見出し画像

「やる気がなくてもやりはじめる」がやる気を出す唯一の方法

(3 min read)

ということを、八年以上一日も休まないブログ更新でぼくも経験上実感しています。心構えとしておっしゃるかたは多く、科学的にも立証されていることみたいですしね。世のなかには「やる気さえ出れば…自分だってやれるんだ…やる気スイッチどこ…」とかぼんやり考えているひともいるかもしれませんけど。

やる気なんてちっともなくても「とにかく開始してみる」「とりあえずまず仕事にとりかかる」ということが肝要なんです。そうすればですね、やっているうちにじわじわとやる気が湧いてくるし、徐々に気分が乗ってくるんではかどりはじめるからさらにやる気が増すっていう相乗効果。

なにもせずただじっとたたずんで「さぁ、やらなくちゃなぁ」と思っているうちはやれるわけありません。ぼくのばあい音楽聴いての感想を書くのが日課なので、まずその音楽をかけて、テキスト・エディタを開き、キーボードをなにか打つ 〜 これをまず、なにも書く気がしなくとも、開始するんです。

そうすれば、じわじわちょっとづつことばを重ねていくうちに芋づる式に文章が自然に出てきますから。なにもせず、エネルギー充満になったらはじめよう、なんていう考えでは人間なにもできません。まずとりかからないと。やっていればやる気は自然についてきます。

つまり「やる気 → 行動」の順番ではなく「行動 → やる気」です。これしかない、間違いないというのを個人的には日々の執筆活動で骨身に沁みて痛感するようになったので、それ以後はこのポリシーでやっていますね。そして実効性のある正しい行動原則だというのもわかっています。

おしゃべりなんかでも、しゃべっているうちに気分がぐいぐい乗ってきてハイになり、ますます調子があがって饒舌が増すということはよくあるし、楽器奏者のインプロ・ソロなんかでもそうじゃないかと思うし、一般歌手、たとえばぼくも現場をよく知る岩佐美咲なんかも出だしの1曲目はまずまずだけど、2、3曲目とノリがよくなってきて歌の内容がアップするのをほぼ毎回目撃(聴撃)していました。

やっていれば、はじめてしまえば、やる気が自然と出てくるんです。それによって仕事の質が向上し、ちゃんと完成しますから。だから(やる気のあるなしにかかわらず)とりあえずまず開始しないとね。すべてはそこから。

(written 2022.8.8)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?