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レポート:Beyondミーティングに登壇させていただきました

 この記事では、私が登壇させていただいた6月16日(水)Beyondミーティングの報告をしたいと思います。BeyondミーティングについてはHPの説明が分かりやすいので、引用させていただきます。

組織・立場・世代を越えて誰もが参加できるゆるやかな社会変革コミュニティです。新しい価値創造や社会・地域課題に挑戦するアジェンダオーナーが数名登壇し、ブレスト会議を通じて応援し、繋がり合います。毎月1回開催され、これまで258人が登壇し、2,307人が参加しています。(2020年9月時点)※企画運営 and Beyond カンパニー

1.私のテーマ「まちのみんなで力を合わせて元気に”勝央健幸ラボプロジェクト”」

 元々は会場開催していたものが、現在は感染症対策でオンライン開催となっているということでした。私は、勝央町で活動をしているコミュニティーナースの仲間がこのBeyondミーティングに参加したことがあり、「アジェンダオーナーとして登壇者募集しているみたいだけどどう?」と声をかけてもらったことが登壇のきっかけでした。

 私は「まちのみんなで力を合わせて元気に”勝央健幸ラボプロジェクト”」というタイトル(アジェンダ)で自分の活動を紹介させていただきました。お題として、

・企業とのコラボ企画の巻き込みのアイデアは?
・思い描くターゲットに届くにはどうすれば?

の2つの題目で、参加者にアイデアを考えてもらいました。

 勝央健幸ラボの取り組みに関しては、こちらのマガジンにまとめています。地域で民間、行政、住民で関係を作って、まち全体で楽しく健康づくりができればという想いで活動をしています。この勝央健幸ラボのさらなる発展に向けて、ご協力いただいた、ということになります。

 2.アイデアが出やすいよう、登壇者に寄り添って考えられたプログラムと気遣いに感銘!

 当日のレポートがこちらのページにまとめてあります。タイムスケージュールを紹介します。

18:20 開場
18:30 Zoomの使い方&お作法確認
18:35 オリエンテーション
19:00 アジェンダオーナー連続ピッチ
19:20 参加希望グループの入力・休憩
19:25 ブレストの楽しみ方
19:30 ブレスト Round 1
20:05 参加希望グループの入力・休憩
20:10 ブレスト Round 2
20:45 応援タイム
20:50 クロージング・告知タイム・集合写真
21:00 終了~交流会

 登壇者(アジェンダオーナー)は毎回5人おり、はじめに3分程度で取り組みや課題を紹介します。その後、参加者が「この人のテーマについて一緒に考えたい」という人のグループに移動して、アイデア出し(ブレスト)を行っていくという流れです。移動というのは、zoomのブレイクアウトルームとなります。

 アイデア出しは2クールあり、5人の登壇者のうちの2人のテーマについてアイデア出しに参加することとなります。ちなみに、私が登壇した際の他の登壇者の方のテーマもご紹介します。

1・今井 了介(Gigi株式会社 代表取締役)
「コロナ禍のいま、最前線の医療従事者に私たちは何ができるのか」
お題:ユアベスを、寄付したくなる/応援したくなる取り組みにするためにどんなことができるか?
2・佐藤えりな(会社員)
「健やかな地方都市をつくりたい!働くと学ぶの境目を越える[アパートメントU25]」
お題:Z世代の“暮らし”が豊かになるアイデア募集!もしもあなたがアパートメントU25の入居者または地域に関わる人だったら?学ぶ人×働く人 一緒にやってみたいこと
3・中野 貴行(Piece of Syria 代表)
「中東シリアを「知らない国」から「いつか行きたい国」にする」
お題:シリアに行きたいと思う人を増やすには?/「自分の推し(好きなモノ・コト)」を周りの人にどうやって広められますか?
4・大片 久(しょうおう志援協会)
「まちのみんなで力を合わせて元気に”勝央健幸ラボプロジェクト”」
お題:企業とのコラボ企画の巻き込みのアイデアは?/思い描くターゲットに届くにはどうすれば?
5・吉田 優子(株式会社アッテミー)
「早活人材がダイバーシティを加速させる!持続可能な学びと働く仕組みを」
お題:高校卒業後に就職することのイメージを、もっとポジティブにしていくには?

 全国津々浦々からのご参加で、私以外の方には、実績を残して世間でも知名度のある方がいたり、私のような仕事外の細々とした活動でなく仕事の中でバリバリされている方がいたりで、初めはなんだか恐縮しそうな雰囲気でした。でも、進行の皆さんが上手に声掛けをしてくださって、終始安心して参加することができました。

 アイデア出しのルールとして「否定的な意見は出さない」、「アイデアは質より量」「どんなアイデアもOK」など、ルールがアイデアが出やすいように配慮してあり、進行の方がアイスブレイクしてくれたり、各参加者に上手に話を振ってくださったり、と、進行面ではとても参考になることばかりでした。(参考になったのは、私自身もオンラインの会を運営する機会が増えて経験があるからこそ感じるということもありますね…)

 あと、冒頭の3分で自分の活動を紹介しながら課題を伝えるというのはとても大変なのですが、このプレゼン(ピッチ)の準備や課題設定にも、運営の方がお付き合いくださいました。「私自身の課題が何なのか」、「どんな問いを立てたら参加者がアイデアを出しやすいか」など、とことん丁寧にサポートしていただいたのが印象的でした。

 さらには、「社会課題解決中マップ」というサイトも運営されていて、ここに課題をアーカイブとして取りまとめていて、課題解決に向けての協働の場づくりを目指しています。

3.勝央健幸ラボにいただいたアイデアをご紹介

 参加された皆さんにお出しいただいたアイデアをまとめてみます。

1回目のブレスト(アイデア出し)
<地元企業を巻き込むには?>
・地域の企業の社員食堂ランキング→健康チェック
・企業の社内報でつながっていく(WEBならコストもゼロ)
・働く人と家族まで巻き込む昼飯旅
・お父さんの仕事を見てみるBBQ企画
・企業の作業着、ユニフォームコンテスト
・業務変革コンテスト(5Sコンテスト)
2回目のブレスト(アイデア出し)
<地元企業を巻き込むには?>
・企業対抗運動会
・企業マスコット対抗イベント
<住民を巻き込むには?>
・ワーケーションでリトリート(リセットする)ツアー
・駅や公園に健康器具を置いて身近に使える
・健康器具だけでなく、企業製品が置いてあって謎解きツアーみたいに巡る

 勝央町内では、「勝央工業団地オープンファクトリー」という工業団地のイベントも行ってきた実績があるので、企業連携から健康をテーマとした取り組みへ波及させていくのも面白そうだと感じます。また、観光資源が少ないという地域課題がありますが、企業に協力してもらうことで、企業PRと住民参加の両方が一緒にできれば面白いと感じました。

4.視野が広がり、エネルギーをいただきました

 行動的、活発な人の集まるBeyondミーティング、皆さんに真剣に考えていただくことで、新たなアイデアをいただくことができ、今後へのエネルギーとなりました。自分の周りの人とだけで考えていると、いかに無意識に視野が狭くなっているのか気づかされました。

 私は、今回の登壇にあたって前回の会にもいち参加者として参加しましたが、参加者として参加するのも、これもとても楽しかったです。他人のプロジェクトを聞いて良いところを伸ばすためのアイデアを考えることはとても楽しく元気になります。この場では実現可能不可能も一旦置いておいて無責任に考えることができるのは魅力だと思います。

 オンラインでいろんな人とつながりができるようになりました。いろんな人とゆるくつながりながら、時々刺激をいただきたいなと感じました。ありがとうございました!

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