる20170422
言い得ない大事なことがあると知る :ひさほたる20170422
口閉じたほうが通じることがある :ひさほたる20170422
散り方も花それぞれに冷える春 :ひさほたる20170421
隙間から射し入る光床照らす :ひさほたる20170420
吹く雨に春の花々揺れて咲く :ひさほたる20170418
花のあと若葉輝く空となる :ひさほたる20160415
盛り過ぎ爛(ただ)れ色さす春の花 :ひさほたる20170414
朝空に溶け消えそうな薄い月 :ひさほたる20170414
明け方に隣の寝息ありがたい :ひさほたる20170414
春の宵この月見ている人が居る :ひさほたる20170413
雨あがり春の満月天空に :ひさほたる20170412
春の雨優しく細く降り続く :ひさほたる20170411
光源氏は悪い奴、と言う私も悪い奴。光源氏の物語、描いた女性はすごい人、千年前のすごい人 :ひさほたる20170411
満開の空も地面も桜色 :ひさほたる20170409
降り続く雨に濡れ降る桜花 :ひさほたる20170409
利己的な遺伝子まみれのこの体 :ひさほたる20170408
なんとなく沈む気持ちに桜雨 :ひさほたる20170408
あれこれとためた小物を捨て始め :ひさほたる20170408
薄紅の雪が積もったように咲く :ひさほたる20170407
まず聞こう儚く自戒してしゃべる :ひさほたる20170406 
長い冬蕾で耐えて春ひらく :ひさほたる20170404
土が濡れ一雨ごとに春が増す :ほさほたる20170404
春の陽を受けて花々笑いだす :ひさほたる20170402
桜花そら来た今だと開きだす :ひさほたる20170402
落ち椿木の下陰に赤無残 :ひさほたる20170401
レンギョウの黄色がちらほら見え出した :ひさほたる20170401
風ゆるみ刷毛で掃いたような薄い雲 :ひさほたる20170330
小鳥たちツィッピーチチチ弥生末 :ひさほたる20170330
春めぐる天地に生きる我も人 :ひさほたる20170328
うぐいすの姿一瞬梅の枝 :ひさほたる20170326
春晴れの浜にゆったり寄せる波 :ひさほたる20170325
鳴き交わし飛び交う雀春光る :ひさほたる20170325
つぼみ見て空いっぱいの花想う :ひさほたる20170323
信州の友の畑に春が来た :ひさほたる20170317
ほほなでる風に若葉がゆれ光る :ひさほたる20170316
明日からは春らしい春になるらしい :ひさほたる20170315
春冷えの日は家の中片付ける :ひさほたる20170314
寒いとは言ってもこれは春の冷え :ひさほたる20170311
満月が明るく照らす街を行く :ひさほたる20170310
鳥が鳴き草木に光満ちあふれ :ひさほたる20170310
ものがみなほどけ始めて今は春 :ひさほたる20170309
あかあかと春の光がおりてくる :ひさほたる20170308
葉のつぼみ花のつぼみも開きだし :ひさほたる20170305
陽を浴びて椿の花が落ち積もる :ひさほたる20170305
水ぬるみ 土手に青草 つくしんぼ 桜ちらほら 菜の花の帯 :ひさほたる20170303
水ぬるみ土手に青草つくしんぼ :ひさほたる20170303
いつの世も 大事なものは 変わらない あたふたしないで ゆっくり行こう :ひさほたる20170224
さむ風に吹きまじり来る春の風 :ひさほたる20170218
枯れ色のあちらこちらに若緑 :ひさほたる20170216
このごろは冬と春とが混ざり合う :ひさほたる20170216
うららかな光の中で落ち葉掃き :ひさほたる20170215
満月の夜空見上げてほっとする :ひさほたる20170212
空晴れて木々の枝々つのぐんで春を運んで吹いてくる風 :ひさほたる20170212
我武者羅に進み続けて来た今も :ひさほたる20170211
ちょっとだけちょっとだけよで最後まで :ひさほたる20170205
ちょっとだけする つもりで始め いつの間にやら こんなにも:ひさほたる20170205
この頭眠たいときは眠るんだ :ひさほたる :ひさほたる20170205
テレビ見て腹立てながらまだ見てる :ひさほたる20170205
身の内の虎をなだめて猫かぶる :ひさほたる20170204
辛かった思春期までの寝ションベン
今はちょろちょろ頻ションベン
そのうちオムツで楽ションベン 
 :ひさほたる20170202 「ひさちゃんのションベン人生の歌」
心から声出し歌い癒される :ひさほたる20170201
恥と思わず恥さらす我これがホントの恥知らず :ひさほたる20170131
恥ずかしい穴があったら入りたい :ひさほたる20170131
反省を繰り返すのが人生か :ひさほたる20170131
あちこちに迷惑かけて生きてきた :ひさほたる20170131
逃げ切れぬ夢から覚めて思い知る :ひさほたる20170131
青い月夜を並んで歩く影の形はI(アイ)ふたつ :ひさほたる20170130
人の川柳けなしていては自分の川柳できまいに :ひさほたる20170129
部屋は寒いし寝床も冷える今夜は一緒に寝ましょうか :ひさほたる20170129
五七五遊びしていた僕が人の川柳選ぶとは人生出会い巡り合い :ひさほたる20170129
丸見えのメロスマントを捧げられ 「勇者は、ひどく赤面した。」太宰治 :ひさほたる20170129
浮ついた舟をイカリが繋ぎ留め :ひさほたる20170128
駄洒落しか思いつかないこの頭 :ひさほたる20170127
ぼくのギャグいつも妻から叱られる :ひさほたる20170126
世の中に妻ほど正しいものはない :ひさほたる20170126
徒歩圏に夜の行きつけ先探す :ひさほたる20170126
古稀前に根詰め過ぎか気力萎え :ひさほたる20170122
空晴れて風冷たくて頬しまる:ひさほたる20170116
この口を次は慎もうと毎回思う :ひさほたる20170115
騒ぐ気を隠して時をやり過ごす ひさほあたる20170115
青空に冬雲光り事も無し :ひさほたる20170115
煌煌と月がこんなに輝いている :ひさほたる20170112
東から明るんできて今日も始まる :ひさほたる20170112
あかあかと雲も地上も月照らす :ひさほたる20170111
冬の陽を浴びてけだるく物思う :ひさほたる20170111
新年の月明るくて外歩く :ひさほたる20170110
死んだふりしても止められない呼吸 :ひさほたる20170107
死んだふりしてみて気付くこの呼吸 :ひさほたる20170107
まんじゅうのあんこのあまさなつかしさ :ひさほたる20170107
夜を走る電車光の帯になる :ひさほたる20170106
冬空にかまぼこ形の月静か :ひさほたる20170106
うららかに年明けて空晴れ渡る :ひさほたる20170103
三が日街に始めの空戻る :ひさほたる20170103
三が日だけは首都にも空もどる :ひさほたる20170102
一年が暮れたとたんに明ける年 :ひさほたる20170101
年ごとに切れて繋がるお正月 :ひさほたる20170101
神とひと人とけだもの行き来する :ひさほたる20161227
さざんかの淡い桃色はらり散る :ひさほたる20161226
なんとなく聖夜が降ってくるような :ひさほたる20161224
しんしんと冷気身にしむ夜明け前 :ひさほたる20161217
透き通る青い空から光降る :ひさほたる20161216
抜ける空 風も光も 透き通る :ひさほたる20161216
冴えわたる空に輝く月と星 :ひさほたる20161215
あかあかと月照り映える冬の空 :ひさほたる20161215
さがしても雲ひとつないからっ風 :ひさほたる20161210
北風が耳に冷たいひなた道 :ひさほたる20161210
カラカラと落ち葉だまりを風が行く :ひさほたる20161209
ふと見るともう夜の闇窓の外 :20161207
窓の外見ればもう闇十二月 :20161207
三日月がくっきり見える冬の夜 :ひさほたる20161203
生垣に咲く山茶花の紅い花 :ひさほたる20161202
あすはする年中さんとあそび :ひさほたる20161129
きょう銚子授業づくりの夢交わす :ひさほたる20161129
深層が叫ぶ痛いよ節々が :ひさほたる20161129
アクティブになれと強制する矛盾 :ひさほたる20161129
アクチブになると恭順する矛盾 :ひさほたる20161129
おのおのが精いっぱいに生きている :ひさほたる20161129
秋が行き冬来て春夏秋巡る :ひさほたる20161123
ティッシューと縁が切れない冬の夜 :ひさほたる20161123
一歩ずつ気力体力よみがえる :ひさほたる20161124
閉じこもり病養う窓に雪 :ひさほたる20161124
つまずいてやっと倒れて休みます :ひさほたる20161121
ゆったりと心の耳で聞き話す
そういうふうにできればいいが :ひさほたる20161117
終っても次が始まるおもしろさ :20161115
したいこと知らないうちにしちゃってる :ひさほたる20161115
なにごとも終り始まりくりかえし :ひさほたる20161115
時々はからだこころにストレッチ :ひさほたる20161115
遊びたいでも遊べない咽喉痛い :ひさほたる20161114
興奮の出会い続きの阿波三日 :ひさほたる20161114
千年の昔も今も物語 :ひさほたる20161109
杖ついて脚引きずって徳島へ :ひさほたる20161109
膝捻挫かばい歩きで見えるもの :ひさほたる10161108
建前でがんじがらめの教育界 :ひさほたる20161101
思うこと発言しても生きられる :ひさほたる20161029
ごしちご(五七五)を言ってしちしち(七七)言い淀む :ひさほたる20161025
安全に生きていくのもいいけれど :ひさほたる20161025
気が付けば 目が回るよな スケジュール 秋の感傷 浸るスキ無し :ひさほたる20161024
かさこそと落ち葉が風に鳴る夜道 :ひさほたる20161020
からからと落ち葉があとからついてくる :ひさほたる20161020
晩秋のまあるい月が目の前に :ひさほたる20161016
枯れ色が朝日に光り透き通る :ひさほたる20161016
老い鴉フェンスの上に独り立つ :ひさほたる20161014
いちめんに落ち葉散り敷く朝が来た :ひさほたる20161014
目が回る頭が痛い飲みすぎた :ひさほたる20161012
息をするように五七五文音を吐く :ひさほたる20161012
冷えるなと身にしむほどに寒くなり :ひさほたる20161012
俺やはりどこかおかしい二日酔い :ひさほたる20161012
身のうちに弱み覚えて強く出る :ひさほたる20161011
薄くなる夢の内外分ける膜 ひさほたる20161008
色豊か光集まり白になる :ひさほたる20161008
色は空空は色だと気づく秋 :ひさほたる20161008
空しずか雲しずか秋の木々しずか :ひさほたる20161007
そのうちに俺の記憶も消えてゆく :ひさほたる20161007
朦朧の岸に臨んで苦悩する母と向き合い言葉無くなる :ひさほたる20161007
道端に赤紫の花一輪 :ひさほたる20161001
金木犀香りの中で雨静か :ひさほたる20161001
ふしぶしをきしませながらものをかく :ひさほたる20160926
秋野菜たっぷり入ったスープ飲む :ひさほたる20160924
秋刀魚焼く煙なつかし母の声 :ひさほたる20160924
中空に早や半月の秋夜半:ひさほたる20160924
ニラの花白い線香花火咲く :ひさほたる20160923
外は雨秋の深さがしみじみと :ひさほたる20160923
雨の後りろりりりりり秋夜寒 :ひさほたる20160922
このからだ分子分解なにになる? :ひさほたる20160920
空を見る見るたび変わる空を見る :ひさほたる20160918
秋夜空ぼんやりまるい月が居る :ひさほたる20160917
十六夜(じゅうろくや)陽暦だけどまるい月 :ひさほたる20160916
朝咲いて昼にはしぼむかぼちゃ花 :ひさほたる20160916
早朝のラッパのような花立派 :ひさほたる20160916
涼しいと思えば今朝は秋の雨 :ひさほたる20160915
なにとなく気弱に沈む肌寒さ :ひさほたる20160915
にわとりの声が涼しい風の朝 :ひさほたる20160912
朝晩がめっきり涼しくなりました :ひさほたる20160912
月たかく虫の音ひびき風わたる :ひさほたる20160910
銀色に光る群生ねこじゃらし :ひさほたる20160910
露草の花涼やかに草の中 :ひさほたる20160910
紫蘇の穂をしごいて紫蘇の実を漬ける :ひさほたる20160910
季語自由五七五律をただ遊ぶ :ひさほたる20160902
放射毒手に余ります原子力 :ひさほたる20160902
偉そうに人に教える偉い人 :ひさほたる20160902
にこやかに政策語るその程度 :ひさほたる20160902
目を外に向ければ白い雲浮かぶ :ひさほたる20160904
暑いとは言ってもやはり秋は秋 :ひさほたる20160907
語り合い受け止め合って夜が更ける :ひさほたる20160908
良い酒を酌み交わしつつ興に乗る :ひさほたる20160908
おいしいさが癒してくれることがある :ひさほたる20160908
時々は愚痴や不満を吐き出そう :ひさほたる20160908
息をするように五七五書いてみる :ひさほたる20160908
掃除して空気すっきり秋の昼 :ひさほたる20160908
時流れ人も流れて日が進む :ひさほたる20160908
方丈記読んでみようかこの折に :ひさほたる20160908
秋の昼李白漢詩がみずみずし :ひさほたる20160908
風雨去り空高く澄み雲浮かぶ :ひさほたる20160909
交接離長短自在文字の骨 :ひさほたる20160910
無我夢中過ごしていたらすすきの穂 :ひさほたる20160910
果物が色とりどりに並ぶ秋 :ひさほたる20160910

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