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4皿目:「聖地」のお隣で・・・@ベッドガッド 新大久保

新大久保の「聖地」のお隣

 私にとって、ダルバート初体験の場所である新大久保のネパール人店「ラトバレ」は私にとって聖地である。このお店の味、雰囲気等々を基準としている自分がいる。
 今回訪問したベッドガッドは、ラトバレの向かって右にあるお店だ。ネパール料理の食材店を併営しており、お店に入ると食材店があり、レストランはその奥にある。
 入り口は狭く、外からは中がよくわからないので、スルーしていた。

この看板の右奥が店舗入り口、入り口に店員さんがいたので写真は遠慮

いざ入店

 入り口を入るとネパール料理の食材が棚に置かれているが、よくわからない。レジにお店の方がいたので「ひとり」とひとさし指を立てると、「こちらへどうぞ」といわれるが、お店は大きく左と右にフロアが分かれているのでどっちに進んでよいか戸惑う。「どっち?」と聞くと「ひだり」といわれたので左に進む。

改装したのだろうか、お店はとてもきれいだ

 右のフロアには、先客の団体さんがいたので気を利かせて左に案内してくれたのかもしれない。フロアはとてもきれいで清潔感がある。
 メニューは、グランドメニューのみで、いわゆるランチセット的なものはないが、夜もオーダー可能なのであろうセットメニューから、ダルバートのベジタブルカナセット(550円)をオーダーした。
 メニューはわかりやすく、きれいにまとめられている。まるで日本の居酒屋のようだ。品数も数も多く、ぜひ夜も来てみたい。

セットメニュー、550円は安い
カジャメニューもある
ハッピーアワーセットも安い

いざ、実食

550円なのに、サグまでついてくる

 ダルスープは、粘度が高くドロッとしている。一口すするとうま味が前面に出てきて、とてもはっきりした味である。ダルスープはあっさり系でどちらかといえばそれほどインパクトがない店が多いと思うが、この店はとてもしっかりした味でとても美味しい、正直驚いた。
 ベジタブルカレーはにはきのこと白菜(?、キャベツ??)が入っている。ネパール料理店でベジタブルカレーを食べたことは何度もあるが、キノコと葉物野菜が入っているのは初めての経験だ、もちろん美味しい。
 私はダルバートを食べる際、滅多におかわりはしないが、お代わりしようか真剣に悩んでしまった、あっという間の完食だった。

記憶に残る味

「ダルスープはこんなもの」といった、私の中の基準をはるかに超えた美味しさだった。「聖地」ラトバレの味の基準がリセットされた気分だ。
 私の体調がいつもと違ったかもしれないし、ひょっとしたら私にとって良い方向にぶれたのかもしれない、いずれにしても記憶に残る味で、再訪したいと強く思わせる経験だった。
 

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