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自由季俳句五七五遊び:その2

がんばってぎりぎりやっと間に合った :ひさほたる20180819
欲張ってまだ終わらないあしたの準備 :ひさほたる20180819
空晴れて風さわやかで朝は秋 :ひさほたる20180818
お邪魔してさせてもらうという心 20180818
みずからをオトコオトコと言うオトコ 20180818
上弦の月あかあかと雲照らす :ひさほたる20180817
上弦の月くっきりと雲の上 :ひさほたる20180817
このところ妻をさすっていないなあ :ひさほたる20180817
耳が鳴る真夏の午後の居間に寝て :ひさほたる20180817
目の前を西から東へ急ぐ雲 :ひさほたる20180816
涼風がまじり始めた朝散歩 :ひさほたる20180814
どことなく涼しさまじる朝の風 :ひさほたる20180813
早朝の外の空気になつかしさふとよみがえるあの景色 :ひさほたる20180813
少しずつ涼しい朝が増えてきた :ひさほたる20180810
寝ては起き起きては机に着く暮らし :ひさほたる20180809
一つずつ仕事が済んでほっとする :ひさほたる20180808
ひんやりと湿った空気久しぶり :ひさほたる20180808
霧雨に濡れて涼しく歩く朝 :ひさほたる20180807
暑い日が続いていますご自愛を :ひさほたる20180806
さくじつは出会いいろいろ満ち足りたきょうも楽しみ新たな出会い :ひさほたる20180806
連日の暑さの中のあれこれでうんざりげんなりやれやれぐったり :ひさほたる20180805
蝉の声朝の空気をゆるがして :ひさほたる20180803
そとの夜空気も土も蒸し暑い :ひさほたる20180802
また一つ仕事を終えてまた一つ :ひさほたる20180802
夜なのに蒸し蒸しムンムン蒸し暑い :ひさほたる20180801
明け方の雲の切れ間に残る月 :20180730
明け方の空うすぐもり肌色に輝く雲がふたすじみすじ :20180730
黒雲が薄く流れる朝の空 :20180730
失ったものは見ないで前を見る :20180730
教員は学習支援で食べている :ひさほたる20180729
霧雨に朝の光が透き通る :ひさほたる20180729
流行がなんぼのもんじゃ一人行く :ひさほたる20180728
効率のいいことばかりじゃ非効率 :ひさほたる20180728
霧雨に濡れて涼しい朝歩き :ひさほたる20180728
することに追われ続けて生きていく :ひさほたる20180727
本当のことを言うのはむずかしい  :ひさほたる20170727
あるべきを捨ててあるまま受け入れる :ひさほたる20170727
朝夕の風に涼しさまじりくる :ひさほたる20170727
古びない紫式部の語り口 :ひさほたる20180727
固まった頭ほぐしに映画見る :ひさほたる20180727
ぎりぎりで間に合わせてはやってきた :ひさほたる20180727
明け方の涼風うれし久しぶり :ひさほたる20180727
清らかなジョーンバエズの強い声 :ひさほたる20180725
老いて聞くフォークソングに涙する :ひさほたる20180725
青春のフォークソングを老いて聞く :ひさほたる21080725
今回もやっとこさっとこ間に合った :ひさほたる20180725
ごろ寝して切羽詰まって再始動 :ひさほたる20180725
疲れたらよみがえるまでリラックス :ひさほたる20180722
生きている暑い暑いと言いながら :ひさほたる20180722
外に出て夏の夜風にほっとする :ひさほたる20180720
ビール飲む女の喉を盗み見る :ひさほたる20180719
天邪鬼右向け右は大嫌い :ひさほたる20180718
人も世もアンバランスで動いてる :ひさほたる20180718
赤信号みんなで渡る恐ろしさ :ひさほたる20180718
汗ばんで男呼び出し誘い待つ :ひさほたる20180718
五七五で存在証明し続ける :ひさほたる20180717
何もせず時を過ごしてしまったと悔やんでいても何かしている :ひさほたる20180715
明け方の線香花火ホウセンカ :ひさほたる20180715
今もなお秘め持っている乳房好き :ひさほたる20180715
していてもしていなくても時が経つ :ひさほたる20180716
日が沈みまた日が昇り時が経つ :ひさほたる20180716
悩んでも悩まなくても時が経つ :ひさほたる20180716
何かしていれば勝手に時が経つ :ひさほたる20180716
人生は寝たり起きたり繰り返し :ひさほたる20180716
七月もあっという間にもう半ば :ひさほたる20180716
あすできることはあしたにとっておく :ひさほたる20180714
頼まれて嬉しくなって引き受けてだんだん僕は我が頸絞める :ひさほたる20180714
一仕事終えてぼんやり座ってる :ひさほたる20180712
我慢してしたくないことする愚か :ひさほたる20180710
五時前の明るい朝の陽を浴びる :ひさほたる20180708
細胞の一つ一つが呼吸する :ひさほたる20180708
このごろは四時を過ぎればすぐに朝 :ひさほたる20180708
目覚ましをセット途中で寝落ちした :ひさほたる20170707
出し遅れ避けてゴールへすべり込む :ひさほたる20180703
原稿を見直すたびに書き直す :ひさほたる20180702
一歩ずつ一歩ずつしか進めない :ひさほたる20180702
有明の月にあいさつする目覚め :ひさほたる20180702
きょうもまたゴール目指して這い進む :ひさほたる20180702
老体に鞭打ちここまで這ってきた目指すゴールはまだまだ遠い :ひさほたる20180701
有明の空に優しい月残る :ひさほたる20180701
誘われて乗ったこの船空を行く :ひさほたる20180701
夏空が突き抜けてまた人と会う :ひさほたる20180630
人も世もおかまいなしに梅雨明ける :ひさほたる20180629
期限まで仕上げるものが目の前に :ひさほたる20180629
少しずつ這って前進し続ける :ひさほたる20180629
歳の数思って念には念を入れ :ひさほたる20180627
受けすぎて質落としては逆効果 :ひさほたる20180627
嬉しくて引き受け過ぎて溺れそう :ひさほたる20180627
暑いなと言いつつ今日も日が暮れる :ひさほたる20180625
汗にじむ暑さに涼しい風まじる :ひさほたる20180624
なつかしい海と緑に包まれた故郷の地に義父は安らぐ :ひさほたる20180624
中海と緑の山とやさしさに米子で出会い空飛んで千葉 :ひさほたる20180623
三角に光り苦しむ明石と二条 :ひさほたる20180619
権力がないのでセーフか?僕の口 :ひさほたる20180618
ほかのことしないできょうはこれしよう :ひさほたる20180618
雑草が濡れて輝く雨の庭 :ひさほたる20180617
歩ずつ歩いた数だけ前に行く :ひさほたる20180617
きれいごと聞けば毒吐く青二才 :ひさほたる2018.617
することをしていて気づけばもう夕方 :ひさほたる20180617
詠む歌に込めた危険がいとおしい :ひさほたる20180614
朝早く出かけて銚子駅に着き一里ほどある会場校へのんびり歩いて見る空と海 :ひさほたる20180613
曇る空夏の暑さを和らげる :ひさほたる20180612
思うことみな口に出すわけじゃない :ひさほたる20180612
へとへとの頭でひとつずつこなす :ひさほたる20180611
早ければ涼風も吹く夏の朝 :ひさほたる20180608
魂の思いが口をついて出る :20180607
古希超えて出会い色々おもしろい :ひさほたる20180607
そんなこと言っていいのと自分でも思いながらも次々と我が口飛び出す本音の暴言 :ひさほたる20180604
空のあお草木のみどり透きとおる :ひさほたる2018060
空を見て風に洗われ横たわる :ひさほたる20180603
夏空の下で緑の葉が光る :ひさほたる20180603
がまんして仕事封印きょう休む :ひさほたる20180603
忖度が支える独裁見えにくい :ひさほたる2018.6.3
演壇で口を開くと別人が私の口を使って叫ぶ :ひさほたる20180602
仕事あとあすいちにちは休まねば :ひさほたる20180602
大仕事終えてぐったり帰路につく :20180602
けさやっときょうの話の準備でき :ひさほたる20180602
無理してもきょうはなんとか進まなきゃ :ひさほたる20180531
ゴールまでこのまま走り続けよう :ひさほたる20180530
崖ふちに追い詰められて飛躍する :ひさほたる20180529
まず休む回復してからまた仕事 :ひさほたる20180528
学び手と手探りしつつ支援する :ひさほたる20180523
朝は別府にいたぼくが千葉の自宅で夕空見てる :ひさほたる20180522
窓の外空が明るくなってきた :ひさほたる20180522
陽が落ちて涼しくなった街に出て懐かしい顔探して歩く :20180520
そぞろ歩きの人たちがとてもインターナショナルなふるさと別府が今おもしろい :ひさほたる20180520
薄暗いホールに一人まだ明けぬ空を見ながらキーボード打つ :ひさほたる20180520
年上も超若人も種々出会う一週間の故郷の旅 :ひさほたる20180520
あと何年おれはこの世にいるんだと思えば見るものどれも新鮮 :ひさほたる20180519
朝ぐもりカアカアカアとからす鳴く :ひさほたる
おれひとりゲストハウスの食堂でぼんやり明ける空を見ている :ひさほたる20180519
どうせ死ぬなんでもかんでもして死のう :ひさほたる10180519
今もまだ俺はおさなご落ち着かない :20180519
次々と未知の瞬間現れる :ひさほたる20180519
出会いから飛び出してくる新場面 :ひさほたる20180519
朝早いゲストハウスの食堂でひとりゆったりコーヒーを飲む :ひさほたる20180518
薄明の宿で目覚めて心地よい :ひさほたる20180518
故郷の温泉街の清潔でリーズナブルな宿に落ち着く :ひさほたる20180518
高齢の義父を弔いその足で九州に住む母と面会 :ひさほたる20180518
ふるさとはやっぱりおちつくほっとする :ひさほたる20180517
故郷へ旅支度して夜が更ける :ひさほたる20180516
固まった気が少しずつ溶けてきた :ひさほたる20180515
今日やっと仕事再開生き返る :ひさほたる20180514
気が抜けて仕事復帰は後回し :ひさほたる20180512
ゆったりと寄せ来る波を浜で聞く :ひさほたる20180510
一時間歩き続けて物思い :ひさほたる20180510
疲れ果て見るものぼんやり身はごろり :ひさほたる20180509
ばしゃばしゃとしぶきを立てて雨が打つ :ひさほたる20180509
夏近い春というのに寒い雨 :ひさほたる20180508
木々がもうすっかり緑夏近い :ひさほたる20180507
一つずつすることをしてまた前へ :ひさほたる20180506
気が付くと七十一になっていた :ひさほたる20180504
人生の大きな節目大吐息 :ひさほたる20180504
天上に父を見送る妻と居る :ひさほたる20180429
灰色に雲垂れ込めて風寒い :ひさほたる20180423
寄せる波ゆったりゆったり呼吸する :ひさほたる20180421
木や草を冷やして春の雨と風 :ひさほたる20180418
一歩ずつ人の歩みは一歩ずつ :ひさほたる20180417
掃除して部屋の空気が生き返る :ひさほたる20180416
朝の道頬擦る風が若葉色 :ひさほたる20180416
目覚めればすっきり晴れて鳥よぎる :ひさほたる20180416
嵐やみ緑が濡れてかぐわしい :ひさほたる20180415
われ俳人に非ず。キチガイ、キレジ、キゴ、キガサナリ、お構いなしにゴシチゴ遊ぶ。 :ひさほたる20180415
泣きながら前に進んでゆくこの世 :ひさほたる20180414
いろいろと考えながら春霞 :ひさほたる20180414
春の夜は冷たい風も心地よい :ひさほたる20180411
半世紀こえる年の差学び合う :ひさほたる20180411
ブーム追いブームの先に行けません :ひさほたる20180411
空晴れて雲がゆったり動いてる :ひさほたる20180410
俳諧の俳を好んで俳句する :ひさほたる20180410
風雅気取らぬ平俗自然。それがそのまま俳諧風雅 :ひさほたる20180410
春になり出会いが出会いを生み開く :ひさほたる20180409
一仕事やっと終わってあと一つ :ひさほたる20180408
自己隔離図書館行って一仕事 :ひさほたる20180408
若造の気分が抜けないぼく老爺 :ひさほたる20180408
さくらばな咲き満ちて散りわかみどり :ひさほたる20180407
木も草も春の嵐に揺れて立つ :ひさほたる20180406
花びらが雨降るように散る桜:ひさほたる20180404
夕立のように桜の花びらが :ひさほたる20180403
降り注ぐ桜の花に包まれる :ひさほたる20180402
満月が朧に霞む春の宵 :ひさほたる20180401
咲き続く春の陽気を浴びている :ひさほたる20180401
満開の桜かがやき百花咲く :ひさほたる20180331
おもしろいことが始まる新年度 :ひさほたる20180329
この家は教えの押し売りお断り :ひさほたる20180329
学ばない自由があって学びあり :ひさほたる20180328
学ぶのも学ばないのも自己責任 :ひさほたる20180328
出かけよう出会いが未知の価値を生むこもりたいだけこもったあとは :ひさほたる20180327
流されて流れのままにここまで来たか流れのままに流れて行こう :ひさほたる20180327
脱ぎ脱いで脱ぎ続けてもまだ残る :ひさほたる20180327
何するかわからないのがおもしろい :ひさほたる20180327
ひさほたる気分の若いおじいさん :ひさほたる20180327
ひとつずつやれることからやりましょう :ひさほたる20180326
ムウと来るこの暖かさやはり春 :ひさほたる20180325
青空に桜がだんだん満ちて来る :ひさほたる20180325
春が来てどこまで脱げる見栄ごろも :ひさほたる20180324
春分の日にこの寒さ身にしみる :ひさほたる20180321
やわらかい陽射しと風を浴びて春 :ひさほたる20180319
レンギョウの黄色い花弁そっと伸び :ひさほたる20180317
ぼうとしてぼうとしながら前を向く :ひさほたる20180316
風邪をひくまえも我武者羅あとも我武者羅 :ひさほたる20180316
官僚は今の官邸よりはマシ :ひさほたる20180314
独裁はあの国ばかりじゃありません :ひさほたる20180314
独裁が続けば腐るどの国も :ひさほたる20180314
不規則が僕の日常心地いい :ひさほたる20180314
風邪なおりまた不規則な日常へ :ひさほたる20180314
浮き浮きと国傾けて浮かれ顔 :ひさほたる20180312
降る雨も吹く風も春連れてくる :ひさほたる20180312
ゴホゴホと咳き込みながら明日想う :ひさほたる20180311
風邪からの脱出めざしてとこの中 :ひさほたる20180311
眠れても眠れなくても寝て休む :ひさほたる20180311
ひさほたる教育きらう教育屋 :ひさほたる20180306
ふるさとを想いこちらで暮らす春 :ひさほたる20180306
寒桜蜜吸いに来るメジロたち :ひさほたる20180306
「教育」の意味は傲慢嘘偽善 :ひさほたる20180305
書を読んで百年前の人と会う :ひさほたる20180305
木々芽吹き空も心も春嵐 :ひさほたる20180305
学ぶ会異質排除は命取り :ひさほたる20180304
きょうもまた学び合う会準備する :ひさほたる20180304
このところポカポカ陽気ありがたい :ひさほたる20180304
学び合いぶつかり合えるありがたさ :ひさほたる20180304
腹からの言葉発してまた出会う :ひさほたる20180304
研究会本気で語りのどはれる :ひさほたる2018030
月まるく冴えて輝き冬静か :ひさほたる20180302
天も地も光あふれて風寒い :ひさほたる20180302
空気澄み大地輝いて風寒い :ひさほたる20180302
三月になったとたんに春ひざし :ひさほたる20180301
仲良しの神話崩れて再始動 :ひさほたる20180225
妻に愚痴聞いてもらって立ち直る :ひさほたる20180225
ひっそりと雪になりそうな空と風 :ひさほたる20180223
別れ告げ泣き耐え顔の母を見る :20180221
ゆったりと横に広がり光る海 :20180220
空に立つ山襞(ひだ)に沿い残る雪 :20180220
昇る日のはげしい熱が身に届く :ひさほたる20180220
海照らし昇る朝日が空照らす :ひさほたる20180220
倒れてはひと夜ねむってまた起きる  :ひさほたる20180219
老人ホームの自分の部屋に泊まって行けとせがむ母 :ひさほたる20180218
安くても満室にならないわけがある :ひさほたる20180218
安くてもどんなときでも空きがあるこういうホテルあれば助かる :ひさほたる20180218
でもおれはなにもしないで一人寝る :ひさほたる20180217
ここは名代の別府温泉ネオンのちまた誘惑の街 :ひさほたる20180217
安宿のこのわびしさが心地いい :ひさほたる20180217
温泉街のわびしげなネオン横目に部屋で飲む :ひさほたる20180217
寒風に吹かれて入ったコンビニのインドネシアのお嬢さんの笑顔とおでんにあたたまる :ひさほたる20180217
人生は人に言えないことだらけ :ひさほたる20180216
また妻に叱られそうな五七五(ごうしちご) :ひさほたる20180216
寒い夜人目を避けてたちしょんべん :ひさほたる20180216
とぼとぼと夜の港の風受けて :ひさほたる20180216
寒い夜きょうのばんめしcoco壱番 :ひさほたる20180216
日々とほほ今日もとほほの日々とほほ :ひさほたる20180216
今日も寝る少しの酒に救われて :ひさほたる20180216
発泡酒ひと缶あけてもう朦朧 :ひさほたる20180216
ひとやすみして一歩ずつ前へ行く :ひさほたる20180216
別府湾ながめるだけで癒される :ひさほたる20180216
きょうもまた用事済ませて母と歓談 :ひさほたる20180216
海と山湯けむり見える大浴場 :ひさほたる20180216
巨大船見ようと来たらもう沖に :ひさほたる20180215
ほっとしてひとり晩餐まわるすし :ひさほたる20180215
ひととおりすべきことして発泡酒 :ひさほたる20180215
目の前の港に巨大豪華客船 :ひさほたる20180215
成り余るところをもって成り合わぬところふさいで大地生む :ひさほたる20180215
明け方の雲の裏から日の光 :ひさほたる20180215
目の前にひらけて明ける海と空 :ひさほたる20180215
ぼうとして目耳口を閉じてみる :ひさほたる20180215
来る言葉みなに応じて砕け散る :ひさほたる20180215
ああも言いこうも言うのが人の口 :ひさほたる20180215
安いけどふるさとの海見える部屋 :ひさほたる20180214
ロング缶一本あけて雲の上 :ひさほたる20180214
人間のことはもういいどうとでも :ひさほたる20180214
ふるさとの山にまた会い包まれる :ひさほたる20180214
あおぞらにしろいくもひとつふゆさやか :ひさほたる20180212
冬晴れて風優しくて森静か :ひさほたる20180211
空晴れて綿雲ふわり冬静か :ひさほたる20180208
なるようになるしかならないそれがいい :ひさほたる20180205
ひとつずつすることをしてまえへゆく :ひさほたる20180204
嘆いても痛み無くなるわけじゃなし何かすることしたほうがいい :ひさほたる20180202
冬夜道窓のあかりがあたたかい :ひさほたる20180131
雲ひとつなく晴れわたる冬の空 :ひさほたる20180131
冬空のしたに黒ずむみどり松 :ひさほたる20180131
野の鳥が冬晴れの陽を浴びて昼 :ひさほたる20180130
ゴリゴリと我が骨削る歯科治療 :ひさほたる20180130
とけのこる雪輝いて風が鳴る :ひさほたる20180126
敵はみな自分の心が生んだ影 :ひさほたる20180126
冬晴れに緑を添える常緑樹 :ひさほたる20180124
常緑の木々の緑にほっとする :ひさほたる20180124
ありえないことがありえるゆめのなか :ひさほたる2018012
冷える日は風呂をわかして身を沈め :ひさほたる20180122
あちこちに痛み覚える年になり :ひさほたる20180122
おおわれて冬が身に染む寒気団 :ひさほたる20180122
世の中はけりが付かないことだらけ :ひさほたる20180120
目の前の一つ一つをして進む :ひさほたる20180120
少しずつ仕事に戻り立ち直る :ひさほたる20180119
デューイ読む気力もどって帰り旅 :ひさほたる20180117
このたびの目的達して帰路につく :ひさほたる20180117
することをほぼしおわってほっとする :ひさほたる20180116
きれいごと言ってられないやるしかない :ひさほたる20180116
今はもうデューイどこかへ行っちゃった :ひさほたる20180116
あれやこれ獅子奮迅のこまねずみ :ひさほたる20180116
完璧はできないけれど無我夢中 :ひさほたる20180116
できること時間の限りやっている :ひさほたる20180116
どうしてもうまくいかないこともある :ひさほたる20180116
気が付くと目が濡れている前へ行く :ひさほたる20180116
どうすればよいかわからずじっとする :ひさほたる20180116
おろおろと困りながらもやっている :ひさほたる20180116
ええいもうどうにでもなりやがれ :ひさほたる20180116
あすの旅デューイ(Dewey)の新本おまもりに :ひさほたる20180112
初版が出たのは1世紀前
ひとつずつせねばならないことをする :ひさほたる20180112
あすはまたふるさとへゆくきがおもい :ひさほたる20180112
読むたびにデューイがくれる知恵と夢 :ひさほたる20180110
自他共に想定外を生きている :ひさほたる20180110
世も変わる所も変わる季語変わる :ひさほたる20170109
物語細部が作る真実味 :ひさほたる20180108
五七五に喜怒哀楽を乗せて観る :ひさほたる20180108
おもうこと俳句にのせてととのえる :ひさほたる20180108 
ひさほたるつくる俳句は季語自由 :ひさほたる20180108
わがおもいひとのおもいを五七五に :ひさほたる20180108
老病死五七五にしてうけとめる :ひさほたる20180108
新年の冷たい風が耳を切る :ひさほたる21080106
さんがにちひなたぼっこをおもいだす :ひさほたる21080106
かれいろのくさちにひざしやわらかい :ひさほたる20180104
新年の空に輝く丸い月 :ひさほたる20180103
できる限りはできない限りできる限りのことをする :ひさほたる20180103
自らの力の限り思い知る :ひさほたる20180103
久しぶり息子家族と年の暮れ :ひさほたる20171231
年の瀬にうまいお酒を妻と飲む :ひさほたる20171228
かりのよとおもえばかるくうくうきよ :ひさほたる20171228
あと三日すれば一年改まる :ひさほたる20171228
人生はもともとがかりどれもかり :ひさほたる20171228
ふとちからぬけばぽっかりうくうきよ :ひさほたる20171228
気が付けばもう年の暮矢の如し :ひさほたる20171227
書き終えて窓の外には冬陽射し :ひさほたる20171226
青空に白い雲散る冬の朝 :ひさほたる20171225
ぼくにとって仕事は遊び好きでする :ひさほたる20171224
猛然ときょうから仕事一歩ずつ :ひさほたる20171224
エクセルに進み具合を記しつつ :ひさほたる20171224
一時間ごとに机を離れよう :ひさほたる20171224
外で走り家でゆっくり掃除する :ひさほたる20171223
いつなにが起きてもおかしくないこの世 :ひさほたる20171222
新月にまた巡り会う冬夜空 :ひさほたる20171220
今回はGパンだけで駆け抜けた :ひさほたる20171219
明日の朝母の顔見て空港へ :ひさほたる20171219
またすぐに舞い戻り来るふるさとに :ひさほたる20171219
これからはふるさと帰り頻繁に :ひさほたる20171219
今からはふるさと離れる旅支度 :ひさほたる20171219
ふるさとでやるべきことはほぼできた :ひさほたる20171219
病む人の甘えが重く逃げ帰る :ひさほたる20171218
あと三日できるかぎりをして戻る :ひさほたる20171218
さびしがる母を残してエレベータ :ひさほたる20171217
ぐったりと疲れながらも心穏やか :ひさほたる20171216
新しく入ったホームに満足と母の言葉に安心涙 :ひさよし20171216
ふるさとの緑を今朝はやっと見た :ひさほたる20171216
病負う人の口撃甘受する :ひさほたる20171216
半日はぼんやり怠けてあとはその時 :ひさほたる2017121
ボウとしてボウとしながら文字を書く :ひさほたる20171216
脳天になにかがびっしり詰まってる :ひさほたる20171216
いろいろと考えることあり難しい :ひさほたる20171216
やりすぎたあしたは休もうくたびれた :ひさほたる20171215
ジタバタとしてグッタリとほうけてる :ひさほたる20171215
休んではよみがえってはまた進む :ひさほたる2017.12.14
老母の介護していた老弟突然倒れて僕出番 :20171214
するすると言いつつしない。しないしないと言いながらする。どちらもあるなあ。 :ひさほたる20171210
寒い夜抱き撫であって温まる :ひさほたる20171210
冬なのに空だけ見れば夏の空 :ひさほたる20171204
もみじした葉が風にゆれ陽にひかる :ひさほたる20171127
三日月が強く輝く寒い夜 :ひさほたる20171124
日が当たる落ち葉のそばに若緑 :ひさほたる20171117
かろやかに陽が射す道に舞う落ち葉 :ひさほたる20171116
見てみたい義を言う人の腹の中 :ひさほたる20171116
体調を整えるのも一仕事 :ひさほたる20171113
苦は楽の種。楽は苦の種。苦楽は句の種。句は薬。 :ひさほたる20171113
横になり小春日和を外に見る :20171113
道端に小菊あふれて秋暮れる :ひさほたる20171110
執念で期限ぎりぎりゴールイン :ひさほたる20171108
アメリカの武器売り歩く行商人 :ひさほたる20171108
証文を完璧にして出し遅れ :ひさほたる20171106
国境をこえて広がる抜ける空 :ひさほたる20171106
目をつぶりまずは机についてみてひとまず5分の作業に着手 :ひさほたる20171030
無苦楽の安らぎまでは日々もがく :ひさほたる20171030
コンニチワお久しぶりの青空サン :ひさほたる20171030
倒れたり起き上がったりして進む :ひさほたる20171029
やなことも嬉しいことも有る人生 :ひさほたる20171029
人生は無限輪廻の一休み :ひさほたる20171029
しとしとと降り続く雨これも秋 :ひさほたる20171029
ゴールして一休みして再始動 :ひさほたる20171029
まずい物がまんして食うバカなオレ :ひさほたる20171023
きょうもまたパソコンもって図書館へ :ひさほたる
間に合わせ間に合わせつつ日々過ごす :ひさほたる20171022
パソコンと資料を持って図書館へ :ひさほたる20171018
したくないやりたくないと繰り返す :ひさほたる20171017
少しずつそれでも前進這いながら :ひさほたる20171013
鬱々と悶々の日々噴火前 :ひさほたる20171011
月見ればやはり兔が餅を搗く :ひさほたる20171007
朝顔のこき紫の花の群 :ひさほたる20171005
生垣にこき紫の朝顔の群 :ひさほたる20171005
生きてればいつしかどこかくたびれる :ひさほたる20171005
そんなこと言っているのも今のうちだけ :ひさほたる20171005
ガンバレ!と自分に声かけハッとする :ひさほたる20171004
そらたかくふうわりふわりくもふたつ :ひさほたる20171001
畦道に赤い花火が咲き並ぶ :ひさほたる20171001
熱さます夜霧に濡れて生き返る :ひさほたる20170928
外に出て空の輝きに包まれる :ひさほたる20170926
風さやかアッこの香り金木犀 :ひさほたる20170925
あせってもしごとはかどるわけじゃない :ひさほたる20170925
きれはしをまずはかたちにおいてみる :ひさほたる20170925
いきぬきをしないでつづけいきづまる :ひさほたる20170925
空白(しら)み彼岸花ともり鴉鳴く :ひさほたる20170924
つかの間の雨の切れ目にワン散歩 :ひさほたる20170923
雨のあと濡れた地面に映える空 :ひさほたる20170923
空晴れて道に我が影秋の朝 :ひさほたる20170922
そこここに折れて垂れてる森の大枝 :ひさほたる20170922
協調性乏しい身にも届く木漏れ陽 :ひさほたる20170922
清らかに肌冷やす風秋の朝 :ひさほたる20170922
木々が立ち空横たわり秋静か :ひさほたる20170921
枝や葉を吹き散らかして風が去る :ひさほたる20170918
東からほんのり紅(べに)さし夜が明ける :ひさほたる20170916
肌寒く感じるほどの夜明けどき :ひさほたる20170916
目覚め前エローティッシュな夢を見た :ひさほたる20170914
これからもどんな出会いが来るか楽しみ :ひさほたる20170911
いろいろとあっていろいろ七十年 :ひさほたる20170911
散り敷いて茶色に光る落ち葉見てあっもう秋かと思う朝 :ひさほたる20170910
古希こえてこの喧嘩腰なおらない :ひさほたる20170908
ふるさとで半世紀ぶりに見る盆トンボ :ひさほたる20170908
お遊びに厳しい鞭を当てる宗匠 :ひさほたる20170908
にんべんに非ずと書いて俳句の俳 :ひさほたる20170908
気が付けば我ももう古希老いの人 :ひさほたる20170908
季語の知識を振りかざし偉そうに言う人はその人 :ひさほたる20170908
山里の斜面地に建つ母の家 :ひさほたる20170908
長寿イコールめでたいのかと老いに付き合い思い知る :ひさほたる20170908
澄んだ空さわやかな風秋日和 :ひさほたる20170908
誰が季語決めたんだろう迷惑な :ひさほたる20170907
暗い雨雷の音部屋の中 :ひさほたる20170907
紅葉に染まる予感の山緑 :ひさほたる20170906
目の前の山の峰から雲がわく :ひさほたる20170906
秋の夜の無限いのちの虫の声 :ひさほたる20170906
ふるさとは霧に包まれ緑色 :ひさほたる20170905 
道端の花草風も空も秋  :ひさほたる20170903
風が来て、空、草、花が秋になる :ひさほたる20170903
明け方の光に映える赤い花 :ひさほたる20170901
涼風にゆれる幼いすすきの穂 :ひさほたる20170901
涼風と葉擦れの音に秋を知る :ひさほたる20170901
きのうよりさらに涼しい今朝の朝 :ひさほたる20170901
明け空の西に広がる青い雲 :ひさほたる20170901
プラプラと涼しい風を浴びて行く :ひさほたる20170901
秋らしい風にからだが生き返る :ひさほたる20170827
涼風に吹かれて踊る猫じゃらし :ひさほたる20170826
あ、こんなところに咲くか白い百合 :ひさほたる20170824
薄紅の小花点々秋の芝 :ひさほたる20170824
世の中で一番から(辛)い妻の声 :ひさほたる20170825(心にしみて有り難い)
夏と秋行ったり来たりして秋へ :ひさほたる20170824
キーボード打ってるうちに半眠り :ひさほたる20170824
秋かなと気を抜くそばから猛日照り :ひさほたる20170823
朝まわり終えてまったり休む犬 :ひさほたる20170821
心から 言葉発して 届かない それも一つの コミュニケーション :ひさほたる20170820
朝顔のつる巻き上がり花鮮やか :ひさほたる20170816
涼しさにもう秋かなと思う朝 :ひさほたる20170816
盆踊り浴衣の君が美しい :ひさほたる20170816
漢字二字「自由」と書いて「さびしい」と読む :ひさほたる20170813
強いこと言ったあと吹く寒い風 :ひさほたる20170813
傘持たず小雨楽しむ夏の夜 :ひさほたる20170811
明け方のひやり涼しい風晩夏 :ひさほたる20170811
垂れ込める雲が暑さを和らげる :ひさほたる20170810
日が落ちて少し涼しい窓の外 :ひさほたる20170809
アドラーをありがたがらんほうがアドラー :ひさほたる20170808
アドラーを読んだらなあんだオレジャンカ :ひさほたる20170808
朝露がきらめく草に蝉の声 :ひさほたる20170807
外で元気家でぐったり夏の夜 :ひさほたる20170806
人と交わり喜び交わし体の痛み飛んでった :ひさほたる21070802
人と会い人と語らい人生きる :ひさほたる20170801
ふしぶしのいたみにとしをおもいしる :ひさほたる20170731
夜に咲くオシロイバナの紅の色 :ひさほたる20170731
蝉(せみ)の声耳にあふれる朝の道 :ひさほたる20170930
来た種が芽吹いて伸びて幹となる :ひさほたる20170729
一線をどこに引くかは人による :ひさほたる20170728
一歩ずつ足ふみ下げて前へ行く :ひさほたる20170727
雨降れば真夏の夜もひんやりと :ひさほたる20170726
幼子がいたずら顔してちんちん連呼 :ひさほたる20170724
思い通りにいかないけれど思い直してまた向かう :ひさほたる20170721
あちらに行ったりこちらに来たり息して食べて生きている :ひさほたる21070721
足もとからふと飛び立って消える蝉 :ひさほたる20170720
だんだんと輝きが増す夜明け時 :ひさほたる20170720
群れて咲く花の香りにむせる道 :ひさほたる20170720
ゆえ知らず涙あふれるマルセリーノ :ひさほたる20170719
先例にしないと言ってそれをする :ひさほたる20170719
先例にしないと言っても先例になる :ひさほたる20170719
生き延びるだけが仕事の時もある :ひさほたる20170719
寝なくてもいいと思えば寝られそう: ひさほたる20170716
夜も朝も冷めることない熱帯夜 :ひさほたる20170713
五七五は自分にかけるおまじない :ひさほたる20170911
疲れたら甦るまで一休み :ひさほたる20170911
これからは自分の顔に向き合おう :ひさほたる20170910
鏡から目背け続けて生きてきた :ひさほたる20170710
爛(ただ)れ色して咲く花に目がとまる :ひさほたる20170710
つれあいといさかいをして胃が痛い :ひさほたる20170708
したくないことしないで来たがそれでどこまで行けるやら :ひさほたる20170708
言葉は心、字も心、人と人との心と心の間に生まれる。うまければいいってほど浅いもんじゃない。 :ひさほたるの共育論20170708

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