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ルー・ドナルドスン『ミッドナイト・クリーパー』もかなりいい

(2 min read)

Lou Donaldson / Midnight Creeper

ルー・ドナルドスン『アリゲイター・ブーガルー』のへんはシリーズだという話をこないだはじめて読んで、えっ、そうなのかとあわててその前後を聴いてみました。そうしたらけっこういいのがあるじゃないですか。

その一つが『ミッドナイト・クリーパー』(1968)。これも『アリゲイター・ブーガルー』路線の音楽で、同じロニー・スミス・トリオが伴奏。トランペットがこっちではブルー・ミッチェルです。本作もかなりいい。

なにがいいって、キューバン・ボレーロがあるもんね。3「エリザベス」。いやもちろんボレーロじゃないんですけど、それふうってことで。このリズムの感じとか、ほぼそうじゃないですか。なぜこのアルバムには突然こんなのがあるのか。うれしい。

聴いていて気持ちいいったらありゃしない。このボレーロは例外で、そのほかはブーガルー・ジャズ路線っていうかソウル・ジャズなんですけど、それもカッコよくていいですよ。ロニー・スミスのオルガンもジョージ・ベンスンのギターも活躍しています。

(written 2023.11.20)

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