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自由季俳句五七五遊び:その5

書きながら書いてる言葉を疑って書いてるぼくが教えられてる :ひさほたる20200715
久しぶり自著の原稿書き進む :ひさほたる20200714
言い合いをする連れ合いがありがたい :ひさほたる20200714
信仰は無いけど守られここに居る :ひさほたる20200714
人々と本とネットで対話する古今東西いろんな人と :ひさほたる20200714
無理押しをしないで自然に動く機を見る :ひさほたる20200713
もふもふと湧いてあふれる雲雲雲:ひさほたる20200712
ひらめいてやりはじめるとさらにふくらむ :ひさほたる20200712
食べて寝て目覚めるときはほぼ夜中 :ひさほたる20200712
寝床出て仕事始める夜中二時 :ひさほたる20200712
雨粒がなお点々と窓ガラス :ひさほたる20200709
風に雨まじったりまじらなかったり :ひさほたる20200708
そのむかしプレーボーイが食べ散らし :ひさほたる20200707
きみつくるおやこどんぶりがぜっぴん :ひさほたる20200707
負けん気でここまで来たがもういいか :ひさほたる20200706
このところまともに眠らなかったなあ峠を越えてほっと一息 :ひさほたる20200706
一仕事やっと終わってホッとする :ひさほたる20200706
雨樋に草繁茂して花も咲く :ひさほたる20200706
雨粒に慌てて戻る犬散歩 :ひさほたる20200706
夕焼けに墨色にじむ淡く濃く :ひさほたる20200705
悪夢でも眠れた証拠ほっとする :ひさほたる20200705
このごろは追われて逃げる夢続く :ひさほたる20200705
きのうした仕事をきょうも書き直す :ひさほたる20200705
することをひとつずつする無理しない :ひさほたる20200703
がむしゃらにする我が癖をなだめつつ :ひさほたる20200703
のどの腫れもう休めよの天の声 :ひさほたる20200703
よどむ気を風が撹拌して通る :ひさほたる20200703
吹き荒れて里芋の葉がちぎれ飛ぶ :ひさほたる20200701
虫ひとつ殺して命ひとつ消す :ひさほたる20200630
車降り草木の緑抜けて海 :ひさほたる20200630
仕事終え草地歩いて海に出た :ひさほたる20200629
緑葉を揺らして通る風の朝 :ひさほたる20202629
なにもかも見られそのまま生きている :ひさほたる20200629
見てくれるあなたのもとで生きている :ひさほたる20200627
今日もまた霧立ちこめて夜が明ける :ひさほたる20200626
もうろうとしながら耳に懐かしい「なごり雪」聞きそろそろ寝るか :ひさほたる20200625
外見れば夏の夜明けの雨が降る :ひさほたる20200625
朦朧としながら少しずつ進み時計を見ればもうすぐ夜明け :ひさほたる20200625
プランター雑草ひとつひとつ抜く :ひさほたる20200624
一区切り仕上げて送信さあ次に行こうとしたら気が進まん :ひさほたる20200624
調べ物してぼうとして調べてる :ひさほたる20200623
とにかくにしたいことして日を過ごす :ひさほたる20200622
暗い昼ほてったほほに小糠雨 :ひさほたり20200622
責任を取らず痛感するばかり :ひさほたる20200621
綺麗ごとばかり聞き過ぎ聞き飽きた :ひさほたる20200619
天地から命もらって生きている :ひさほたる20200619
選ぶのも決めるのも自分なんだけど :ひさほたる20200619
できることできるとこまでやるしかない :ひさほたる20200619
よこしまは隠して隠せるものじゃない :ひさほたる20200619
弱点を分かってもらい救われる :ひさほたる20200619
雨も陽も生きる天地に欠かせない :ひさほたる20200618
沈む日がおおきくあかくあたたかい :ひさほたる20200615
梅雨に入りしっとりとした日が続く :ひさほたる20200614
残された時間は多くないけれど焦らず驕らず書き残したい :ひさほたる20200611
きのうきょう原稿進んでほっとした :20200611
不老不死未来永劫なんて無い :ひさほたる20200611
この世をば我が世と思え今のうち :ひさほたる20200611
時経ればありとあらゆるもの変わる :ひさほたる20200611
人生に残された時経れば減る :ひさほたる20200611
政権も長期になると蛆が湧く :ひさほたる20200609
揺れ動く心は生きている証 :ひさほたる20200608
人生はひとりにひとつ唯一無二 :ひさほたる20200608
国会でごまかし答弁見ぐるしい :ひさほたる20200608
あちこちに花咲くように命咲く :ひさほたる20200608
正直に馬鹿が付くなあお前はと言われ続けたぼく不正直 :ひさほたる20200607
一国のトップは誰にでもなれる偉大な人も下劣な人も :ひさほたる20200607
生きるため誰にも必要生活費 :ひさほたる20200607
朝起きてきょうは涼しく過ごせそう :ひさほたる20200607
見たくないものも見見たいものも見る :ひさほたる20200607
いやなこと見猿聞か猿言わ猿は、支配者・庶民だれの猿知恵 :ひさほたる20200607
国難の対策費用抜き取って儲ける人が国を操る :ひさほたる20200607
漂って気楽に暮らすと言ってみる :ひさほたる20200606
蚊に刺され血眼(ちまなこ)になり蚊を探す :ひさほたる20200606
指導者の我欲見え見え見たくない :ひさほたる20200606
生き物に規則を守る意識無く自然に成って自然に動く :ひさほたる20200606
果てしない宇宙の外にまた宇宙 :ひさほたる20200605
身の内に動く無限の大宇宙 :ひさほたる20200605
させられる授業は減ったほうがいい :ひさほたる20200605
人としてお前はゼロと罵倒され身に覚えありそうだったんだ :ひさほたる20200605
蚊に刺され朝から夏の日が明けた :ひさほたる20200605
そこに在るただそこに在るそのままに :ひさほたる20200604
ひんやりと暦の上の初夏の朝 :ひさほたる20200603
膝に全体重かけて人殺す体も凶器心も凶器 :ひさほたる20200603
ウソにウソ重ねて軽くなるマコト :ひさほたる20200603
週二だけ書こうと決めて楽になる :ひさほたる20200603
水(すい)の朝燃えごみ集めごみ置き場 :ひさほたる20200603
外見れば花有り空有り光有り :ひさほたる20200602
政治家が使う敬語の糸見えて :ひさほたる202005831
尊大と欺瞞から成るわが思想 :ひさほたる20200531
人生は迷い道どう迷うかがその人の道 :ひさほたる20200531
人生は迷い道迷って生きる :ひさほたる20200531
無駄なこといけないこともしなきゃいけない :ひさほたる20200531
着々と規則正しくすればよいとは言われてもそれができない :ひさほたる20200531
腹は背徳  ひさほたる20200531
かね無くて生きられず
かねだけで生きられず
いい人とほめられて
いい人だけで生きられず
道徳と背徳と
表と裏と
隠しても現れて
善人と悪人と
自分の中に二人居て
その場その場でこそこそと
理想を語り
腹を立て
降り続く雨
光あふれる外に出て
輝く雲がまぶしくて
自分が何か分からずに
分かったふりして
とにかく歩み
さまよいながら
生きている
外に腰かけぼうとして
砂浜に波寄せて
砂の音くりかえす
その音を
聞いて安らぐ

淡々と攻撃せずにものを言うことに不慣れなことに気が付く :ひさほたる20200530
快晴に雷鳴響くどうしよう :ひさほたる20200530
打つ手みなほめられなくてしかたなく「空前絶後」と自分をほめる :ひさほたる20200529
分かってるつもりで書いているうちに分からないことどんどん出てくる :ひさほたる20200529
思考にも燃料が要る今は空 :ひさほたる20200529
書くことが何も浮かばずこれを書く :ひさほたる20200528
仕事してはれる気持ちと喉の奥 :ひさほたる20200528
薄赤く輝き暮れる西の空 :ひさほたる20200527
ちょっとだけ外の空気を吸いに出る :ひさほたる20200527
小欲を捨てきれないで滞る :ひさほたる20200527
有ることを無いことにして澄ます川 :ひさほたる20200527
籠っても人とつながる字とネット :ひさほたる20200525
自発的軟禁続け他の手段使って人とコミュニケーション :ひさほたる20200525
やせ我慢して自分流貫いてきたのは弱気隠すはったり :ひさほたる20200525
懲戒を訓告にして得たものに比べて大きすぎる損失 :ひさほたる20200525
こここそくこそこそこそくそここそく :ひさほたる20200525
さっそうと肩で風切り出世してさらにてっぺん目指し転落 :ひさほたる20200524
ぐずぐずに腐って溶けて土になる :ひさほたる20200524
言い訳と居直りしながら生きてきた :ひさほたる20200523
百書いて百消していつになったら出来上がる? :ひさほたる20200521
権力を握り続けて腐り果て :ひさほたる20200521
権力に群がり寄生する虫がどんな政治も腐らせる :ひさほたる20200521
言葉も文字も決まりじゃない。通じることが喜びだ。 :ひさほたる20200521
アイデアが生まれ起き出し机に向かう :ひさほたる20200521
自画像のレベルを下げて楽になる :ひさほたる20200520
降る雨はいつか止みまたいつか降る :ひさほたる20200520
書き直し書き直しして出来てくる :ひさほたる20200520
読む人に読んでもらえる物を書く :ひさほたる20200520
締め切りがなければ物は作れない :ひさほたる20200520
完璧は出来ないけれど作るには期限を決めて作るしかない :ひさほたる20200520
浮かび来る案を形に落とし込むその面白さについ熱中 :ひさほたる20200519
反省と感謝の日々は送れない :ひさほたる20200519
雨の間をすり抜けて無事犬散歩 :ひさほたる20200519
何をする気にもなれない時がある :ひさほたる20200519
退屈をストレッチして紛らわす :ひさほたる20200519
勝ち負けの外で書きたいことを書く :ひさほたる20200517
起きることみな起きるべくして起きる :ひさほたる20200517
どうにでもなれと居直り生き返る :ひさほたる20200516
嘆くより何かしているほうがいい :ひさほたる20200516
半袖が気温に見合う頃になり :ひさほたる20200516
君無くて孤独無く君無くて我も無い :ひさほたる20200515
午後に寝て夜起きて見る星かすか :ひさほたる20200514
擦り抜ける夜風涼しく心地よい :ひさほたる20200514
自分だけ分かるできると思えなくなった自分を喜んでいる :ひさほたる20200514
三日間集中すると仕事ができるけれど一日ぐったり寝込む :ひさほたる20200514
一時間一時間ずつ書き進む :ひさほたる20200514
ゆっくりとすれば気持ちが健やかに :ひさほたる20200514
見返してやりたい思いに燃えた日々もういいだろうゆっくり行こう :ひさほたる20200515
身悶えて布団の中で泣いた日々 :ひさほたる20200514
焦っても焦らなくても時刻む :ひさほたる20200514
無理焦り自律神経惑わせる :ひさほたる20200514
汗寒気自律神経失調が気楽にしたら落ち着いてきた :ひさほたる20200513
お仲間の利益優先内閣を人はいつまで支え続ける? :ひさほたる20200512
空おおう雲の光がやわらかい :ひさほたる20200512
五月の風と光の中でじっくりゆっくり土いじる :ひさほたる20200511
久しぶりやっと復活今元気 :ひさほたる20200508
パソコンの使い勝手が悪くなりつい初期化してあとが大変 :ひさほたる20200507
空光り木々の葉光る雨上がり :ひさほたる20200507
喉からの警告を受け書き休む :ひさほたる20200505
また少し机に向かって書き進む :ひさほたる20200502
喉痛み怪我の功名無言行 :ひさほたる20200430
おっちょこい多動の癖をそのままに歳重ねてもまだ続けてる :ひさほたる20200430
のどの奥むずがゆくなり薬のむ :ひさほたる20200430
ショパン聞き気負う気持ちを休ませる :ひさほたる20200430
気落ちして休んで気づくこともある :ひさほたる20200430
誤りに気付いて注意しないほうが注意するよりよいこともある :ひさほたる20200430
家に居て海辺に寄せる波想う :ひさほたる20200427
きょうひとひゆったりかまえてやすもうか :ひさほたる20200427
扁桃腺赤は止まれの合図だよ :ひさほたる20200427
おまえいま根詰め過ぎと扁桃腺痛みと腫れで知らせてくれる :ひさほたる20200427
もうおまえ少し休めと扁桃腺 :ひさほたる20200426
書き進むほどに扁桃腺腫れる :ひさほたる20200426
どことなく不穏な気配きょうの宵 :ひさほたる20200426
ぼんやりと日が暮れてゆく四月末 :ひさほたる20200426
とにかくに書き進んでは書き直すただひたすらにそれを続ける :ひさほたる20200424
テレビ見て腹立てるより仕事する :ひさほたる20200423
生前も死後も命の大循環 :ひさほたる20200422
夕焼けに浮かぶ暮らしのシルエット :ひさほたる20200422
他の命殺して自分が生きている :ひさほたる20200419
手に余る大きなことは言わないで自分の持ち場で力を尽くす :ひさほたる20200418
ビシャビシャと雨降り続く暗い朝 :ひさほたる20200418
進んでは戻り戻っては進み時々休む :ひさほたる20200417
どどどうと轟き寄せる海の波家から近い浜辺を歩く :ひさほたる20200415
接触を避けて緑の空気吸う :ひさほたる20200415
いろいろが中止になって世直しか :ひさほたる20200415
緑の土手に白い花赤い花 :ひさほたる20200415
わかみどりますますみどりふえるいきおい :ひさほたる20200415
起き出して机に向かう夜明け前 :ひさほたる20200415
もうあとが無いと思って書き残す :ひさほたる20200415
雨のあと晴れてくっきり春の朝 :ひさほたる20200414
沈んでもいられないよと日が昇る :ひさほたる20200414
暗い夜が明けて明るい朝の空 :ひさほたる20200414
影長く光まぶしい朝の床 :ひさほたる20200414
昇る日が床を照らして長い影 :ひさほたる20200414
雨のあと朝が明るく明けてきた :ひさほたる20200414
暗い雲照らしてだんだん明けてくる :ひさほたる20200414
さんざんに踏み荒らされて夜が明ける :ひさほたる20200413
焼野原から再生の芽が伸びる :ひさほたる20200413
あっ今だ雨があがった犬散歩 :ひさほたる20200413
菜の花の向こうに青い海の風 :ひさほたる20200413
花散らす春の冷たい雨と風しばらく黙っていようと思う :ひさほたる20200413
アウアガッ エゲッゴルゲッ ウギゲガッ 足ふみはずし落ちゆく時間 :ひさほたる20200413
ただじっと手足を伸ばして汗をかく外の空気の暗闇の中 :20200413
言い過ぎて何もできずにへたりこむ :ひさほたる20200413
言えば言うほど我が無力思い知る :ひさほたる20200413
文句言うたびに自分の首絞めるならば言わんでしたほうがいい :ひさほたる20200413
しないこと発言しないですることをする :ひさほたる20200413
偉そうに評し論じるこの口をしばらく閉じて筆で耕す :ひさほたる220200313
偉そうに上から目線でものを言う我が醜さに夢で気が付く :ひさほたる20200413
鏡見るたびに少ない毛に気付く :ひさほたる10100412
うつむいてゆるむえりぐちにハッとする :ひさほたる20200411
人惑い花虫鳥は春歌う :ひさほたる20200411
古荷物整理していて現れたドイツマルクを見て懐かしむ :ひさほたる20200411
世の騒ぎどこ吹く春の風が吹く :ひさほたる20200411
春の空晴れてひっそりする気分 :ひさほたる20200411
夕焼けを透かして黒い松林 :20200410
むなしいと知りつつ愚痴を分かち合う :ひさほたる20200409
赤々と燃えて大きな日が沈む :ひさほたる20200409
桜散り緑やわらか耐え忍ぶ :ひさほたる20200409
満開の桜の後の薄緑 :ひさほたる20200409
キャンパスに人影もなく春静か :ひさほたる20200408
夕暮れの空穏やかにくすみ輝く :ひさほたる20200408
風ぬくく光り穏やか春の宵 :ひさほたる20200408
家に居て遠くの人と出会ってる :ひさほたる20200408
魂と愛の無い声響かない :ひさほたる20200408
自らを囚われの身になぞらえる :ひさほたる20200408
見るだけでどこか安らぐ春の花 :ひさほたる20200405
明るい朝の光の中を冷たい風に吹かれて歩く道に散り敷く桜を踏んで :ひさほたる20200406
夕暮れて空に明るい春の月 :ひさほたる20200405
想定内の悪政にカリカリするのは馬鹿らしいご飯を食べて元気を出そう :ひさほたる20200405
しゃべりすぎ独りよがりを指摘されまずは相手の話を聞こう :ひさほたる20200405
反省を書いては忘れまた反省 :ひさほたる20200405
夜になり一人ベッドに座る時 :ひさほたる20200405
電話する相手も無くて故郷の母に電話をしてしのいでた :ひさほたる20200405
あの孤独想えば今は妻が居る :ひさほたる20200405
黙々と仕事に専念するなんて言ってはみてもできるはずない :ひさほたる210200405
チョコチョコと耳掻き大のスコップで文字の坑道掘り進むだけ :ひさほたる20200405
消しゴムで消せない過去を抱えて隠す :ひさほたる20200405
外に出て春の冷たい風を吸う :ひさほたる20200405
言うだけで実行しないぼくみたい :ひさほたる20200405
全員一律ばらまけば手間も時間もかからないズルごまかしをする余地もない :ひさほたる20200405
ふるさとの山に広がる牧草地春の野焼きで育てる新芽 :ひさほたる20200405
家々に飼う牛の草育てるための今は昔の野焼きの記憶 :ひさほたる20200405
使い捨てマスクを使い捨てないで使い続けているという :ひさほたる20200405
札幌で一人で暮らす長男のことが気になり電話で話す :ひさほたる20200405
手作りのマスクは心の贈り物 :ひさほたる20200405
再婚の妻の気遣いありがたい :ひさほたる20200405
札幌で一人暮らしの長男に妻手作りのマスクを送る :ひさほたる20200405
マスクには裏が付き物二枚には二枚の裏が有る二枚舌 :ひさほたる20200405
転勤で津軽から来た息子の家族千葉の宿舎に無事落ち着いた :ひさほたる20200404
孫たちがベランダに出て飛び跳ねて地上の僕と笑顔交歓 :20200404
感染の有無さえ不明新型コロナ人と人との距離が広がる :ひさほたる20200404
チンと鳴る電子レンジに感謝する :ひさほたる20200404
嘘まみれ隠し通しの指導者は危機対応の邪魔になるだけ :ひさほたる20200404
原稿を書いては消して書いて消すその繰り返しで何かが残る :ひさほたる20200402
朝の陽を受けて輝く満開桜 :ひさほたる20200402
四月馬鹿嘘がまことかまことが嘘か :ひさほたる20200401
美しいオリンピックは今は無く偽善商売政治の手段 :ひさほたる20200401
テレビ見て腹立つことが多すぎるならば見ないでほかのことする :ひさほたる20200401
昔から同調せずに言い過ぎて気まずい思いして繰り返す :ひさほたる20200401
日本中途方に暮れる春日暮れ :ひさほたる20200331
降り降りて底まで降りて土に立つ :ひさほたる20200331
若緑あふれる前の桜花 :ひさほたる20200331
尻締め膝を曲げ伸ばし両手を振って上げ下げる :ひさほたる200331
両腕を高く上げ下げ膝曲げ伸ばすこれ百回のワンセットしばらく続けてやってみる :ひさほたる20200401
臆病と蛮勇同居散る桜 :ひさほたる20200330
赤林檎裸婦の地球に口付ける :ひさほたる20200330
見る人も無く咲いて散る花曇り :ひさほたる20200330
屋根裏に蜘蛛の巣ならぬWeb句会 :ひさほたる20200329
弥生すえ外はみぞれが横殴り :ひさほたる20200329
腰痛をなだめるためにストレッチ :ひさほたる20200329
思春期に触らぬように距離を置く :ひさほたる20200329
微熱去り一歩進んでひと休み休み休みに進んでいます :ひさほたる20200328
弱きを助け強きを挫くのは希少 :ひさほたる20200327
ベランダで春の陽を浴び土いじり :20200327
昼からはウェブミーティング書斎から :ひさほたる20200326
人々の恐れ嘆きを知らぬげに今を盛りと咲き誇る春 :ひさほたる20200326
悔しがるよりも忘れてほかのことしてましなことするほうが楽 :ひさほたる20200326
策略の策にほころび有るけれど無策の天にほころびは無い :ひさほたる20200326
権力の座にある者の傲慢に民の怨念忍び寄る :ひさほたる20200326
百の口より一つの手たまには口も役立つけれど :ひさほたる20200326
目を低く頭を低く獲物を狙う :ひさほたる20200326
温かい人の心に触れて和らぐ :ひさほたる20200325
愛犬は居るだけで役に立っている :ひさほたる20200325
報酬はお金だけとは限らない :ひさほたる20200325
同じ枝花と蕾が共に居る :ひさほたる20200325
一夜明けすっきり軽い朝の空 :ひさほたる20200325
他の人の役に立つことすることで報酬を得て自分も生きる :ひさほたる20200325
利己的は人の本性(ほんせい)我が本姓生きとし生けるものの本性 :ひさほたる20200325
大自然策略超えて動いてる :ひさほたる20200325
策略のDNAが勝ち残り :ひさほたる20200325
人々に勇気与えるために勝つ勝者は自分他の人じゃない :ひさほたる20200325
騙し合い隠し合いつつ世の中のことが進んでゆくもどかしさ :ひさほたる20200325
たぶらかしたぶらかされて人群れる :ひさほたる20200325
人民の為と民から絞り取る :ひさほたる20200325
愚かなと愚か同士が嘆き合う :ひさほたる20200325
世の中を嘆きながらも夜が明ける :ひさほたる20200325
小走りができた自分にほっとする :ひさほたる20200324
僧帽筋のばして肩の凝り減らす :ひさほたる20200324
うららかな春にあしたはなりそうだ :ひさほたる20200324
足腰の衰え鈍くするためになるべく体動かしている :ひさほたる20200324
灰色の空から時に雨粒ぽつり今日の寒さは春柔らかい :ひさほたる20200323
手ですくい水飲む川があちこちに流れる里でした畑仕事 :ひさほたる20200323
掘った芋水で洗えば肌光る :ひさほたる20200323
葉を開く前に根を張る土の中 :ひさほたる20200323
目立たない土中深くに広がる根 :ひさほたる20200323
ちらほらとさくら花咲き空霞む :ひさほたる20200323
花の朝冷たい風に頬締まる :ひさほたる20200323
ドイツにて満開桜見る不思議 :ひさほたる20200322
冬越してしっかりと立つ枯れすすき :ひさほたる20200322
ねらわずにひねりも入れずぽつり言う :ひさほたる20200322
ガム咬んで唾液補い自衛する :ひさほたる20200321
四季めぐりまた鮮やかに桜咲く :ひさほたる20200321
ひともとの木に花・蕾ともにある :ひさほたる20200320
この機会web会議を初体験 :ひさほたる20200319
道沿いの草むらに立つ蕗の花 :ひさほたる20200319
道沿いの草むらに立つ蕗の花世情不安もどこ吹く風と :ひさほたる20200319
鈴飾りたくさんつけて白く咲く :ひさほたる20200319
いくつかはほころび始めている桜 :ひさほたる20200319
一聞いて百言ってきたしゃべり癖直らなくても心がけよう :ひさほたる20200318
いろいろに生きて動いて去ってゆく :ひさほたる20200318
あの人のような人生も人生 :ひさほたる20200318
新しいことに挑戦し続ける :ひさほたる20200318
ひと月もすれば七十三になる :ひさほたる20200318
短くて易しい言葉で残したいここまでかけて見えてきたこと :ひさほたる20200318
はやる気を抑えてきょうはひなたぼこ :ひさほたる20200318
そこここに黄緑若葉増えてきた :ひさほたる20200318
変だなあ細々続くこの微熱この折だから静養しよう :ひさほたる20200317
ひんやりとこの肌冷やすこの空気いつかどこかで感じた空気 :ひさほたる20200317
平熱に近付き浮かれまた寒気 :ひさほたる20200316
世の中で一番したくない首相 :ひさほたる20200316
もう少し用心しようもう少し :ひさほたる20200316
平熱に戻り気分が軽くなる :ひさほたる20200316
平熱に近い数値の体温計 :ひさほたる20200316
平熱に戻って気持ち軽くなる :ひさほたる20200316
今朝になり体が軽く感じて体温を測ったら平熱に近かった。ひとまずほっとする。
微熱出てさっそくおびえて横になる :ひさほたる20200315
寒いけど空にあふれる春気配 :ひさほたる20200315
したくない勉強しないほうがいい :ひさほたる20200313
あたたかい春の陽射しに北の風 :ひさほたる20200312
踏まれたら土に根を張り次の芽を :ひさほたる20200312
寒いとは言ってもやはり春の朝 :20200308
見えている気で見えてないこと多く、聞こえてる気で聞こえないこと多い :ひさほたる20200308
人に向け思いを伝えようと書く :ひさほたる20200308
雨が降り陽が射し曇り春が増す :ひさほたる20200307
椿咲く谷に鶯こだまする :ひさほたる20200306
よじ登り椿の花の蜜を吸う :ひさほたる20200306
落ち椿はっとするほどの美しさ:ひさほたる20200303
オレンジの朝陽が屋根を光らせる :ひさほたる20200306
山里の小学校の帰り道かげに隠れてして草で拭く :ひさほたる20200305
失敗も含めて過去が糧になる :ひさほたる20200305
空晴れてコブシが白く咲いている :ひさほたる20200304
空に咲く白いコブシが春告げる :ひさほたる20200304
八つ頭母が畑で育て食う :ひさほたる20200303
おのおのの人に自分のスジがある :ひさほたる20200302
だれもみなスジを通して生きている :ひさほたる20200302
人により自分のスジが違うだけ :ひさほたる20200302
紙風船息吹き込まれ膨らんでたたかれ続けやがて破れる :ひさほたる20200302
完璧は無いと思えば生きられる :ひさほたる20200302
もうこれで分かり終わりということはない :ひさほたる20200302
一人では生きてゆけないこの世界 :ひさほたる20200302
人と人ぶつかり合って喧嘩して仲良くしたりいがみ合ったり :ひさほたる20200302
自らを律して生きるのが自律 :ひさほたる20200302
外枠をもらって生きるのが他律 :ひさほたる20200302
現実は自律他律の交じり合い :ひさほたる20200302
責任をとりたくなくて右顧左眄 :ひさほたる20200302
行く道を自分で選び自分で進む :ひさほたる20200302
季語自由!叫ぶことにもくたびれてこだわり捨てて五七五遊ぶ :ひさほたる20200301
赤信号みんなで渡り破滅するならば外れて一人道行く :ひさほたる20200301
横に居るだけで安らぐ間柄 :ひさほたる20200301
なんという穏やか日和二月末 :ひさほたる20200229
ひなたぼこしながらぼろをこまぎれにして油拭く布作る :ひさほたる20200229
人生の分かれ道なる選抜試験どれを受けるか自分が決める :ひさほたる20200229
受験には合否のさらに先がある :ひさほたる20200229
身内には税金使って気前よく民にはけちる強い心臓 :ひさほたる20200227
マスクして手と顔洗いうがいする :ひさほたる20200227
眠ろうとしなけりゃいつか眠ってる :ひさほたる20200226
上の顔うかがいうかがい出世して他人の人生生きて死ぬのか :ひさほたる20200226
自分で選び自分で決めて自分で責任とる自由 :ひさほたる20200226
楽しんでクイズづくりはかくれんぼ :ひさほたる20202026
調べもの宝探しの面白さ :ひさほたる20200226
原稿を送ったあとに見直すとあちらこちらにミスが見つかる :ひさほたる2020.2.25
ウイルスに怯えながらも空晴れて地には緑が萌え始めてる :ひさほたる20200225
下草に積もる椿の花赤く :ひさほたる20200214
クイズ解くより作って遊ぶ想定外の答え受け入れ :ひさほたる20200224
眠り見た夢に焦って起きて書く :ひさほたる20200223
道端に赤い椿が降り積もる :ひさほたる20200223
まだ明けぬ寝床這い出し続き書く :ひさほたる20200223
昨年の講演要旨まとめてて新たな気づき生まれ出て来る :ひさほたる20200222
ぼんやりと時の流れに身をまかせ自分の流れでしたいことする :ひさほたる20200220
ぼくはぼく生活リズムもぼくのものひとにはひとの自分のリズム :ひさほたる20200220
今日もまた夢中になって前のめり疲れて休んでまた立ち上がる :ひさほたる20200220
落ち着いている暇あったら何かするそんなリズムに身をゆだねつつ :ひさほたる20200220
燃えてする年齢忘れた老少年 :ひさほたる20200220
またひとつまたひとつずつしあがって :ひさほたる20200219
右見ても左を見てもきれいごと言うその顔に透ける醜悪 :ひさほたる20200219
建前の話だけでは面白くない :ひさほたる20200219
眠り見る夢がいろいろ教えてくれる :ひさほたる20200219
朦朧としながら憩い次見てる油断しないで呼吸続ける :ひさほたる20200218
一仕事終わって始まるもう一仕事ゆっくりゆっくり一歩ずつ :ひさほたる20200218
方法や立場が異なる人と会う時に新たなものが生まれる :ひさほたる20200218
おだやかな陽射しの中でよみがえる :ひさほたる20200217
真心と真心通いあたたまる :ひさほたる20200217
欧風のチョコチョコしてるチョコだった :ひさほたる20200214
このチョコは私のために買ったけどあなたも食べる?と妻が差し出す :ひさほたる20200214
チョコ買った残りだと言い妻がくれ気づけば二月十四日 :ひさほたる
冬なのになまあたたかい雨の朝 :ひさほたる20200213
固い芽が枝に尖って春予告 :ひさほたる20200209
枯草に冬の陽射しがぬくぬくと :ひさほたる20200208
冬らしい白く明るい寒い空 :ひさほたる20200207
することに夢中になって暖房を入れるの忘れ震えてしてる :ひさほたる20200206
寒い日の強い陽射しが刺さる朝 :ひさほたる20200206
昼頃と夕方頃とふたところ漢字遊びを子らと楽しむ :ひさほたる20200205
季語自由言葉の積み木遊びする :ひさほたる20200205
冬空にもこもこ白い雲光る :ひさほたる20200204
日々言葉つないで思い書きしるす :ひさほたる20200204
贅沢が羨ましいと思わないそんな豊かな生き方もある :ひさほたる20200203
優秀な頭使って権力を私欲に使う人が居てそれに抵抗する人が居てバランス取れてる人間社会 :ひさほたる20200203
不正義の人を正義が支配する独裁社会が現実に世界各地に存在しててみんなもその嘘知って付き合う :20200203
他の命食べて生きてるこの命 :ひさほたる20200203
流行の言葉使わず大切なことは何かと求め続ける :ひさほたる20200203
疲れたなあ気が向くままに一つずつ :ひさほたる20200202
語り合い時間忘れる六時間 :ひさほたる20200201
なにもかも規則尽くめは窮屈だ :ひさほたる20200130
勤務後の夜遅くまで中学の先生方と授業を語る :ひさほたる20200130
木更津で芦田恵之助読書会 :ひさほたる20200130
酒飲んで憂いが消えて胸が焼け胃薬飲んで胃の火事を消す :ひさほたる20200130
酒飲んでもうろうとして悩み消え :ひさほたる20200130
くるくるとその場その場で豹変し :ひさほたる20200130
言うことが矛盾だらけのぼくの口 :ひさほたる20200130
我慢して踏みとどまって得るものもある :ひさほたる20200130
逃げ出して新たに開けることもある :ひさほたる20200130
居たくなくなったらさっさと逃げ出そう :ひさほたる20200130
激烈な夢見ることが続くなあ俺の心の底が騒ぐか :ひさほたる20200130
朝風呂し食器洗って掃除する :ひさほたる20200129
外は朝、あっ、あめかぜがやんだなあ :ひさほたる20200129
生きているハラハラドキドキジタバタと :ひさほたる20200129
孤立してもの言うときの孤立感踏みとどまって熱く寂しい :ひさほたる20200129
「舎」の部首は何かと問われ何冊も字典辞典を開き比べる :ひさほたる20200129
安心が来るのはとわに休むとき :ひさほたる20200129
毎日をはらはらやひやひや生きている :ひさほたる20200129
バランスがどこか崩れていておもしろい :ひさほたる20200129
往復にかかる時間はものを読むことに使える貴重な時間 :ひさほたる20200129
雨風の激しい音する冬の夜半 :ひさほたる20200129
学問がなんぼのもんじゃで面白い :ひさほたる20200128
対等な対話から価値生まれ出る :ひさほたる20200128
エロいことまじめに語る清らかさ :ひさほたる20200127
パソコンを開けばつながる世界の友と :ひさほたる20200126
寒い朝どんより暗い空のした遠くの友と心が通う :ひさほたる20200126
寒い夜も二人語ればあたたかい :ひさほたる20200125
言葉無く肌触れ合えばあたたかい :ひさほたる20200125
お互いに甘え抑えて争わず :ひさほたる20200125
悪口は相手に聞こえないように言う  :ひさほたる20200125
創るため主張し妥協し我慢する :ひさほたる20200125
苦心していいもの作ることを楽しむ :ひさほたる20200125
工夫して食器を洗うことを楽しむ :ひさほたる20200125
なにごとも没頭すれば遊びに変わる :ひさほたる20200125
何が来るかもしれないと受け止める :ひさほたる20200125
細心の注意払って大胆に :ひさほたる20200125
売るものを作る作業はコミュニケーション :ひさほたる20200125
書いて読み言っては聞いて分かち合う :ひさほたる20200125
書く読むも聞いて言うのも出会うこと言葉通して出会うこと :ひさほたる20200125
句会ではなかなか点がとれないがだれもが自由に語り聞く宗匠不在が有り難い :ひさほたる20200124
寒い日に夢を語って熱くなる :ひさほたる20200124
パソコンに向かい発信する思い届く相手は数えきれない :ひさほたる20200124
あすの夜は句会に参加季語入れる :ひさほたる20200123
テレビから離れて気づくテレビ脳 :ひさほたる20200123
きょう千葉に戻って明日は企画会 :ひさほたる20200123
論争をしないで済んでほっとした :ひさほたる20200122
灯台の点滅緑冬の朝 :ひさほたる20200122
母と子と全員そろって三日間 :ひさほたる20200122
母が知る歌を歌えば母歌う :ひさほたる20200121
混浴は見るだけでなく見られてもいる :ひさほたる20200121
船が見え電車が走り日が昇る :ひさほたる20200121
混浴の入口だけが男女別 :ひさほたる20200121

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