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自由季俳句五七五遊び:その4

あがいても俳句は遊び楽しもう :ひさほたる20190813
むうっとする夜中の二時の空気吸う :ひさほたる20190813
午前二時目覚めて見上げる掛け時計 :ひさほたる20190813
イタリアの半世紀前の歌を聞く :ひさほたる20190811
目覚めたら午前の三時PC開く :ひさほたる20190811
朝四時時に起きて机で時走る :ひさほたる20190810
暑い朝かすかに秋の風まじる :ひさほたる20190809
長梅雨が明けて猛暑の日が続く :ひさほたる20190808
暑い日がきょうも始まり朦朧としながら文字を書き連ねてる :ひさほたる20190808
八と八末広がりの数並ぶ :ひさほたる20190808
愛犬の十回目になる誕生日 :ひさほたる20190808
半月が蒸されて浮かぶ熱帯夜 :ひさほたる20190807
校正をやっと済ませて夏ポスト :ひさほたる20190807
陽が昇る前に乱れた草を抜く :ひさほたる20190807
きょうもまた朝から変わらずもう暑い :ひさほたる20190806
この校正明後日までに済ませたい :ひさほたる20190806
負けそうになったら逃げて生き残る :ひさほたる20190805
夏の日のモンテッソーリの読書会 :ひさほたる20190805
また出会うひと月ごとのお楽しみ :ひさほたる20190805
嬉しくも切なくもあり生きている :ひさほたる20190805
最強の他力も無為も自然流 :ひさほたる20190805
信仰は降って来るものなのだろう :ひさほたる20190805
信仰を落とした人もあるだろう :ひさほたる20190805
信仰は探して見つけるものじゃない :ひさほたる20190805
信仰の無いぼくが読む歎異抄 :ひさほたる20190804
心中に弥陀を念じて声にせず :ひさほたる20190804
弥陀の名を唱えず心にただ想う :ひさほたる20190804
信仰の有無を問わずに救う弥陀 :ひさほたる20190803
文は人、解釈も人、文字も人、押し付けないで共に尊ぶ :ひさほたる20190803
解釈はみんな違ってみんないい :ひさほたる20190803
作品の自己流解釈ひねり出しその解釈に追い込む教師 :ひさほたる20190802
歎異抄すべての人を救う弥陀 :ひさほたる20190802
講演と昼食会で語り合い山辺(やまのべ)小と縁深くなる :ひさほたる20190802
講演を昨日無事終え明日はまた講演のため山形へ行く :ひさほたる20190731
講演を楽しく終えて昼食会 :ひさほたる20190730
妥協さえできないこともあるこの世それも容認すれば底抜け :ひさほたる20190728
人間のこの世に生きている生身 :ひさほたる20190728
はずしてはならない見えない礼がある :ひさほたる20190728
見えるより見えない礼にまことあり :ひさほたる20190728
人と人ぶつかり合って分かり合う :ひさほたる20190728
合意などできるはずなく妥協する :ひさほたる20190728
生きるため自分を捨てず妥協する :ひさほたる20190728
胃の痛みやっとほとんどなくなって今は胸やけ膨満感 :ひさほたる20190727
縁に寄り縁に生まれて縁に死ぬ :ひさほたる20190726
縁に立ち縁に選ばれ縁に去る :ひさほたる20190726
人と人出会い別れるそれも縁 :ひさほたる20190726
人と物結ばれ離れそれも縁 :ひさほたる20190726
限り無く現れ消えて続く縁 :ひさほたる20190726
悩んでも悩まなくても生きて死ぬ :ひさほたる20190726
苦しみも楽しみもあり生きている :ひさほたる20190726
苦も楽も死ねばなくなるまで生きる :ひさほたる20190726
縁えにしゆかりふちへりよるよすが :ひさほたる20190726
悩んでも悩まなくても生きて死ぬ :ひさほたる20190726
ふるさとの雲は幼いころのまま :ひさほたる20190726
草に寝て夢見るように雲を見る :ひさほたる20190726
縁に生き縁に再生エコロジー :ひさほたる20191725
がんばればがんばれるのがやはり変 :ひさほたる20190724
チリチリとする胃をカメラで診てもらう :ひさほたる20190724
今ぼくに必要なのは休むこと :ひさほたる20190724
大仕事しあげて外は薄明かり :ひさほたる20190722
薄明に大仕事やっと一つでき :ひさほたる20190722
今朝もまた文字打ち記しまだ続く :ひさほたる20190721
あれもこれもと欲張って間に合わないでは許されないそう言い聞かせて向き直る :ひさほたる20190720
いつ寝たかいつ起きたかが霧の中 :ひさほたる20190719
猛烈に書いては直し直しては書く :ひさほたる20190719
書いていてまぶたが落ちてきてやめる :ひさほたる20190719
原稿を夢中で書いて夜中二時 :ひさほたる20190719
捨てられて自由になって拾われる :ひさほたる20190718
振られたり振ったり離婚したりして人との仲は人生そのもの :ひさほたる20190718
追従を言う人だけのその会のその行く末が目に見える :ひさほたる20190718
日本にもおっとどっこい反論を言う勇気ある人もまだ居る :ひさほたる20190718
反論者除いたとたん会は死ぬ :ひさほたる20190718
数々の失恋経験それもまた今の自分に大事な宝 :ひさほたる20190718
空想の社会求めて空回りした青春も無駄でなかった :ひさほたる20190718
大筋を見失わずに細部見る :ひさほたる20190718
ほっとして降るか晴れるか迷う空 :ひさほたる20190718
きょうもまた熱い議論の検討会 :ひさほたる20190718
共通の目的持って反論し合う :ひさほたる20190718
砂浜がうっすら明るくなってきた :ひさほたる20190718
やりすぎて疲れて眠りこけている :ひさほたる20190717
東京の研究会への往復で雨に濡れずに帰って来れた :ひさほたる20190716
投票は自分の意思を示す票 :ひさほたる20190716
日本には選挙があってありがたい :ひさほたる20190716
どの票も意思表明として生きるどの一票も死ぬことはない :ひさほたる20190716
差別なき世の中めざす正義党、政権取ったら独裁・粛清 :ひさほたる20190714
ため息をつきつつ一歩ずつ進む :ひさほたる20190713
明け方の稲毛海岸久しぶり :ひさほたる20190713
降り続く雨の合間に犬散歩 :ひさほたる20190712
英文でモンテッソーリ読書会牛歩で読んでみんなが語る :ひさほたる20190711
『資本論』この歳になり読み直す :ひさほたる20190710
歓びを歌うシラーとベートーベン :ひさほたる20190719
季語季語と言うそれほどの価値あるか? :ひさほたる20190709
道端にアジサイさやか薄曇り :ひさほたる20190709
脛(すね)に傷だらけの僕は立候補したら途端に奈落の底へ :ひさほたる20190707
生活の基盤を保障するお金それを配って社会改善 :ひさほたる10190707
うすぎぬのうしろすがたがいろっぽい :ひさほたる20190707
原発で暮らし楽々いつ地獄 :20190707
消費税無くして所得税あげて基本収入全員配布 :ひさほたる20190707
嘘の夢オリンピックもディズニーも :ひさほたる20190707
本当の事は言葉にできなくて言葉が作るイメージ世界 :ひさほたる20190707
朦朧としながら文字に向かってる :ひさほたる20190706
打ち上げの会ではしゃいで有楽町 :ひさほたる20190715
朝の道もう紫の朝顔が :ひさほたる20190605
夏用のズボン窮屈腹出過ぎ :ひさほたる20190703
雑用をして食べ過ぎを防止する :ひさほたる20190703
気が付けばもう七月になっていた :ひさほたる20190701
日々何か新しいこと書いている :ひさほたる20190701
雨が降るやむかと見えて降り続く :ひさほたる20190630
片づけをし終わることはきっとない:ひさほたる20190630
一つ終え次の一つをする前に部屋片づけて掃除機かける :ひさほたる20190630
ため息をついて静かに座ってる :ひさほたる20190630
リスペクトする語り合い宝物 :ひさほたる20190628
台風が去って明るく蒸す曇り :ひさほたる20190628
台風がそば抜けている曇り空 :ひさほたる20190628
頼まれてして現れる自分像 :ひさほたる20190628
戦国の時代は今も続いてる弱小国の僕はその民 :ひさほたる20190626
隊列の先頭に立ち英雄を気取る心の内の虚しさ :ひさほたる20190626
青春の挫折孤立の暗い日々泣き泣き一人生き延びていた :ひさほたる20190626
ほろ酔いで森田童子(どうじ)に浸ってる :ひさほたる20190626
人生はヒッチハイクのようなもの :ひさほたる20190626
降って晴れ晴れては降って草繁る :ひさほたる20190626
右顧左眄(うこさべん)しないでできることをする :ひさほたる20190626
どうせなら明るく生きるほうが楽 :ひさほたる20190626
嘆いても嘆かなくても暮れ明ける :ひさほたる20190626
「ブンゴウメ(豊後梅)」名を聞くだけで懐かしい :ひさほたる20190626
明治から敗戦まではやっと見た :ひさほたる20190621 
さあきょうも指かばいつつキーボード :ひさほたる20190621
気づいたら真夜中日付変わってた :ひさほたる20190621
キーボードたたいて指が痛くなる :ひさほたる20190621
調べ物しながら少しずつ進む :ひさほたる20190621
それしたら終わってしまうことがある :ひさほたる20190620
つじつまの合わないことをして生きる :ひさほたる20190620
きれいごとばかり言うのは嘘っぽい :ひさほたる20190620
いやだなあ腰のあたりの鈍痛が気になるけれど這いつつ前へ :ひさほほたる20190619
夢の中あの世この世を往き還り :ひさほほたる20190619
清らかな空・水・草の中歩く :ひさほたる20190618
目の前に大きい山が立っている :ひさほたる20190618
追われてる仕事あるのにデカメロン :ひさほたる20190618
水面の揺らぎで気づくアメンボが :ひさほたる20190618
怒鳴り合う夫婦ドライブ眠気覚め :ひさほたる20190617
計算を何べんしても間違える夢の中まで計算地獄 :ひさほたる20190617
たましいも裸で歩けば傷が付く :ひさほたる20190617
迷路道迷って生きて死が出口 :ひさほたる20190615
確信に至ることない迷い道 :ひさほたる20190615
のんびりとしても落ち着かない気分これがぼくには落ち着く形 :ひさほたる20190515
忙しくするのがぼくの趣味らしい :ひさほたる20190615
日々切羽詰まって前に進む日々 :ひさほたる20190615
死ぬまでは悩み苦しみ考える :ひさほたる20190615
帰依しても苦悶がぼくのなれの果てならば帰依せず悶えて生きる :ひさほたる20190615
理を捨てぬ我が魂に救い無し :ひさほたる20190615
気味悪い祭壇の夢目覚め泣く :ひさほたる20190615
洗車して我に返って机に向かう :ひさほたる20190613
ぼくは今だれなんだろう疲れてる :ひさほたる20190613
人と会うその時にだけ在る自分 :ひさほたる20190613
人に会うたびに現れ消える我 :ひさほたる20190613
憧れる作り笑顔の無い自然 :ひさほたる20190613
無愛想できないけれど憧れる :20190613
しなければあせりながらも酒を飲む :ひさほたる20190613
とつくに(外つ国)にエキゾチックな美女一人 :ひさほたる20190613
いつまでも枯れぬ泉か恋心 :ひさほたる20190613
思い出す恐る恐るの青い恋 :ひさほたる20190613
青々とみずみずしくも淡い恋 :ひさほたる20190613
地の底に怒りのマグマ鬱勃と :ひさほたる20190612
権力の座にある人の薄笑い :ひさほたる20190612
ドクダミと呼ばれて清く白い花 :ひさほたる20190612
若者がギター爪弾く歌静か :ひさほたる20190612
夢で見て恥ずかしくなる我が 所業(しょぎょう)  :ひさほたる20190612  
何一つ隠しごと無いことはない :ひさほたる20190612
喜びの裏に悲しみ悲しみの裏に喜びこもごも涙 :ひさほたる20190610
目覚めたらそこはリビング体には愛の毛布が掛けられていた :ひさほたる20190610
あすはまた新たな出会い語り合い :ひさほたる20190610
目もかすみ頭もかすみ気力満ち :ひさほたる20190607
腰痛をじわり味わいながらする :ひさほたる20190607
できないで目指し続けるのが中庸? :ひさほたる20190607
中庸がいいとはだれもが言うけれどそれができれば人生終わり? :ひさほたる20190607
極端は心の平安乱す元とは言うもののとは言うものの :ひさほたる20190606
でこぼこがあるのが普通でこぼこが寄り添いあって成り立つ社会 :ひさほたる20190606
小学生古典カルタを作って遊ぶ :ひさほたる20160606
知らぬ間にリビングで寝て朝になる :ひさほたる20190605
ヨガ夫妻童心シャガール風の画家 :ひさほたる20190604
現実を悲しみながら生き残る :ひさほたる20190604
初夏の夜涼しい風が心地よい :ひさほたる20190603
私もいつか位牌の文字になるそれまでは息をする :ひさほたる20190603
完璧も完全もないこの世繕い繕い生きていく :ひさほたる20190603
失敗をして大慌て対処する :ひさほたる20190603
涼風が肌に優しい初夏の居間 :ひさほたる20190603
夏空が涼しく光る午後のお茶 :ひさほたる20190603
涼風に吹かれてジューン月初め :ひさほたる20190603
空青く澄み雲白く輝いて涼しい風が揺らす緑葉 :ひさほたる20190623
明るさと野鳥の声が降ってくる :ひさほたる20190623
野茨が清らに群れ咲く里の道 :ひさほたる20190530
振り込める雨また燃える陽も恵み :ひさほたる20190530
雨に濡れ静かに光る地の緑 :ひさほたる20190529
暗い雲走る穏やかならぬ朝 :ひさほたる20190529
晴天が続いて今は荒れ模様 :ひさほたる20190528
深夜飲むワインでゆるむ心と体 :ひさほたる20190528
講演をして帰宅して一仕事それも終わってほっと一息 :ひさほたる20190527
きょう午後は君津で講演その前に朝から書いて今も書いてる :ひさほたる20190527
きょうもまた朝から原稿書いている :ひさほたる20190526
悲しみを底に沈めて今をする :ひさほたる20190525
青空が朝早くからやってくる :ひさほたる20190525
寝ては起き起きては寝つつ一歩ずつ :ひさほたる20190524
太陽の光あふれる窓の外 :ひさほたる20190524
書いている見直すたびに直してる :ひさほたる20190524
今日もまた未明に起きてキーボードたたき続けて窓から朝日 :ひさほたる20190524
五月末目覚めればまだ朝の四時 :ひさほたる20190523
きのう夜大部の資料仕上がった :ひさほたる20190523
デカメロン現代語訳でイタリア語 :ひさほたる20190520
五月中旬最終日夕方と思えぬほどに空が明るい :ひさほたる20190519
忘れてた我が身の内のお片付け :ひさほたる20190519
外向けに飾るその裏ゴミ屋敷 :ひさほたる20190519
きれいごと言うこの口に自己嫌悪 :ひさほたる20190519
初夏の夜の涼しい風が心地よい :ひさほたる20190518
水だらい母と向き合い取る蕗のスジ :ひさほたる20190518
天と地と人と溶け合う愛言葉 :ひさほたる20190518
白壁も木々の緑も初夏びかり :ひさほたる20190517
やらかして学ぶ学びを繰り返す死ぬまでこれを繰り返すのか :ひさほたる20190517
点取りに行けば苦しくなる句会わかっちゃいるけどねらってしまう :ひさほたる20190517
この歳になっても点を求めてる :ひさほたる20190507
淡々と語るクリシュナムーアティ(krishnamurti)その境地にはなれないけれど :ひさほたる20190517
ふるさとを切なく想い今生きる :ひさほたる20190517
夏雲が白く輝き気も晴れる :ひさほたる20190517
やわらかく春から夏へいい天気 :ひさほたる20190516
夜中二時目覚めて机今未明 :ひさほたる20190516
勢いを全開しすぎた翌日はぽつりぽつりと片づけをする :ひさほたる20190515
大声でしゃべり続けた翌朝は喉がひりひりする繰り返し :20190515
小雨降る夜の銀座のレストラン喉うるおしたブラックビール :ひさほたる20190515
通じ合う友とついつい盛り上がり語ってしまった恥ずかしい過去 :ひさほたる20190515
つい乗って熱く語った講演後ビールが喉をおいしく通る :ひさほたる20190515
明るさは雨降りそうな朝の空 :ひさほたる20190514
思い出す孤高の加藤文太郎 :ひさほたる20190514
当分は発言慎むある分野 :ひさほたる20190514
ぼんやりとあすへの充電しています :ひさほたる20190513
眠くなることも気づかず気がつくと床(ゆか)で寝ている自分に気づく :ひさほたる20190513
あさっては東京銀座で話して食べる :ひさほたる20190512
銀座ほど僕に似合わぬ街はない :ひさほたる20190512
散らかった書斎ににじむ昼明かり :ひさほたる20190512
寝て起きて頼まれ仕事楽しんで今日も明るい5月中旬 :ひさほたる20190512 
疲れて寝入り夜中に目覚め赤いワインの甘渋さ :ひさほたる20190512
早とちり慌てて家出て気が付いた約束時刻は1時間あと :ひさほたる20190511
目覚めたらまだ午前2時パソコンに向かっていたら外が明るい :ひさほたる20190511
さあきょうはいよいよ本番忙しくなる :ひさほたる20190511
人の世は整わないのが当たり前それが現実それが真実 :ひさほたる20190510
このごろは五月の晴れが続くなあ: ひさほたる20190510
青空に薔薇のピンクが映える昼 :ひさほたる20190508
古希超えてイタリア言葉学ぶ日々 :ひさほたる20190508
緑濃い並木に涼しい風が吹く :ひさほたる20190508
不規則が僕にとっては規則的目覚めたら起き疲れたら寝る :ひさほたる20190507
朝起きて夜寝ましょうと言う人に反論せずに背きたくなる :ひさほたる20190506
太陽と自然の動きに合わせろと教えられてもそうしたくない :ひさほたる20190506
退職しフリータイムの日常で寝たいとき寝て目覚めて起きる :ひさほたる20190506
雲光り緑輝く夏が来た :ひさほたる20290506
部屋通る風が涼しくなりました :ひさほたる20190506
太鼓ドーンと鳴りゃ鐘がカーンと鳴ってまったくもうそうなんだからと怒られる :ひさほたる20190504
よく見よく聞きよく分かる夢中になるとそれを忘れる :ひさほたる20190504
追い詰められて総攻撃を受けるところで目が覚めた :ひさほたる20190504
気が高ぶって気が滅入るそんなときにはキッチン掃除それが終わればトイレの掃除 :ひさほたる20190504
喉痛い心が痛い歯が痛い :ひさほたる20190504
またやったはた迷惑な使命感 :ひさほたる20190504
いつの日か謙虚になれる日が来るか :ひさほたる20190504
喉痛く胸苦しくてもがいてる :ひさほたる20190504
これまでに幾多のサイン見逃してついに破綻の夜を迎えた :ひさほたる20190504
悪夢とはこの夢のこと思い知る :ひさほたる20190504
人のためした気になって迷惑をかけ続けたとやっと気づいた :ひさほたる20190504
追い込まれ一斉攻撃される夢 :ひさほたる20190503
逃げられぬ悪夢にうなされ目が覚めた :ひさほたる20190503
独善で聞く耳持たず突っ走るその罪悪にやっと気づいた :ひさほたる20190504
寝汗かき心臓ドキドキ目が覚めて眠い頭に思考が走る :ひさほたる20190504
いいことをしてたつもりで罪なこと独りよがりにし続けてきた :ひさほたる20190504
自らに口慎めと戒める :ひさほたる20190504
恥ずかしく大汗かいて穴に入る :ひさほたる20190504
あちこちにいろいろ迷惑かけたなあ :ひさほたる20190504
残された連休三日散らかった書斎と書庫を片付けようか :ひさほたる20190503
改憲の決意を示す虚ろな目 :ひさほたる20190503
連休も七日目にしてやっとでき :ひさほたる20190503
することがあって充実ありがたい :ひさほたる20190503
乱雑に散らかる小物横に見て :ひさほたる20190503
よれよれの憲法以上によれよれの次は言わない言う力ない :20190503
ぼろぼろの憲法だけど役に立つ :ひさほたる20190503
寝倒れて朝よにがえり米を研ぐ :ひさほたる20190503
無理すれば腹くだるのも自然の理 :ひさほたる20190502
眠ってもすぐに目覚めるたかぶった我と我が身を面白く見る :ひさほたる20190502
腹くだし五七五でまた毒を吐く :ひさほたる20190502
もうろうを漢字で書くと月ふたつ :ひさほたる20190502
朦朧としてワンちゃんと散歩する :ひさほたる20190502
終わったら次にすること現れた :ひさほたる20190502
目はかすみ指こわばって被虐趣味 :ひさほたる20190502
ひと休みしてまた開始するもうひとつ :ひさほたる20190502
世の騒ぎ見ない聞かない風呂入る :ひさほたる20190502
日をまたぎキー打ち続けゴールした :ひさほたる20190502
物を言う僕も言わない胸の奥 :ひさほたる20190430
漢字書を並べて使う虫眼鏡 :ひさほたる20190430
元号の変わり目テレビで見たくない :ひさほたる20190430
ぼったりと紅色がちに八重桜 :ひさほたる20190429
もう俺は何も分からん馬鹿野郎古代漢字が生き生き躍る :ひさほたる20190429
勉強は我がためにするだけのもの :ひさほたる20190428
人の為世の為なんて言えば嘘 :ひさほたる20190428
平成の終わり間近かに誕生日昭和平成生きてきたなあ :ひさほたる20190428
ほろ酔いに流れて過ぎる誕生日 :ひさほたる20190428
家飲みのワインの赤にほろり酔う :ひさほたる20190428
何がどうなろうと受けて立とうじゃないか :ひさほたる20190428
なんちゃって逃げ足早い調子者言うまでもなくこれは我がこと :ひさほたる20190428
音訓を自在に使うニッポンゴ音か訓かの区別は無用好き放題に使う楽しさ ::ひさほたる20190429
いい天気空も地面も人々も :ひさほたる20190428
言葉より実力行使よくわかる :ひさほたる20190428
知らぬまに人きずつけてつけられて :ひさほたる20190428
よくケンカしてまだケンカし続けるそこから学ぶことの豊かさ :ひさほたる20190427
くもってもふっても朝はあたらしい :ひさほたる20190427
曇りでも朝の光は新しい :ひさほたる20190427
しでかしてまた出直してまた学ぶ :ひさほたる20190427
言いたいと思えばすぐに口に出すはた迷惑な自分に気付く :ひさほたる20190426
あと二日すれば72の歳になるというのにまだまだ中2 :ひさほたる20190426
心地よく疲れて今日も夕暮れる :ひさほたる20190426
すごいなとほめられたくて無理をする :ひさほたる20190426
一夜寝て起きたら元気戻ってた :ひさほたる20190426
研究会終えて東京から帰宅 :ひさほたる20190425
夜明け頃ぽつりぽつりと雨音が :ひさほたる20190425
ひざまずきこうべをたれる「令」「和」かな :ひさほたる20190424
疲れ過ぎあちこち痛む全身をさすってもらい癒されて寝る :ひさほたる20190424
紫がたわわに垂れる藤のれん :ひさほたる20190424
法要をなごやかに終え妻と飲む :ひさほたる20190423
黄緑のみずみずしさよ柿若葉 :ひさほたる20190423
強国に付き従って生き残る哀しいけれどそれが現実 :ひさほたる20190422
身を寄せるならば力の強い人そうしたくない生き方もある :へそまがりほたる20190422
行政が決めた告示を法令として受け止めて明るく生きる :ひさほたる20190422
やっとこさ米子に着いて法要の準備する妻そばで呑む僕 :ひさほたる20190421
深夜起き鼻水すすり旅支度 :ひさほたる20190421
欲望を減らした分だけ減る悩み :ひさほたる20190420
着陸前の飛行機の主翼がバタバタ大揺れで無事着地してほっとした :ひさほたる20160420
昇る日が水面(みなも)に映る別府湾次に見るのは何か月先 :ひさほたる20190420
敗戦の外地で生まれた未熟児の私を抱いて内地まで連れて帰ってくれた父母 :ひさほたる20190419
そよ風が心地よい窓かすむ海喉の痛みもどこかへ行った :ひさほたる20190419
飲んだのは日本酒二合いい気分 :ひさほたる20190418
これもまたドラッグだけど逮捕無し :ひさほたる20190418
ふるさとに来て初めての酒を飲む一人飲む酒それもまたいい :ひさほたる20190418
春の宵水平線の上に月 :ひさほたる20190418
年取ってなお若造の憤激を妻に諭されおとなしくなる :ひさほたる20190818
強欲のカネがゴーンとうなルノー :ひさほたる20190418
水平に青く広がる海面の上に広がる高い空 :ひさほたる20190418
別れ際ぼくの体を気遣ってゆっくり休めと送り出す母 :ひさほたる20190418
目の前の港に船がとまる宿 :ひさほたる20190418
空晴れて海おだやかに横たわる :ひさほたる20190418
ともかくもなんとかかんとか間に合わせ :ひさほたる20190418
後付けで辻褄合わせて生きている :ひさほたる20190418
品格の人は品格語らない :ひさほたる20190418
品格はお詫びだけして舌を出す :ひさほたる20190418
寂しがる母にサヨナラするときは短期記憶の弱さが救い :ひさほたる20190418
ペース下げだんだんもどってきた元気 :ひさほたる20190417
どうせなら明るく休むほうがいい :ひさほたる20190417
猪突(ちょとつ)老爺のひさほたる柵にぶつかり小休止 :(亥年生まれの)ひさほたる20190417
風邪ひいてビジネスホテル一人旅朝飯くってベッドで過ごす :ひさほたる20190417
根性できっと快復してみせる :ひさほたる20190417
寝汗かきシャツを着替えてまた眠る :ひさほたる20190417
いまはただじっとして寝るのが仕事 :ひさほたる20190417
のど飴を栄養源にして横になる :ひさほたる20190417
じっと寝て朝になったら朝ごはんあと三時間とにかく寝よう :ひさほたる20190417
消炎剤飲んで寝たけど喉痛い深夜目覚めてこれ書いて寝る :ひさほたる20190417
へとへとになってホテルでバタンキュー :ひさほたる20190416
常識の評価の枠を突き破る計り知れない価値可能性 :ひさほたる20190416
春かすむ海を照らして空かすむ光の玉が白くまぶしい :ひさほたる20190416
別府湾朝日に光る海に船 :ひさほたる20190415
ふるさとの火男火女(ほのおほのめ)と語り合う :ひさほたる20190415
ひざまずき頭を垂れてレイワする :ひさほたる20190415
ちょこちょこと仕事しながら旅支度 :ひさほたる20190412
あさっての朝明けるころ旅に立つ :ひさほたる20190412
薄雲ににじんで白く光る月 :ひさほたる20190411
春の陽を受けてふくらむ若緑 :ひさほたる20190411
菜の花がせいぞろいして春うたう :ひさほたる20190411
青空に残る桜と雲光る :ひさほたる20190411
強くてもいつか退く熊と鋸(a bear, a saw)  :ひさほたる20190411
世の中は無理と無駄とでできている :ひさほたる20190411
宇宙から見ればそれらは皆必然 :ひさほたる20190411
暗いけどどこか明るい春の冬 :ひさほたる20190410
明るさが暗さに潜む春の冬 :ひさほたる20190410
戦いは押したり引いたり休んだり :ひさほたる20190410
戦いは押す引く待つの使い分け :ひさほたる20190410
皆人に一人一人の世界あり :ひさほたる20190409
空青く冷たい風にさくら舞う :ひさほたる20190409
赤っ恥さらしてここまで生きてきた :ひさほたる20190409
これからも恥かきながら生きてゆく :ひさほたる20190409
花笑い野の鳥たちの声のどか :ひさほたる20190407
明るさの中に桜が咲き満ちる :ひさほたる20190406
道端に木の枝々に若葉わく :ひさほたる20190406
書いてたら日付変わった寝に行こう :ひさほたる20190405
夜一人、人々に向け、文字で言う :ひさほたる20190405
締め切りを乗り切って春らしい春 :ひさほたる20190404
一筋の雲を残して青い空 :ひさほたる20190404
朝起きてワイン片手に飯を食う :ひさほたる20190403
思うまま走り続けてまだ走る :ひさほたる20190402
桜咲く下にレンギョウ咲き誇る :ひさほたる20190402
冷たさを含んで春の風が吹く :ひさほたる20190402
事務的文書を西暦に簡便化する英断をくだせる人はいつ現れる? :ひさほたる20190402
新元号やむなく使う時までは言わない書かない読まない聞かない :ひさほたる20190402
新元号耳ふさぐ我アマノジャクどうせいつかは使うだろうが :ひさほたる20190401
元号に浮かれ一億四月馬鹿 :ひさほたる20190401
元号でバカ騒ぎする四月馬鹿 :ひさほたる20190401
肌寒く晴れか曇りか四月馬鹿 :ひさほたる20190401
すばらしい年度初日を馬鹿と呼ぶ :ひさほたる20190401
利口ではとうていできない馬鹿をするそれがこの世に生きる楽しみ :ひさほたる20190401
桜咲き緑生き生き肌寒い :ひさほたる20190401
天に地に光あふれて透き通る :ひさほたる20190401
草も木も再び繁る春が来た :ひさほたる20190401
原稿をやっと提出弥生末 :ひさほたる20190331
雲白く浮いて明るい春の夜 :ひさほたる20190331
枯れ色の木からいきなり咲く桜はなさかじじの話のように :ひさほたる20190331
ああ今は眠い眠たいまず寝よう :ひさほたる20190331
雨上がり冷たく透けて咲く桜 :ひさほたる20190331
やっとこさ仕上げた原稿プリントアウトまずは休憩その後見直す :ひさほたる20190331
迷ったらひと風呂浴びて再挑戦 :ひさほたる20190330
少しずつゴールラインが近くなる :ひさほたる20190330
曇天下(どんてんか)静かに開く桜花 :ひさほたる20190330
蕗の花咲く春の空覆う雲 :ひさほたる20190330
指痛み目が血に染まり無理自覚机離れてしばし休憩 :ひさほたる20190329
目の前にゴール見ながら横になる :ひさほたる20190329
関節をテープで固めキーを打つ :ひさほたる20190328
自己主張しすぎる僕はまだ未熟 :ひさほたる20190328
果物が熟せば甘くとろとろに :ひさほたる20190328
青臭いぼくは未熟の渋い柿 :ひさほたる20190328
キーボート威勢良く打つ快感を今はあきらめ優しく触る :ひさほたる20190328
痛くくとも一字ずつでもそっと打つ :20190328
猪突やめ亀の歩みでのろのろと :ひさほたる20190328
三月の末まで三日書き進む :ひさほたる20190328
指痛いボードのキーをそっと打つ :ひさほたる20190328
キーボード打ちすぎ人差し指痛い :ひさほたる20190328
感動の涙に心洗われる :ひさほたる20190327
休んではひと頑張りしてまた休む :ひさほたる20190325
枕木に逝く春の猫安らかに :ひさほたる20190325
春晴れて伸びる鉄路に猫涅槃 :20190325
今朝もまた原稿進めて一休みすることがある幸せ感謝 :ひさほたる20190325
リスペクトする友たちと杜甫を読み大いに語り元気回復 :ひさほたる20190324
わずかでも進んでいたらいつか着く :ひさほたる20190323
目はおぼろ肩こりにこり這い進む :ひさほたる20190323
へろへろになりつつ歩む老いてなお :ひさほたる20190323
ゴールまでなかなか届かんけど進む :ひさほたる20190323
少しずつ少しずつでも書いている :ひさほたる20190323
どんよりと曇って今朝は肌寒い :ひさほたる20190323
原稿は進んで戻りまた進み疲れて休みまたとりかかる :ひさほたる20190322
空覆う雲明るくて風ぬくい :ひさほたる20190322
何もせずじっとするのもする行為 :ひさほたる20190320
憲法の解釈創る国と民 :ひさほたる20190320
草むらに小鳥とびかい春うらら :ひさほたる20190319
枯れ色が若草色になってきた :ひさほたる20190319
季語集を捨てて五七五遊びする :ひさほたる2019319
五七五の遊びに審査持ち込むな :ひさほたる20190319
五七五はみんなのものだ楽しもう :ひさほたる20190319
あれこれの俳句知識が邪魔くさい :ひさほたる20190319
小賢しいたくらみよりも自然流 :ひさほたる20190319
欲張って仕事し過すぎて電池切れ :ひさほたる20190316
固まった膝腰背中思考力 :ひさほたる20190316
逃げ惑い慌てふためく夢を見る :ひさほたる20190316
春風に冬の名残りの風まじる :ひさほたる20190314
空晴れてきょうはゆったり休もうか :ひさほたる20190313
性のこといまだにぼくはわからない愛もわかっていないと思う :ひさほたる20190313
性と愛なかなか難問でも大事 :ひさほたる20190313
雨のあときょうはほんわかあたたかい :ひさほたる20190311
ぼんやりと雨音聞いて座ってる :ひさほたる20190310
春うらら確定申告未完成 :ひさほたる20190310
灰色の雲が棚引く朝ぼらけ :ひさほたる20190310
次々と仕事しすぎて片付かずどこにあるやら名刺のケース :20190301
出会うたび新たな自分が生まれ出る :ひさほたる20190228
晴れて降り降っては晴れて春が来る :ひさほたる20190226
あきらめと突進力で書き上げたその勢いで天井突破 :ひさほたる20190224
冬晴れて土輝いて影くっきり :ひさほたる20190224
梅が咲き野鳥が鳴いて寒ゆるむ :ひさほたる20190222
締め切りに切羽詰まって跳び上がる :ひさほたる20190222
東から朝の陽ざしがやわらかい :ひさほたる20190221
しないするするしないするしないする :ひさほたる20190219
外は晴れ少し休んでまた机 :ひさほたる20190218
学ぶこと自体が獲物飴不要 :ひさほたる20190217
気に障ることは小声でそっと罵る :ひさほたる20190216
することがいろいろあってもめをつぶりできることからひとつずつする :ひさほたる20190216
見直せば誤植色々見つかって誤植誤植の人生模様 :ひさほたる20190216
締め切りを過ぎた大山目の前に :ひさほたる20190215
一仕事終えてこわばる五本指 :ひさほたる20190215
役割を演じる顔のその裏に薄い笑いが透けて見え :ひさほたる20190215
番組で見慣れた顔の人々がどんなことにも浅いコメント :ひさほたる20190215
仕事せず家で一日飲み暮らす :ひさほたる20190214
締め切りを越えて取り組む夜明け前 :ひさほたる20190213
歩くとは止まる止まるのくりかえし :ひさほたる20190212
休むのも怠けることも生きること :ひさほたる20190210
いつまでもすることをして生きてゆく :ひさほたる20190210
感動の涙を流すこともある :ひさほたる20190210
オリーブと共に冬耐え春を待つ :ひさほたる20190210
我が国は忖度だらけで損たくさん :ひさだじゃれ20190206
人民の名で独裁を正当化 :ひさほたる20190206
忖度をしない生き方楽じゃない僕にはそれができないけれど :ひさほたる20190206
だだっ子がだだっ子のまま年を取る :ひさほたる20190206
忖度が我が身を守る見返りに社会が腐り我が首絞める :ひさほたる20190205
変なとこひとつも無い人人じゃない :ひさほたる20190204
青空に雲輝いて春が立つ :ひさほたる20190204
中学で柔道練習高校で長距離走を楽しんだなあ :ひさほたる20190204
することはまだまだ手元にあるけれど一足一足進んでいこう :ひさほたる20190204
マラソンは高校時代の得意技 :ひさほたる20190204
気持ちよく阿波三日間終えて千葉 :ひさほたる20190202
生きて動いて考え感じ出会い別れて歩き続ける :ひさほたる20190203
だれもみな自分の価値観で動いてる :ひさほたる20190202 
まだ眠い外まだ暗いけど起きる :ひさほたる20190202
もう寝るぞあしたはあしたの日が昇る :ひさほたる20190201
一合で朦朧として床に就く :ひさほたる20190201

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